音楽の暗示

まとめました。
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  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 05:28:05
    04C0h 暗1:表現には明示表現と暗示表現がある。読んで字のごとし、なのだが、現実にはもう少しややこしい。実効的には明示とは意識されるものを、暗示とは意識されない(が影響を及ぼす)ものを指す。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 05:33:10
    04C1h 暗2:個人により聴こえるものは経験や知識により異なるので、絶対的な意味において明示と暗示の区分はできない。また厳密には個人についても、対象(例えば、ある楽曲)を聴く回数により、暗示と明示の境界は変化していく。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 05:38:00
    04C2h 暗3:作曲家や制作者によっては、キャッチーにとか、深遠にとかを作り分けることができる者がいるが、その手法の多くは、この境界の移動を利用したものだ。 だからといって、その作曲家や制作者が、それを意識的に行っているかは不明。私は意識的かつ計画的。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 05:49:22
    04C3h 暗4:つまりはじめて聴いたときの印象や学習は、2度目に聴いたときには1度目よりも、より深いところまで聴き取ることを助ける。意識は明示的部分をより聴こうとするが、ときに暗示はその手助けをする。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 06:03:12
    04C4h 暗5:聴き取る回数や記憶・印象の反芻によって、その境界はより明確になることが多い。明示的要素と暗示的要素の「平行度」を調整することで、聴こえるものが回数ごとに変化すように制作することも、逆に初期の聴き取りで効力を発揮するようにすることも可能なのである。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 06:10:37
    04C5h 暗6:CDなどの録音物を聴くときには、これが如実に表れるが、これは同一のものを繰り返し聴くことによって生じるもので、同じ楽曲、同じ演奏者と言うだけでは生じないことが多い。実は「同一のものを繰り返し聴く」ということについて、音楽理論はサポートしていない。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 06:14:16
    04C6h 映画やドラマで使用される効果音楽では、音楽そのものが暗示的なものとして扱われる。ちなみにその音楽に「歌」がついている場合は、明示的と考えられ、映画やドラマの本編の中で歌付きが使用されることはめったに無い。効果音楽の機能を逸脱するからだ。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 06:18:45
    04C7h さらに音楽を利用するスポーツ競技、例えば、アイススケートの競技では、歌は採点に暗示的に作用することから禁止されている。米国では音楽そのものが強い暗示を持つという見解から、報道番組で効果音楽を使用することそのものが禁止されている。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 06:22:33
    04C8h 暗9:日本でも識者の間では、音楽の暗示的煽動性から、報道番組では自主規制があるが、一部の番組(報道ステーション)などでは用いられ物議を醸したこともある。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 06:24:56
    04C9h 暗10:音楽は音楽以外のメディアと結合すると、音楽そのものが暗示となってしまうのである。が、歌は例外(明示)。コーラスは暗示と見なされることが多い。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 06:34:11
    04CAh 暗11:どこからが暗示で、どこからが明示なのかは、このように流動的ではあるが、暗示の力が、人々の思考を制御し、印象を変化させ、煽動するほどのものだから、このような使い分けがなされるのだ。 意識させないから強力なのであり、ときに危険なのである。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 06:42:27
    04CBh 暗12:DVDソフトの5.1ch音声では、多くの場合、台詞はセンターから、効果音楽はフロントL/Rのように、音の出口が決められていることが多いので、該当出力をカットすることで、効果音楽を外し台詞と効果音だけ、あるいは逆に効果音楽のみにして、効果を確認できる。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 23:51:35
    04D0h 暗示についての連ツイ、暗示の複雑さややこしさがうまく伝わればよいのですが。政治だって使いまくりだし、とくに震災や原発事故、その後のキャンペーン。心理操作を見抜けるように訓練しないと、生き残れませんぜ。よーく経緯を思い出してごらん。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-05 06:45:52
    04CCh 暗13:そんな鑑賞方法が正しいかどうかは論じないが、自分の中に生じた印象や効力を、手にとって眺めてみることは、無意味ではないし、より深い鑑賞の手助けとなるかもしれない。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 04:31:32
    05E9h 暗15:海外では芸術の暗示性について論じることは常識。ポップスにおいても。どこまで紐解けるかは妄想にも近いが、無意味ではない。また、定型のようなものもある。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 04:39:53
    05EAh 暗16:例えばフレーズはフレーズを暗示。もはやお約束な映画音楽のフレーズ。「死の暗示」ド・シ・ド・ラ・シ・ソ・ラ・・・・原典はフランツ・リストの「死の舞踏」。さらにその原典はグレゴリオ聖歌/Dies irae(ディエス イレ)。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 04:42:29
    05EBh 暗17:これを含む組曲、レクイエムは、作曲家なら誰しも書きたい。一番カッコイイフレーズを投入すること多し。モーツァルトだって。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 04:47:04
    05ECh 暗18:で、フランツ・リストのそれは、あらゆる映画に頻出。フルで出てくることもあるが、大抵は4音~5音匂わせる。黛敏郎だってはまりまくり。あっしが知る限り最初は映画「天地創造」で、アダムとイブが楽園を追放される場面で。その後大阪での万博パビリオン用の曲では狂ったように
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 04:51:58
    05EDh 暗19:天地創造での活用は洒落ている。楽園の追放により、死を獲得するわけで・・。ハリウッド映画では無数に。スピルバーグ「激突」をはじめホントに無数。暗示と言うより、もはや記号。死は平等に訪れるのか。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 05:00:45
    05EEh 暗20:「雨に歌えば」だって、時計仕掛け→ジーン・ケリーだが、その原典はもっと古いミュージカル映画でのノアの洪水を題材にしたもの。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 05:02:00
    05EFh 暗21:映画「雨に歌えば」は示唆に富んでいる。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 05:08:27
    05F0h 暗22:何が暗示とするかは様々だが、録音の現場でほとんどイタズラのりで。シャレ(隠喩?)から、逆回転のメッセージまで。ラテン語から派生した言語の多くは、表音型であるため、逆回転で録音するとそれなりの意味や暗示の効果が。 
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 05:10:55
    05F1h 暗23:この逆回転のメッセージ、日本の逆さ言葉とはニュアンスが異なる。その名のとおりBACK WORDで逆回転の意味。カトリックでは悪魔が囁くときの言語。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 05:14:43
    05F2h 映画「エクソシスト」では祓い師がテープの逆回転で解読するシーンがあるが、、、。バックワードは子供の遊び。アナグラムもおそらくこれから派生。日本のような表意文字型の言語では、遊べない。一度ローマ字表記にしてから。
  • 宇都宮泰 @utsunomiaa_com 2012-06-09 05:18:09
    05F3h 暗25:バックワードが本当に暗示になるかは不明だが、70年代以降、バックワードをこっそり忍ばせたレコードが多かったことは事実。ニューヨークの人気ラジオ番組のひとつでは、ヒット曲を前編逆回転で聴くコーナーがあったほど。それほどまでに制作者にとって暗示は魅力的。

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