6/8 #同題ssBSR まとめ お題「子守歌」

#同題ssBSR 6/8のお題分のまとめです。 ざっとまとめただけです。誰でも編集可能ですので、追加・削除などご自由にどうぞ。 作品冒頭にある【 】内はCP表記です。ただし、全ての腐要素のある作品に記されているとは限りませんので、地雷のある方は注意。→http://j.mp/Kcy03q 続きを読む
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@nemptily

【天+金】夏の虫が囀る夜更け、眠れないと閨を訪れた年若い主君を天海は優しく受け入れた。膝枕をし、唄を歌ってあげましょうと甘く囁けば、珍しいねと主君は喜ぶ。が、髑髏を求めて戦場を彷徨う亡霊の唄を口遊むや否や、青ざめた顔で主君は嘆いた。もう眠れないよぉ、と。/子守唄 #同題ssBSR

2012-06-09 02:00:42
ポチッ☆ (九州醤油味) @potistar666

「私はぼうやではなく、良い子でもないので眠る必要がない」この男、以前より前髪が反抗的な形をしているが、今更ながらに遅めの反抗期を迎えたらしく。元就は犬の訓練士という職業の大変さを思いながら、睡眠導入剤として使用する為、拳を握った。 <子守唄> #同題ssBSR

2012-06-09 04:53:28
みるくss用 @milkss_ss

「光色さん、お昼寝しましょう」縁側で横になったお市殿がわしを誘う。「市がお歌を歌ってあげる」たまにはいいかと横になると、暖かな日差しと柔らかな歌声。辛いことなど何もかも忘れそうだ。「好きなだけ寝てていいのよ」眠りにつく寸前、お市殿の優しい声が耳に届いた。/子守唄 #同題ssBSR

2012-06-09 08:16:44
しがらき亮 @9812_ryo

【吉三】あの方の膝に頭を預けて転た寝したこともあった。回想しながら、三成は同じことを吉継に乞う。子守歌でも歌ってやろ。ああ頼む、半兵衛様のように。瞑目する三成は吉継の負の思いを知らない。われはわれよ、あの軍師ではない、ぬしを想う一人の男にすぎないのに。『子守歌』 #同題ssBSR

2012-06-09 12:01:19
. @ak_hako_00

【子守唄/かんこたかん】膝の上に頭を乗せ、前髪の間から目配せして。それを見た官兵衛はおう、と頷いていつものように子守唄を歌い始める。伝説の忍、と称される彼がこのようにして寛ぐことを知るのはきっと、自分だけ。指先で赤い髪を梳き、官兵衛は微笑むのだった。#同題ssBSR

2012-06-09 13:43:42
閑井嵩 @syusizu

【大谷と市】「眠れぬか第五天」「蝶々さんも…?」「うむ」「あのね…唄が聴こえるの。綺麗な子守唄…それなのに眠れないの。誰が唄ってくれているの…?」そうか。それは眠れぬであろ。名を呼ぶことも惑うほど、深く愛する男の唄では。<子守唄> #同題ssBSR

2012-06-09 18:03:00
みづき@避難先はプロフカードから @miduky_o

【市】もう眠っていいのだというけれど、よくわからないの。市は何かを忘れてしまっているの。だから、もう一度思い出さないといけないの。眠れないと駄々をこねた市を諌めるために歌ってくれた誰かの歌も、もう聞こえないもの。ね、もう一度歌って、――様。<子守唄> #同題ssBSR

2012-06-09 19:33:33
実田 @sanada_minoruta

毛利は小さい頃子守歌を歌ってもらったことがないらしい…俺はいつもは読んだ事もない書物を読み漁った。毛利が心地良くに眠りにつけるように…が慣れない事はするものではない。どうやら書物を読みながらうたた寝をしてしまったらしい…「貴様には書物が子守歌なのだな…」<子守歌>#同題ssBSR

