欧州選手権での共催に日韓W杯は貢献したか

小倉弁護士の「今回のユーロが、ポーランドとウクライナで共催できたのは、ワールドカップを日韓で共催したおかげなんだな」という発言から始まった会話をとりあえずまとめてみました。 なお読売新聞2000年5月10日の記事「[初の共催ユーロ2000](上)オランダとベルギー 組織委はひとつ(連載)」 から一部を抜粋すると … 続きを読む
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小倉秀夫 @Hideo_Ogura

今回のユーロが、ポーランドとウクライナで共催できたのは、ワールドカップを日韓で共催したおかげなんだな。あれ以降、単独ではビッグイベントを主催できない小国でも、隣国と一緒にビッグイベントを主催できるようになった。ま、当時から日本には単独でビッグイベントを主催する能力はあったにせよ。

2012-06-13 01:06:18
大騒動(めへへ。)aka chousan07 @yagihexe

@Hideo_Ogura だいたい同じ時期ですが、欧州選手権に関しては2000年のベルギー&オランダが先でした。

2012-06-13 01:09:27
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

ただ、一つだけ指摘。2002W杯の日韓共催が欧州勢の支持で1996年に決定したのは、ユーロ2000が既にオランダ・ベルギー共催と決まっていたため。 RT @Hideo_Ogura ユーロが、ポーランドとウクライナで共催できたのは、ワールドカップを日韓で共催したおかげなんだな。

2012-06-13 08:46:05
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

大会の評価は個人の自由だが、今回のユーロ共催は日韓W杯の結果というのは明確な誤り。むしろ、統合が進んでいたオランダ&ベルギーの感覚でUEFA諸国が共催提案を支持した結果、事実上の「日韓分催」となり、以後のW杯では共催立候補が不可となったのだが。 @Hideo_Ogura

2012-06-13 08:52:23
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

ポーランドとウクライナは統合なんて進んでいないと思うんだがね。RT @REDCAP_21: 統合が進んでいたオランダ&ベルギーの感覚でUEFA諸国が共催提案を支持した結果、事実上の「日韓分催」となり、以後のW杯では共催立候補が不可となったのだが。 

2012-06-13 08:53:50
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

ポーランドとウクライナ(特に西部)は元々「ポーランド・リトアニア大公国」という枠組みですが。少なくとも、両協会や大会公式サイトの中で、今回の共催に「日韓W杯」が寄与したという話は不在で、オランダ・ベルギーや、前回のオーストリア・スイスが前例です。@Hideo_Ogura

2012-06-13 08:59:53
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

それを言い出すと、日本と韓国も、旧大日本帝国ですが。RT @REDCAP_21: ポーランドとウクライナ(特に西部)は元々「ポーランド・リトアニア大公国」という枠組みですが。

2012-06-13 09:01:01
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

スイスとオーストリアの関係って、ベルギーとオランダの関係より、韓国と日本の関係に近いんじゃないかね。

2012-06-13 09:50:17
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

ご意見は承りますが、@Hideo_Oguraさんがまず手がけられるべきは、「日韓W杯のおかげでユーロのポーランド・ウクライナ共催が実現」という明確な事実誤認の修正でしょう。 RT スイスとオーストリアの関係って、ベルギーとオランダの関係より、韓国と日本の関係に近いんじゃないかね。

2012-06-13 10:16:14
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

小倉秀夫さん(@Hideo_Ogura)のご意見には賛同でき(公明党によるダウンロード非合法化問題とか)、勉強になる部分も多くて、だからフォローもさせて頂いておりますが、このような強弁は不毛で、思索の深化や支持の拡大を阻害するのではないかと危惧します。

2012-06-13 10:19:35
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

オランダ・ベルギー共催の方が時期的には先でしたが、オランダとベルギーのような一体性の高い国で共催できたから、スイス・オーストリア、ポーランド・ウクライナでも共催可能と考えられるってわけではないよね。のRT @REDCAP_21:

2012-06-13 10:49:07
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

実際、スイス・オーストリア共催の時は、日韓W杯が先鞭となったとの記事が結構あったわけで。RT @REDCAP_21:

