川口有美子さんの「6歳児脳死臓器提供」についての見解

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川口有美子 @ajisun1208

6歳児脳死臓器提供。親の重い決​断、子を死に手放すことが「善意」とされる。その裏に重​い障害を持つ子に長く生きられては自分たちが困るという​親のどす黒い利己主義が隠れていることを忘れてはならな​い。障害者差別がいわば「善意」「社会貢献」に形を変え​て絶賛されるのが脳死臓器移植。

2012-06-16 08:48:33
川口有美子 @ajisun1208

本人の同意がない小児の脳死臓器移植には問題がありますね。報道の仕方にも問題がある。医学的科学的な説明ができない。低酸素脳症から一気に臓器提供を決意するのはどうかな。植物状態の人からも臓器取れるでしょう。これじゃ。@ryutoyanagi 臓器移植により助かる命もありますし。

2012-06-16 09:19:01
川口有美子 @ajisun1208

6歳臓器摘出:同病院によると、男児の家族に7日「重篤な脳障害を来しており、回復が難しい」と説明。その際に家族から臓器提供の意思が示されたという。9日になって「脳死という状況に近づいている」と家族に話した。記者会見した井上博病院長は、7日の時点で「脳死という言葉は使っていない」

2012-06-17 19:31:47
川口有美子 @ajisun1208

これでは脳死前の、「重篤な脳障害」で治療停止による臓器提供が家族側の希望gとして提示されたことになる。脳死後に家族は提供を申し出るならまだわかるが、かなり早まった決断。6歳児への適用で脳死臓器移植は「滑り坂」どころか倫理的に急落下してしまったことにならないか。

2012-06-17 19:36:08
川口有美子 @ajisun1208

脳死する前に、家族が臓器提供を決断して、申し出たらいけません。病院も家族の意思を尊重して(臓器も欲しいし)、救命治療を差し控えてしまうかもしれないからです。

2012-06-17 19:42:55
川口有美子 @ajisun1208

「脳死」臓器移植。我々はどんな形であれ人の命を奪うことに慣れてはいけないと思っている。科学的医学的洞察力をつけ、命のリレーの意味を問い続けたい。http://t.co/762qvSWy

2012-06-17 22:02:38
川口有美子 @ajisun1208

@keikosugimoto  ここです。河北新聞15日http://t.co/ytgR5Ris 他社の報道ではどうなのかな。みてみます。

2012-06-18 12:32:58
川口有美子 @ajisun1208

@ajisun1208 @keikosugimoto  さらに詳しいですが、やはり臓器提供が「先」ですね。 http://t.co/WXhwN3cY

2012-06-18 12:34:04
川口有美子 @ajisun1208

ALSでも呼吸器を付けたくないと言ったら最後、少量からモルヒネが処方されだんだん増量されていく過程が緩和ケアとして普通になってしまってる。低酸素脳症時に、脳死になったら臓器を提供しますと家族が言えばおのずとそっち方向に治療がシフトしていっても不思議ではない。

2012-06-18 14:15:03
川口有美子 @ajisun1208

@ajisun1208 このケース、家族に初期どのような説明が行われたかが気になるし、低酸素脳症の程度によりけりだが、社会復帰している人もかなりいることを考慮するとやはり早すぎたとしか考えられない。「「脳死」の恐れ」が出る前に臓器提供を親が申し出てしまってる。

2012-06-18 14:18:22
川口有美子 @ajisun1208

小さな子のいるメディアの人は、なんでその子が低酸素脳症になったのか調べたらいいです。ここをほったらかすとどの子も来週には他人の臓器になる危険性が拡大する。治療が間に合わなかったのか。高齢者やALSでは低酸素脳症はよくあること。素人には治療のタイミングがわからないから。小児なのに。

2012-06-19 06:13:10
川口有美子 @ajisun1208

いのちのリレーの美談が、ドナーの子がなぜ重篤な障害になったのか、わからないように蓋をしてしまう。でも死なされた子が調べて欲しいと言っている。ALSの低酸素脳症は医療システムの不備によって、作られていると言ってもいいケースが多いから。

2012-06-19 06:15:54