四の舟×おろし丸によるスケッチブックリレー小説　青い鳥～なんじゃかんじゃラリー～

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 鳥ちゃんと付き合って三年くらいたって、少し悪ノリした青くんが……そうさな、メイド服を買ってきて「着てくださいっ！」って言ったら、鳥飼さんから回し蹴り食らってしまうような情景が浮かんだ。

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 鳥飼さんの回し蹴りか……

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 鳥飼さんがそういうツッコミを入れられるくらいの仲にはなっているんですよ…！

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 回し蹴りを食らった青くんが目を上げると、「じゃあ、青くんもこれ着て…」と頬を赤らめながらおずおずとサッカーのユニフォームor野球のユニフォームを差し出すと…

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@Knightou @KurobaneP 「……なんで、ユニフォームなんですか？」「えっ……いや、だってほら、そのす…」「す？」「…す、好きな人が、男らしい格好してくれると、普通にうれしいじゃない…」「鳥飼さん………僕もそれは同じなんですが、回し蹴りされましたけど…」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「じゃあ、着ちゃいましょうか！」「あっ、それはごめん、いやなの」　orz

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「…それなら、私がこれを着て、青君がもってきたそれをきればいいんじゃない？」「なんでそうなるんですか」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「えっ、だって青くんって女の子の服装似合うから…」「いやいやいや。僕はハードボイルドの似合うべき男であるはずですが」「ううん。青くんはむしろドレスを着て、白馬に乗った王子様にお姫様だっこされている方が似合いそうな気がするの」「待った！」

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「誰が王子様やるんですか？！鳥飼さんじゃないですよね！」「えーっと……」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「……部長さん？」ガラッ「青くん待った！どこへ行くの！？」「もう生きていける気がしないので飛びおります！離してください！」「飛び降りるってここ一階だけど…」「…いっそお姫様だっこされるなら葉月さんの方がいいです…」「そう、なら…」　ヒョイ

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「え！？」「…青君ぐらいなら……支えられるから」「…足プルプルじゃないですか」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「…青くん」「はい？」「やっぱり青くんかわいいわねえ…」「…いや、あの、犬男を抱きしめた時と同じ表情をされても反応に困るんですが…」「青くん、絶対前世は犬だよね。小型犬で」「僕犬扱いですかっ！？」

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「…いや？」「いやとかいやじゃないとかそういう問題じゃないと思うんですけど」「……青君、わがままだね」「だから……」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「…僕は恋人なんじゃないんですか？」「もちろんそうだよ。だから、こんな風に接することもできるんじゃないの」「……葉月さんってほんと…」「なに？」「いや、心を許した人のそばにいると、変わりますよね」「そりゃあ、青くんの彼女さんですもの」

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「……葉月さんって、ずるい人ですね。」「そう？」「…ええ、ずるい人ですよ。」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「……ひょっとして酔ってますか？」「酔ってないよ」「そうですか…」「青くんには酔ってるけどね」「わかった！！　葉月さんお酒飲みましたね！？」「そんなことないよ～。カルーアミルクってミルク飲んだだけだよ～」「それお酒、っていうか僕の酒！」

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「……酔った私は、嫌い？」「いやどんな葉月さんでも好きです…けど！」「けど？」「……やっぱり大好きな人には、ちゃんと思いを伝えたいんです。」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「…大丈夫だよ」「どして？」「だって、青くん。私の事『葉月』って呼んでくれてるじゃない。青くんが名前で呼ぶ人って、梶原さんくらいだもん」「…わかりますか」「女の子ってね、男の子以上に好きな人のいろんなところを見つけることができるんだよ？」

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「……本当に、ずるい人ですね、葉月さんは。」「何度目？」「こんなに僕を好きにさせるんですから、何度でも言いますよ」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「じゃあ、私も言い返しちゃおっかな」「なんて？」「青くん、だぁーいすきっ！！」「うわっ、ちょっとギュッとされるとバランス崩しちゃいますよ！？」「いつだって私の心は青くんにかき乱されてるから全然大丈夫～！」

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「そ、そういうことじゃなくて、うひゃあ！？」　どてんっ　「……大好き」「…はいはい」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「ほんとに私の事、好き？」「なにをいまさら言うんですか…」「どうなの？」「…好きですよ」「どのくらい？」「ずっとそばにいたいくらい」ムギュッ「…もー。青くん甘えんぼなんだからー」「好きな人を抱きしめることができるのは、恋人の特権ですから」

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「えへへ、じゃあ私も～」　ムギュッ　「……」「ん…」「葉月さん。」「……ん、良いよ」

四の舟（よつのふね） @YOTSUnoFUNE

@KurobaneP @Knightou 「ん…」「…ん」　　「青くん、キスがうまくなったね」「そうですか？自分ではよくわからないんですが…」「初めてのチューは壮絶な歯と歯のぶつかり合いだったもんね～」「…恥ずかしいからやめてください」「なんで～　私のファーストキスなんだよー」

焼き鳥Ｐ @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE @Knightou 「…それ言ったら僕だってそうだったんですけど」「……ん」「んー……（まだ言いたい事はあったのに…）」