児玉氏:チェルノの場合、89年頃からベラルーシの医師が健康被害を発見したから問題になった。福島の場合、地域医療の充実が行われない中で甲状腺だけを調べてもだめ。時系列の中で調べないと、専門家は「まさか」といって受け付けない。その「まさか」をはねのける、地域の医療を作る必要がある。
2012-05-29 14:35:00鎌田医師:フリーラジカル=活性酸素、つまり老化現象。がんだけではない。動脈硬化、脳こうそく、高血圧、糖尿病、心筋梗塞などのリスクが、放射線を浴びることによって起こりやすくなる。
2012-05-29 14:36:39鎌田医師:チェルノでは25年経った今でも、新規の被曝者が少数でも出る。大事なことはホールボディカウンターできちっと測ること。被ばくしても安全な食べ物をとり続けることで正常化する。福島の子にこれだけのこと起こしたのだから、体、心、全体の病気を見ていく検診システムを作る必要ある
2012-05-29 14:40:14肥田医師:原形質のミトコンドリアが放射線で影響を受けると分かってきた。この変化は特定の疾病ではなく、すべての疾病の変化のもと。この細胞がすべての疾病を起こしやすくする。だから、いろんな病気が起こりやすくなる。
2012-05-29 14:43:16肥田医師:(通常の原発も)合法的に放射能を出している。日本国民で体内に入っていない人、1億3千万人の中で探すのは困難だろう。みんな体内に入っている。でもみんな死ぬとは限らない。今できることは1つしかない。生きていく力をもち、健康で長生きしようと勇気を努力を集中する。
2012-05-29 14:46:45児玉氏:放射能の被害を真剣に考えたお母さんたちが、日本の流れを変える漕ぎ手になっている。そこに感謝している。今の日本を変えているということに、誇りをもって進んでもらいたい。
2012-05-29 14:48:50「内部被ばくを生き抜く」予告編 http://t.co/9KgjTEey 「内部被ばくを生き抜く」鎌仲ひとみ監督によるPR動画 http://t.co/fpZ6a6gB
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