2012-06-13 10:49:20
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

では「結構あった」出典をお示し下さい。少なくとも、スポーツメディアの片隅にいて、オーストリア・スイス共催が日韓W杯に倣ったという話を聞いた事はありません。 RT @Hideo_Ogura 実際、スイス・オーストリア共催の時は、日韓W杯が先鞭となったとの記事が結構あったわけで。

2012-06-13 11:00:49
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

紙メディアでさらっと読んだものは残していないので、ごめんなさい。RT @REDCAP_21: では「結構あった」出典をお示し下さい。

2012-06-13 11:02:47
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

新聞、それ以上に雑誌の記事は「書き流し」が多いので、それは仕方ないと思います。ただ、少なくとも反論をされる時、「結構あった」はずの出典を一つも出せないのは減点ですよね。 RT @Hideo_Ogura 紙メディアでさらっと読んだものは残していないので、ごめんなさい。

2012-06-13 11:06:22
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

厳密に言われるとそうですが、論文や準備書面を書くわけではないので、「手元に資料を集めてから呟こう」というインセンティブが沸かないのです。RT @REDCAP_21: 少なくとも反論をされる時、「結構あった」はずの出典を一つも出せないのは減点ですよね。

2012-06-13 11:10:39
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

繰り返しですが、@Hideo_Oguraさんには賛同する部分も多いので、こういう不毛な議論はしたくないのです。ただ、自身の知識に対する無謬性という錯覚と過度に攻撃的な弁論は、結果としてご自身だけでなく、その主張自体も危うくし、もったいないという危惧を抱いたので、書きました。

2012-06-13 11:10:55
大騒動(めへへ。)aka chousan07 @yagihexe

うーん、やっぱりおぐらせんせー、ちょっと軽率だったような。オランダ・ベルギーが一体性高いかどうかはともかく、日韓は欧州とかから見ればまさに「似たような二国」だと思うし。当時はむしろ共同開催の先駆的存在としてベルギー・オランダを見ていたよ。

2012-06-13 11:18:09
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

お互いに文献を提示していない場合に、私だけが文献を提示していないことを非難されるというのはよくあることだなあ。

2012-06-13 11:22:21
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

私は@Hideo_Ogura さんほどの肩書も名声もございませんが、サッカーでの専門性には自負があります。また、@sweets_streetさんの御言葉通りで、『「きちんと調べる」「根拠がないことは言わない」のが学者の建前』では。大学の教員として小倉さんに御一考頂ければ幸いです。

2012-06-13 11:22:59
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

他者を非難する場合などにおいては慎重に発言する必要があるにせよ、そうでないものについてまで文献を手元に置いて呟かなければならないというのも大変だ。

2012-06-13 11:23:36
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

匿名と決め込んで好き勝手に書き飛ばすアカウントならまだ分かります。ただ、@Hideo_Oguraさんは役職も含め実名を出され、かつインターネット表現の問題はまさにご専門なのですから、ご自身の発言の慎重さはご考慮されるべきではないでしょうか。

2012-06-13 11:31:51
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

縛りがかかって面倒だとお考えになるのも分かりますが、それが「言葉で生きる人間」の「矜持」であり「社会的責任」ではないでしょうか。@Hideo_Oguraさんはそうお考えではないかも知れませんが、少なくとも私はそう学んでいますし、それはご自身の主張への共感を拡げるはずです。

2012-06-13 11:39:05
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

今回の件はこの辺で収拾。小倉さん(@Hideo_Ogura)の「今回のユーロ共催は日韓W杯のおかげ」という発言に明確な根拠はないと示せれば十分で、私には小倉さんを非難する意図はない。そもそも、このアカウントではサッカー話は控えるはずなので。

2012-06-13 11:49:19
NAKANISHI, Masanori @REDCAP_21

ただ、サッカーファンの一人、かつある意味で日本サッカーを代表する立場になった人間として、事実誤認や謂われ無き攻撃には反論する。それが本職での研究や人間関係に支障を来したとしても、「サッカーの敵」との対決に怯む訳にはいかない。それが自分に課した責任だ。

2012-06-13 11:54:32