2012-06-09 21:15:41
@kikei_666

【子守歌/三吉】ぎゃあ、とどこかで声がした。見れば頭蓋の割れた兵が数人奴の下に積もっている。耳元での残響音。悲鳴が眠さを誘発させる。「悲鳴を聞いて眠くなるとは、ぬしも奇っ怪な男よな」奴が笑う。悲鳴と笑いが交差する。ああそれだ。それこそが私を眠りに誘う唄なのだ。#同題ssBSR

2012-06-09 23:11:13
@AK_SSS

【いつき】頑張って歌ってみた子守歌も、効果無く。最後には、「とっととねるだ~はやくねろ~」と、もはや呪詛に近いものに成り果てている。ここまで強情な幼子は初めてだった。「きっと強い子に育つだよ。」引き受けた子守役に苦労しつつも、いつきは楽しそうであった。<子守歌> #同題ssBSR

2012-06-10 01:48:40
おやねこ 山あり谷あり @oyakesiroke

月の照らす天空とは対照的に地上は硝煙と血の臭いが漂う。負傷者の呻き声と溜息とが辺りを覆い辛うじて生きている者の生気をも容赦なく奪っていく最中…hash a bye hashaby 低く透き通る声が笛の音と共に響き渡り、皆知らず知らず涙した【子守唄】 #同題ssBSR

2012-06-10 10:10:56
@maytun28

【闇色】「闇色さん、哀しいのね……」魔王と呼ばれた哀しき女は、唯茫然と血涙を流す凶王の成の果てをふわりと包み込む。その抱擁は優美な母のそれにも甘美な恋人のそれにも類似している。まるで子守唄のような温もりを感じながら空虚な彼は深淵の微睡みへ堕ちていった。<子守唄> #同題ssBSR

2012-06-10 11:51:41
. @ak_hako_00

【子守唄/吉鶴】「かような時間に男の部屋を訪れることがどういうことか、いくら世事に疎いぬしでも知っていよう」「はい、もちろん!」そういうと、やや強引に大谷を膝の上へ導きぽんぽんと頭を撫ではじめる。「目、つぶってください。私の子守唄、よく眠れるって評判なんですよ」 #同題ssBSR

2012-06-10 14:11:55
澄夜@連絡用 @sumiya_utg

【双竜/"子守歌"】「小十郎、またいつもの聴かせてくれよ」「御意」子守歌なんてろくに知らない。でも、彼の笛の音色以上に心地良いものはないだろう。優雅で甘美な響きに、ゆっくりと瞳を閉じる。心が落ち着く。…もう、闇も怖くなんてない。「――おやすみなさいませ、政宗様」 #同題ssBSR

2012-06-10 18:23:16
閑井嵩 @syusizu

【大谷と孫市】「子守唄」「そうよ。第五天には愛しき男の其れが聴こえやる」「其れでは眠れぬな」「うむ」「貴様にも聴こえるのか」「我に聴こえるは不幸の子守唄よ。主はどうだ?」「我らの子守唄は戦場の弾丸だ」―そう言えば、あのからすは何と答えるだろうか。<子守唄> #同題ssBSR

2012-06-10 19:52:39
閑井嵩 @syusizu

【大谷鶴】「ドーン☆と任せてください!」そう言って唄い出した唄は確かに美しいが子守唄というには余りに賑か過ぎて。其を指摘すれば「ニコッと出来ればお市ちゃんも大谷さんも安心して眠れると思って…」「ヤレ主には敵わぬ!カナワヌなあ」鶴姫、と初めて名を呼んだ。<子守唄> #同題ssBSR

2012-06-10 20:06:44
数寄屋@鈍色スイッチ @suquiya

籠の中の鶴やら龍、さあ眠れ、久しく眠れ。いっそ物騒なまでの歌詞を、穏やかな唄につけてぼそぼそと歌いあげるそのさまは、普段なら勝手にやってくれ、であるが、自分の頭が彼の膝に乗っている今の状況だとそうはいかない。そっと手をとって口付けた。 #小十幸 <子守唄> #同題ssBSR

