「国民的議論」のあり方は?

第3回国会エネルギー調査会準備会のうち、エネルギー政策見直しに向けた「国民的議論」のあり方についての部分をまとめました。(途中) 動画 http://www.ustream.tv/recorded/22751452 の01:01:30頃から 続きを読む
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ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】植田:総合資源エネルギー調査会の基本問題委員会ではエネルギー基本計画の見直しをしているが、この見直しについて、選択肢は国民的議論で検討するということを言っている。じゃ国民的議論とはどういうことなのかが大変大きな問題でして、

2012-05-25 02:54:07
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】植田:もし皆さんも、国民的議論がパブコメやなんかミーティングをしたら国民的議論だと言われたらちょっと疑問に思うんじゃないかと思います。この点は大変重要な問題で、本当に国民的議論をすることがどういうことなのかということを

2012-05-25 02:54:20
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】植田:議論をきちっとしなければならないと思ってまして、この点について、今日は基本問題委員会の委員でもあり、この問題を系統的に研究、実践されている枝廣さんのほうから問題提起ということで報告お願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

2012-05-25 02:54:34
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:はい、ありがとうございます。国民的議論についてという資料をお配りしております。こちらに沿って、まず、問題提起をさせていただこうと思います。今植田先生からご紹介がありましたが、基本問題委員会の中ではおそらく一番生活者近い立場で

2012-05-25 02:54:54
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:委員を務めさせていただいているという認識を持っております。2つのエネルギーデモクラシーを目指して、まぁ勝手に副題をつけました。これは今回のエネルギー基本計画、エネルギー政策をもっと民主的に国民の声を反映して作っていこうという点と

2012-05-25 02:55:08
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:もう一つはエネルギーの議論を通じてもっと国の政策づくり、政治自体を国民の声を反映できるようなものにしていきたいと、ほんとに日本を民主主義にしてしたいと、そのような思いで活動してきております。

2012-05-25 02:55:22
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:まずは、3.11の後、色々な市民の方とお話をする機会が多くてすごく強く思うのは、おそらく皆さんもお感じだと思いますが、一般の人たちの間でエネルギーの我が事化が進んでいるということです。これまでは定期料金を払えれば、

2012-05-25 02:55:33
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:そのエネルギーはどこから来ているのか、 そんなに気にしなかった。払えれば使っていいんでしょうと。しかし3.11で、少なくとも首都圏のコンセントの先には福島があるということがわかって、やはり、自分でもエネルギーについて

2012-05-25 02:55:46
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:考えざるを得ないし、それを変えていくのも自分の責任だという認識をもつ市民、生活者がひじょうに増えています。

2012-05-25 02:56:01
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:右のほうに行ってもらって、エネかん会議の方で戦略に関して三つの基本理念というものを出しておられますが、その三つ目が国民的合意の形成ということになってます。客観的データを検証しながら、二項対立を乗り越えて、

2012-05-25 02:56:29
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:国民各層との対話を続けながら戦略を構築するんだということが基本理念として出ています。では果たして、今の基本問題委員会もしくはエネルギー計画の見直しはどうかというと私は、2つの問題意識ということで書いてあります。

2012-05-25 02:56:45
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:これは、私自身の問題意識なので他の基本問題委員からあとで、必要があれば補足していただけたらと思いますが、一つはこの基本問題委員会そのものが委員の代表性に大きな偏りがあるところで、選択肢案を作っているとということです。

2012-05-25 02:57:03
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:もう一つが選択肢はこれから作っていくわけですが、それを提示して国民的議論といっていますが、そのやり方について誰もわかっていないということです。で、最初の点ですが、右のグラフを見ていただくとわかるように。

2012-05-25 02:57:59
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:基本問題委員会には25人委員がおります。女性が4人しかおりません。国民の半分は女性ですがまず女性の代表性がひじょうに少ないということ。それから次のページめくって頂くと、次は年齢別であります。日本人口の60歳以上の割合は30%ですが、

2012-05-25 02:58:12
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:我が基本問題委員会の60歳以上の割合は64%です。40歳以下が一人もいない。つまり女性と若者の声がほとんど反映されていないという委員構成です。私は最初からこれを問題視していて、繰り返し委員を25人以上増やすのは難しいとしても

2012-05-25 02:58:27
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:例えば代表なりその声を委員会に届ける仕組みを作って欲しいとお願いしてきましたが、なかなかそれが実現してもらえなくて自分で勝手連的に女性のエネルギーに関する意見を聞くというエネ女のつどいを1月に行い、それから若者の声を聞こうという

2012-05-25 02:58:42
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:エネヤンのつどいというの3月に行いました。 エネ女の集いは100人近くの女性が集まって、ホントに暑い議論が、自分たちはこういう風にエネルギーを考えていきたいんだという声が聞かれました。先日京都の方で、京都の若者が中心なって

2012-05-25 02:58:57
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:エネヤンの京都版ってのをやってくれました。これは報告書それぞれありますのでご興味があれば見ていただけたらと思いますが、私が参加して大きく思ったのはエネルギー基本問題の委員会の方で出る議論は、例えばコストとか国際競争力とか雇用とか

2012-05-25 02:59:51
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:そういう言葉なんですね。しかしエネ女とかエネヤンの会議で出てくるのは命とか選択とか責任とか未来世代とかそういう言葉なんですね。両方大事と思いますが、例えば命とか未来世代への責任とかそういう言葉がほとんど出ないで

2012-05-25 03:00:04
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:選択肢が作られてしまう例えば、コストとか経済性などですね。それを重視して作られてしまっているというのが大きな一つの問題だと、私は認識しております。で、もう一つの選択肢を作った後の議論については、国民的議論ということですが、

2012-05-25 03:00:18
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:私がずっとこういう活動をしてきて、真の国民的議論に必要なもの。これを心技体というふうに整理しています。まず心の部分、 国民と議論すること、国民の議論を政策に反映することが必要だと、それが大事だと思う政治的な意思と、

2012-05-25 03:01:19
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:それからそれに応えようとする自分たちの考えをちゃんと作って発言していこうとする国民の意思これが心の部分です。次の技の部分、じゃそれをどうやってやるか、やり方、プロセス、スキル、そして体は、そういった場、チャンネルです。

2012-05-25 03:02:36
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:この後、他の国の事例を少し説明します。心技体それぞれに対応しようと、いろいろ各国も努力している事が伝わるかと思います。 他国のオープンガバメント、国民的議論の取り組み例ということで、まずその心の部分ですね。

2012-05-25 03:03:02
ニッカポッカノート @punirock

【120521第3回 国会エネ調準備会】枝廣:政府を開き、政治ないし政策を作る過程を国民に開いていこうということは、例えばアメリカイギリスオーストラリアこういったところでオープンガバメントという大きな流れとして起こっていますし、特にオバマ大統領は、パブリックエンゲージメント

2012-05-25 03:03:19
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