不思議なもんでしたよ。俺の中の大部分、そして時代のほとんどがVF2大歓迎で夢中だったのに、俺の中のほんのちょびっとの残りカスが危機感抱いてた。
2010-06-27 01:15:59つまり、なにか勝負に出るとき、時代のメインストリームにばばん、と張るのも勿論アリなんだけど、敢えてその裏に張る、ってスタンスも確かにある。
2010-06-27 01:18:58ついに来たと思ったポリポリが、キャラの時代に持って行かれるかも…な、まさに時代の最後のスカしっぺ的、それこそ最終レース、君は何で勝負する?みたいな。そんな、時代に取り残されたメカ者の焦燥感。
2010-06-27 01:21:34正直、もうウジウジするのに辟易してた。それこそ日中のカマシ#1にあるように、メカとか、ロボとか、トミノとか…94年時点、この辺にまつわる言説、蘊蓄は今と同等、あるいはそれ以上に掃いて捨てるほどあった。停滞してた。でも俺的には、全部が全部、どうでもよかった。払拭したかった。
2010-06-27 01:25:30正直、手に入れたかったのは、80年代に醸成されたはずの、メカならでは、ロボならではの死ぬほど爽やかなドライブ感、伴走する寂寥感。これをビデオゲーム、ポリゴンに落としこむ、その一念だった。これだけだった。
2010-06-27 01:26:40もう、ドラマも欲しくなかった。そんなものは、あと10年もすれば解体されて、ただのデータベースになって、つぎはぎ的紙芝居ばかりが垂れ流される、そんな時代になっちゃう的諦念も、当時はあった。
2010-06-27 01:28:51でも、頼みのガンダムはW、Gと続いて、こちらでもキャラの波が凄かった。そして困ったことに、俺的には、心のメジャーな部分ではこの潮流を歓迎しつつ、裏の危機感も大増幅して臨界だった。
2010-06-27 01:39:40そしたら、正直、社会人的建前なんてどーでもよくなった。社長とか常務とか部長とか、なんかそういう偉い人…ていか、たまたまその時点で会社から借り受けてる立ち位置からあーだこーだ言われても、気にならなくなっちゃった。
2010-06-27 01:45:07心の痛みをたたきつけられるのが、ポリゴンぐらいしか無かったというのはお寒い限りだったが、でもとにかく贅沢いってる場合ではなかった。
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