aiko再評価〜弾き語りカバーに垣間見えるaikoのええところ
- deli_hell_me
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【aiko再評価】もともと「花火」がええ曲だってのはあったわけですけれども、まあそれだけという状態で約13年来たわけですよ。
2012-06-25 00:55:50【aiko再評価】あとは時々ナイナイのオールナイトニッポンに新曲の告知で出てはそこそこ汚れて帰っていく潔さ。
2012-06-25 00:58:43【aiko再評価】というわけでデリ ヘル美にとって唯一「花火」がaikoの音楽性を担保しているような状態だったところにどかんときたのがこれだ。弾き語りの「花火」や。http://t.co/kQs6IO6z
2012-06-25 01:04:08【aiko再評価】ナイナイとからんでそこそこ汚れて帰る以外にaikoのええところがよくわかってなかったんですが、なんと言っても声のつや、技巧に走らず素直に曲のよさを引き立てる声色がええわけです。
2012-06-25 01:11:37【aiko再評価】そんなaikoの声色が生きているのが他人のカバーなわけや。というわけで取り急ぎ聞いていただきましょうスピッツ「チェリー」のカバーや!http://t.co/bxMuXfDj
2012-06-25 01:15:58【aiko再評価】若干やりすぎwな点もあるとはいえ、シンプルに輪郭をなぞっていくようなaikoの歌声で、楽曲のよさが改めて際立っていく感じがしますね。
2012-06-25 01:17:58【aiko再評価】そしてもう1曲、B'z「いつかのメリークリスマス 」のカバーを聞いていただきましょう。http://t.co/mr91ntVq
2012-06-25 01:22:21【aiko再評価】100パー地味なカバーですが、愚直に丁寧に楽曲の輪郭をなぞっていくことで楽曲の本質を探り、熱によって昇華させるかのごとく楽曲の魅力を立ち上らせています。
2012-06-25 01:25:23【aiko再評価】なんら派手な部分がないだけに、この声色はまるで真面目な小悪魔のようです。
2012-06-25 01:27:13【aiko再評価】さて、aikoのよさは、その声で楽曲が本来持つ魅力を改めて立ち上らせる点であることを確認した上で、こちらを聞いていただきましょう。ユーミン「春よ来い」のカバーや!http://t.co/TBiDyCVy
2012-06-25 01:31:45【aiko再評価】この曲はユーミンのバージョンでその魅力を十分堪能できるわけですけれども、一度aikoのカバーを聞いてしまうと、何と申しましょうか、あぁ、しがみきれてなかったな、と思わざるを得ないわけです。ユーミンをもってしても「春よ来い」のポテンシャルを生かし切れてないな、と。
2012-06-25 01:36:30【aiko再評価】ユーミンの「春よ来い」は、アクと重量感が抜けきらないユーミンが歌ってしまったが故の悲劇とも解釈できます。腹をくくり切れてないユーミンにはまだ早かったわけです。
2012-06-25 01:44:17【aiko再評価】しかしaikoはカマトトとうしろ指をさされることすら恐れていないかのように、奇をてらうことなく、見えているものに忠実に、ゆっくりとしたテンポで探るようにこの曲を歌っています。
2012-06-25 01:48:05【aiko再評価】その結果、「春よ来い」の本家ユーミン版では感じることができなかった、本来楽曲が持っているはずの素朴さや木訥さ、恐らく時代のトップランナーだったユーミンには当時まだ出すことができなかったものがしっかりと立ち上っています。これぞaikoの真骨頂や!
2012-06-25 01:51:59【aiko再評価】aikoのよさは、楽曲が本来持っている魅力や隠れた魅力を、そのつやのある声で改めて丁寧に、ストレートに提示するところやなと思うわけです。いいシンガーソングライターはほぼ間違いなくみな丁寧なんですよね。
2012-06-25 01:56:25【aiko再評価】楽曲の魅力を引き立てる、という意味では、楽曲が向かっている方向に後押しする、元々あるベクトルと同じ方向に力をプラスする、というイメージですね。
2012-06-25 01:59:01【aiko再評価】そういう意味ではaikoは模範的な先生という感じですね。余談ですけど楽曲をカバーすることで元の魅力とはパラレルなものを立ち上がらせるタイプのカバーをどーぞ。奥田民生がカバーした「タイミング」や!http://t.co/iRVOotxD
2012-06-25 02:02:59【aiko再評価】aikoのような先生に息苦しさを感じる生徒もまたおるわけで、そういう生徒のシェルターになるのがこういうタイプの先生ですね。「タイミング」はオリジナルが十分にええ曲なんですが、このカバーはオリジナルのよさに立脚しながらまったく別なものになっています。
2012-06-25 02:06:03【aiko再評価】aikoと奥田民生によるカバーをそれぞれ聞くだけでもずいぶんタイプが違うし、これだけで十分個性的で多様な感じがしますね。人間は本来個性的で多様なもんなんでしょうね。
2012-06-25 02:09:59【aiko再評価】 つやめいた声とピアノ弾き語りという点でだいぶひいき目に見てますけれども、aikoにはぜひカーネギーホール・コンサートならぬ(幻の)フェスティバルホール・コンサートですばらしいカバーの数々を聞かせてほしいものです。
2012-06-25 02:14:12【aiko再評価】長々とお送りしてまいりました「aiko再評価」、どっちがどっちかわからんやろがい!aikoとKiroroがいっしょに歌う「好きな人」でお別れや!それではみなさんええ1週間をお過ごしくださいませ。http://t.co/b6eNDYB6
2012-06-25 02:20:16【aiko再評価】最後にやっぱセルフカバー最強ってことで、夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろしながら「花火」でお別れでっス!http://t.co/kQs6IO6z
2012-06-25 02:28:19