2012-06-10 20:30:06
数寄屋@鈍色スイッチ @suquiya

「どうぞ」「は?」「ですから、どうぞ膝へ。」「いや、なんでだ」「んー眠そうで御座る故。子守唄でもひとつ、と」「どうしてそうなる。だいたいてめえの子守唄は物騒すぎんじゃねえか、いつも」「…ねえ旦那達」「なんだ」「…いつも、って」「「察しろ」」「…ハイ」 <子守唄> #同題ssBSR

2012-06-10 20:32:54
こにゃ @chang_frog

【双竜】「小十郎、まだいるか」「はっ」「小十郎…」「傍らに控えておりまする」「こじゅうろ」「望まれる限り、ずっとお側におります」「I see...」笑みを含んだ囁きに、俺はまた、少しだけ眠れる。<子守歌>#同題ssBSR

2012-06-10 21:14:43
灰被り猫@宗麟好きだよ @haikaburi_cat

【サンリン】「…サンデー、明日にはザビー様の元へ行けるでしょうか」と、眠そうに呟く彼。「良いからもう眠れ…我の歌の効き目は短い」そう言う自分の膝上に頭を置く彼の頬を優しく撫でている自分の手に手袋がつけられていないのは、こんな夜、彼に歌を紡ぐ時のみだ。【子守唄】 #同題ssBSR

2012-06-10 21:19:24
閑井嵩 @syusizu

【学バサ松永】「―おやまた一人脱落かね。苛烈苛烈」教頭の特別授業。内容は興味深いがその声、抑揚、独特の間全て計算し尽くされ皆を眠りに誘う。一人脱落する度書き込んでいるあのノートは何なのか。(孫市先生オレに力を!)戦闘体制に入る慶次。授業終了迄後30分。<子守唄> #同題ssBSR

2012-06-10 21:51:57
安曇 @easycloud_

【子守唄/小十郎と梵天丸】「…申し訳御座いません」 傅役を命じられたこの男は頭脳明晰文武両道、その上立派な体躯の美丈夫と、腹が立つ程いい男だ。ところがこの男、揺籃歌の一つも知らぬと言う。縮こまった大きな身体を尻目に、俺は鼻を鳴らす。罰として、添い寝を命じてやる。#同題ssBSR

2012-06-11 16:20:06
忍成 @ltwosshi

【幸佐】温もりが去って狸寝入りが暗闇に目を開けた。始めは軽い気持ちだった、寄り添う体が刻む命の音を聞けばあの頃と同じに眠れるのではないかと。ところがどうだ、かつての子守唄は最早同じ意味を持たない。添い寝されて只眠るなど幼子じみたことが何故できようか。/ 子守唄 #同題ssBSR

2012-06-11 21:49:53
東露 @tooro_banbino

【子守唄/チカナリ】何を歌っても歌詞は違えど調子はずれの同じ曲になる。「…貴様は音痴か」手先も口先も器用な男が何たる事。呟くと「煩ぇ子供は黙って寝ろ」と目を塞がれた。ついでに軽く布団を叩かれ眠くなる子供の体。今生は我が生まれ遅れた。大人と子供では敵わぬ、口惜しや。#同題ssBSR

2012-06-11 23:03:09
🤿翠雨🐳🐬 @ao_suiu

政宗は子守歌を知らない。幼い頃眠れぬ夜に聞いたのは、傅役の奏でる笛の音だけだったからだ。なぜ歌でなく当時はそれほど上手と言えぬそれであったかと睦言の合間に問えば、歌は得意でないもので、と苦い顔。それがどうにも愛しくなって、政宗は右目の眉間に唇を寄せた〈子守り歌〉 #同題ssBSR

2012-06-12 00:59:04