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【6/23】テーマ:熱【#同題ssTB】
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oobisukeoo
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「熱っ」小さくもらしたバニーが慌てて水を飲む。小さな子みたいで可愛い反応。ごめんなー、それ見んのが好きで猫舌気味のお前にあつあつグラタン出しちゃった!心の中で謝りながら俺も一口!「あっちぃぃぃぃ!!!」 <熱> #同題SSTB
2012-06-23 10:29:48![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「こんなとこで寝ないでよ、タイガー。邪魔」ベンチの上に横たわった体に。「あ、悪ぃ、悪ぃ」起きてできたスペースに、座ってボトルから水分を取る。掛けたところが、残った体温でじんわりと温かくて。「おい、なんか、顔赤くないか、カリーナ」うるさいな、ほっといてよ!<熱> #同題ssTB
2012-06-23 10:33:48![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
【空虎空】「何とかは風邪をひかないはずだよな」「…馬鹿だと言いたいのかい」「びしょ濡れで帰ってきやがって」「ふふ、こんなに熱が出たのも久しぶりかもしれない」「病人は大人しく寝てろ」「…君の手、冷たくて気持ちいい」さっき氷水で冷やしてきたなんて言えるかよ、馬鹿。<熱>#同題ssTB
2012-06-23 10:36:32![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「あんな男止めなさいな。分かってんでしょ、アンタだってもう子供じゃないんだから」「分かってるわよ! ……わかって、る、わよ……」頬を伝う、コチラが火傷しそうな位熱い涙に、アタシを見つめる真剣な眼差し。ブルーローズ、本気なのね。あの男に、相当熱を上げてるのね。<熱> #同題ssTB
2012-06-23 10:37:15![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「残念だけどむこうかしらね」操る炎はあちらのが上。うなだれた少女の頭をなでながら、でもっと言葉を続けた「あたしはもっと熱い炎を知っているわ」なに?と顔を輝かせた子供に秘密と微笑みをひとつ。この子もいずれ知るだろう。この身を焦がす苛烈な恋の炎を 【熱】#同題ssTB
2012-06-23 10:42:50![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「いやぁバニーちゃん。いつの間に料理上手くなったんだー?オジサンびーっくり!」「そうですか」「……あ、あぁ!そういや喉乾くだろ!水入れてやるから」「良いから黙ってご飯食べて薬飲んで寝て下さい。熱ある癖に。本当に反省しているんですか?」「は、反省してます……」<熱> #同題ssTB
2012-06-23 10:44:03![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
冬。「はあぁ、キースさんあったかい…」「冷たい!冷たいよイワン君!お風呂上がりはすぐ布団においでってあれほど!」夏。「イワン君の肌はひんやりしてとても気持ちがいいね、とても!」「あーづーいーでーすーキースさんべたべたするぅ…」結論。年がら年中くっついてます。/熱 #同題ssTB
2012-06-23 10:45:49![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
26時の鐘が鳴る。掌に吐き出された欲望は確かに体内から放出されたはずなのに、身体の内で燻る熱を未だ持て余している。生暖かい溜息を一つ零す。行き場のない熱をどう放出すれば良いかなんて知らないし、必要ない事だと思っていた。アンタに出会うまで、アンタに堕ちるまで。<熱> #同題ssTB
2012-06-23 10:48:50![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
目が潤んで顔も赤いですか?熱があるみたいなんです。微熱なら無理に下げない方がいいんですよね?でもあなたの言うとおりにしたらこじらせたみたいです。もう手遅れです。治らないけど有効な処方箋があって…責任とって協力してくださいね虎徹さん。 /熱 #同題ssTB
2012-06-23 10:49:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
先輩が熱を出したので、いろいろ買い込んでから先輩の家へ向かった。でも、病院に行きたがらないしウォッカ飲んでいれば治ると言って聞かないし。日本大好きなくせに何でそういうとこはロシア風なんですか!和風のお粥を作る、っと言ったらようやくウォッカの瓶を離してくれた。【熱】 #同題ssTB
2012-06-23 10:49:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
虎徹さんの瞳は不思議。たった一対の瞳なのに色んな熱を秘めている。蜂蜜色は人を愛する優しさの熱を。金色は人を守る強さの熱を。琥珀色は僕を惑わせ酔わせる誘惑の熱を。 <熱> #同題SSTB
2012-06-23 10:50:24![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「あ、」そっと差し寄せた唇を躊躇いがちに、離して。「熱い…」上目遣いにこっちを見る碧の眼が、潤んでいる。「無理?」からかうように囁けば。「…いいえ」思いきったように口を開いて、ひと思いに招き入れた。「ん……あっヅ○▼※△☆▲!」だからおでんの卵は気ィつけろって<熱>#同題ssTB
