20100626「公文書管理法の施行と史料保存利用問題のこれから」

主催:日本歴史学協会・日本学術会議史学委員会。於、学習院大学。山崎日出男「公文書管理法で何がどのように変わるのか」、佐賀 朝「自治体立公文書館の現状―大阪府・市公文書館の場合―」および質疑応答
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FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

回答続き。公文書館の専門家が確保できない。法律で書いたが実行できない、という事では困る。具体的にどうするか、研修等で強化していくのだか。公文書管理委員会で検討していく。現状はあと一年でやるべき課題が非常に多い

2010-06-26 16:22:21
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

司会者補足。各大学でアーカイブズを作っていくのが適切な処置だろう。事務は理解しているが実務上の困難がある。

2010-06-26 16:24:08
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

回答。34条は最終報告でも。何か書けるとすれば、ということでぎりぎりの範囲。審議のスケジュール、遅くとも秋には政令をだして、各省でも規則をつくる、政令はパブコメも。審議の公開、有識者会議は上川大臣の意向で全面公開になった。今回は他の審議会との関連で検討されていく。まだ不明

2010-06-26 16:30:24
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

回答続き。正直言って、有識者の時も、事務としては要旨と記者懇談のつもりだったが、大臣のリーダーシップが必要。前例と政治主導のあいだで。

2010-06-26 16:31:39
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

学習院の斉藤さん。管理のチェックや、集中管理についての現状はどうか?回答。新しい仕組みでこれからやっていく部分がある。政令になるかはわからないが、法律にはあるのでやっていく。集中管理は文科省・外務省でやっている。とくに外務省は問題が起こっているが、制度上は進んでいる。

2010-06-26 16:37:10
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

回答続き。廃棄については一定の実効性。できるだけ多くの資料を残したい。歴史文書については管理委員会に諮問して行うので。歴史的、は誤解を生むが、要は情報公開が今の国民に対する責任として、公文書管理は将来のという意味の歴史的、意志決定の過程をどう後世に残していくかが重要。

2010-06-26 16:47:47
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

学習院、保坂さん。大阪にも関連して、一条修正部分について。情報公開をはるかに超えた規定になっているのではないか。われわれも周知徹底に新しい工夫がいるのではないか

2010-06-26 16:51:39
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

回答。いまの指摘のところは、修正者の枝野氏も精神としては有効。実際には、公文書等という事で、消極的定義から広げたところ。画期的に広げたところ

2010-06-26 16:53:36
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

回答。役所的な感覚では修正案で新しいことを、とは思ってないが、政権交代の影響もあるかもしれない。

2010-06-26 16:55:05
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

佐賀報告の討論に。国文学資料館の青木さん。大阪については博物館・図書館の問題もある。公私の資料保存機関との関係という指摘を前提に、今の状況を。回答。市の博物館については指定管理が進んでいる。ネットワークの中核についても検討をしたい。府も話がすすんでいる状況

2010-06-26 17:00:12
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

私めの質疑。ウイングののばし方が違うのでは、問題の広がりを実効性にどう持っていくか。専門職員の配置の問題。回答。連携の広げ方が必要という認識に。懇談会のズレはある。今後長期にわたって検討するときに公文書の保存が問題になる。その点については当初の起点とはずれていくだろう

2010-06-26 17:08:03
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

回答つづき。市民社会のなかで過去の文書が使われる場合、歴史的・文化的という価値が加わるという部分を。個票のとりあつかいの部分については議論になったところ。価値の多様性の担保

2010-06-26 17:11:13
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

日経、松岡さん。大阪市は文書管理条例があるが、実際に機能していたかどうか。回答。条例の出来かたは、意味があるが、歴文指定自体はバランスが悪い。指定状況のやり方。作成主義は大事だが、原課では残らないのがありがたい、という意見も

2010-06-26 17:15:27
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

回答。作成時点で残さない、という懸念はある。歴文指定の体系の見直しと、今の市の管理条例の見直しをセットでしていかなければならない。

2010-06-26 17:17:40
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

司会者からの質問。管理法を受けての状況は?回答。市は認知しているがかなり慎重も。府も意識はしている。あと、国の公開基準はどうなる?山崎回答。まだお話できる段階ではないが、非開示の自由が今の3つから6つになっているので、非開示を今よりは増やさないようにしたい。担当者が悩んでいる

2010-06-26 17:20:58
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

司会者から、34条をどうしていくか、支援・連携の強化、の点では。回答。技術的には出張をしたい。研修の強化。この点はいろいろお話があるが、大阪府でも使ってもらっている。そういう点では十分ではないかもしれないが、多少のお役には。総務省と共同で文書を出したかったが。施行がタイミングか

2010-06-26 17:24:38
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

岐阜大学、森田さんに司会者が振る。昨年の話。13→4→5名。県民の声が。あり方の検討の委員会を要望。県直営の文化施設の構成の中で。反対の声があがらないと考えた部分を整理する。職員の支持が必要。大阪との基盤の差はある。どう構築していくべきか。現状の報告を

2010-06-26 17:30:53
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

学習院、渡辺さん。行政の原課の理解と協力を得るのはしんどいこと。管理法に対する各省庁の意識は?回答(山崎さん)。上川大臣のリーダシップ、倉庫の視察。趣旨に反対、というところはなくなった。うまく運用できる基準をつくれ、という状況

2010-06-26 17:33:55
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

保坂さん。人の問題が重要。条例に書かれているにもかかれているにもかかわらず、精神に実態がともなわない。いろんな障害がある。アーカイブズのことをいつも気にしているスタッフがいることによって、いろんな機会に動けることがある。一人でもいることが状況をかえる

2010-06-26 17:36:39
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

その成果にまなび、アゲインストのところに、力をあわせたい。最後は人。だれがどういう努力をするか、いろんなところでやっていこう。

2010-06-26 17:43:06
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto

これにてほんとうにお開き。

2010-06-26 17:43:15