2012-06-23 10:51:39![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「『熱したフライパンにごま油をひき、一気に炒めます』熱するってなんだ?温めるってことか…お湯沸かさなきゃ」(チャーハン練習中)<熱> #同題ssTB
2012-06-23 10:51:41![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
浮かされている時は良い、溺れてるから。問題はそれからだ。波は引き際に色々なものを残して去ってゆく。それを知らん振りしてさっさと立ち去ろうとしたら腕を掴まれた。低い筈のバニーの体温が焼けるみたいに熱い。そのまま引き倒された。くそっ、戻るタイミング逃した! <熱> #同題ssTB
2012-06-23 10:55:14![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
氷点下を超えた世界を肌で感じれば、それはたちまち冷えから熱へと変化する。クールな氷の女王様は、氷点下の世界で誰に熱を上げているのか。ーー真実は、氷の中。愛の炎が溶けるまでは、誰も知らないまま。<熱> #同題ssTB
2012-06-23 10:59:00![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
楓が初めて熱を出したときはそりゃ酷かった。小さい体でうなされるの見て、俺はオロオロするばかりで嫁さんに叱られて、いいとこなしだったんだ。「ちょっとくらい、心配、したらどうですか」相棒がのたまう。氷枕にお粥に薬、「治ったらいっぱいちゅーしようなー」あとは励まし。<熱>#同題ssTB
2012-06-23 11:15:18![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
気が付くと誰かに背負われているようだった。「目ぇ覚めたか?」返事をしようにも喉が熱くて上手く声が出せない。「風邪ひいてんのに出動するなんて馬鹿かお前は!中継が終わった途端倒れやがって!」「こて」「喋んな。寝てろ」スーツ越しなのに彼の体温が伝わってくる気がした。/熱 #同題ssTB
2012-06-23 11:15:33![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
友恵が高熱で倒れた。ただの風邪よ、と笑っていたのが一週間前。まだ熱は下がらない。「なあ、病院行こう」「これくらい平気よ、それより虎徹君はヒーローに集中して」「……でも」なあ、嫌な予感がするんだ。警鐘が鳴る。それでも。有無を言わさぬ微笑に、俺はただ押し黙った。<熱> #同題ssTB
2012-06-23 11:16:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
あれはアムールじゃなくてただの風邪!って笑い話になったけど、でもボクあの後もカリーナのこと思ってぼうっとしたり、つやつやした唇や胸やお尻のラインを見て顔が熱くなったりするの、治らないのかな?あのひんやりした白い手をボクのおでこに当てて冷ましてくれればいいのに。/熱 #同題ssTB
2012-06-23 11:19:19![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
温かいミルクが好きだと言ったけど、熱いミルクが好きだとは一言も言っていない。想像以上に熱い液体が喉を流れ、咳込んだ。直火で熱するなとアレ程忠告したのに。恨めさを含んだ視線を向ければ、肩を落として貴方は言う。「悪ぃ、猫舌って知らなくて……」……分かってない!<熱> #同題ssTB
2012-06-23 11:20:26![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ぼんやりしてたら、熱があると虎徹さんに指摘されて、有無を言わさず医務室のベッドに放り込まれた「出動まで大人しく寝てろ」額を掠める冷たい手に、思わず涙が滲んだ「バニー?どっか痛いのか?」その手が僕だけのものならよかったのに。熱のせいにして、呟く勇気もないんです<熱> #同題ssTB
2012-06-23 11:21:51![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
バニーの発熱を口実に、そっと額に触れた。とたん、翠がゆるりと滲んだ。妄想の熱は現実だと、それは確信に変わる。指先に伝わる熱だけじゃない。ああ、ごめんなバニー。冷ましてやれない。もっともっと熱を持って、恋い焦がれてくれればいいなんて。ズルくてごめんな、バニー?<熱> #同題ssTB
2012-06-23 11:28:02![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
いいから座っとけ。僕をチェアに押しつけ、虎徹さんが右足首を撫でる。腫れて熱持ってる、大事な商売道具だろ。ただの捻挫ですよ、大した事ないです。それでも触れる掌の冷たさと、疼く痛みに息を呑めば、虎徹さんは黙って僕の上に乗りかかってきた。当たっているものが、熱い。〈熱〉 #同題ssTB
2012-06-23 11:28:36![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
低めの体温と少し高めのそれが寄り添って、やがてとろけるような熱を生む。「理屈に合わないですよね」ぽつりとバニーが呟いた。「ん?」くしゃりと髪を撫でながら問えば、猫の様に目を細めながら答えが返る。「単なる熱交換なら、あなたの体温を超える筈は無いのに」 <熱> #同題ssTB
2012-06-23 11:30:10