放射線汚染地域の不安に関する国連科学委UNSCEAR見解

国連科学委(UNSCEAR)による放射線地域の人々の不安に関する見解を、宗教学者 島薗進氏が連続ツイートで紹介しています。 「不安や身体症状は放射線への恐怖を主因とするわけではなく、様々な要因の複合的な結果と考えられる」というのが見解の結論。
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島薗進 @Shimazono

1放射線汚染地域の不安は放射能恐怖というより信頼の欠如等複合的要因による=国連科学委UNSCEAR見解 http://t.co/UjyC6Ci1 以下はUNSCEAR 2000 Annexより。「384. チェルノブイリ事故に関する多くの様相が人々に心理障害、ストレスおよび」

2012-06-25 13:34:09
島薗進 @Shimazono

2放射線汚染地域の不安は放射能恐怖というより信頼の欠如等…要因による=UNSCEAR「不安を引き起こしているとされてきた。移住、食品供給の変化および個人と家族の行動への制限を含む被ばく量を限定する意図での対策が取られて以来、事故は汚染地域内に住む人々の生活に長期的変化を起こした」

2012-06-25 13:35:25
島薗進 @Shimazono

3放射線汚染地域の不安は放射能恐怖というより信頼の欠如等…による=UNSCEAR「385個人および家族の移住の意思決定はしばしば高度に複雑かつ困難なものであった。人々は不安を感じ、科学的、医学的、政治的権威への信頼の欠如はその人々に自らが自制心を失ったと考えさせた。リスクを説明し

2012-06-25 13:36:48
島薗進 @Shimazono

4放射線汚染地域の不安は放射能恐怖というより信頼の欠如等複合的要因による=UNSCEAR「人々をなだめようと試みた専門家は、そのリスクを否定し、それ故に不信と不安を強化すると受け取られた」「386. 環境汚染は、当初なされたように放射線恐怖症…とみなされるべきではなく、現実の」

2012-06-25 13:37:55
島薗進 @Shimazono

5放射線汚染地域の不安は放射能恐怖というより信頼の欠如等…による=UNSCEAR見解「目に見えない、定量化も所在を突き止めることも困難な脅威とみなされるべき幅広い不安を生み出した。人々がリスクを把握するやり方の鍵となるのがリスクに対して人々が行使できるコントロールの度合いである」

2012-06-25 13:38:49
島薗進 @Shimazono

6放射線汚染地域の不安は放射能恐怖というより信頼の欠如等複合的要因による=UNSCEAR見解「一旦汚染地域で生活を続ける人々のQOLを改善するために対策が取られれば、多分住民と地方行政とのより良い協力のお陰で、社会的信頼の風潮は改善する。」http://t.co/UjyC6Ci1

2012-06-25 13:39:24
島薗進 @Shimazono

7放射線汚染地域の不安は放射能恐怖というより信頼の欠如等…による。「子どもたちを放射能から守る科学者ネットワーク」はUNSCEAR2000に加えUNSCEAR2008 Volume II Annex Dを引きチェルノブイリ事故の経験から引き出されたいくつかの教訓を確認している

2012-06-25 13:40:51
島薗進 @Shimazono

8放射線汚染地域の不安は放射能恐怖というより信頼の欠如等複合的要因による=UNSCEAR見解「チェルノブイリ事故の結果として、人々が感じる不安、それどころか医学的に説明不能な身体症状が現実に存在する」「多くの場合、不安や身体症状のレベルは亜臨床的であるが」

2012-06-25 13:41:24
島薗進 @Shimazono

9放射線汚染地域の不安は放射能恐怖というより信頼の欠如等複合的要因による=UNSCEAR見解「それが生活スタイルの変化を通じて、健康に影響を与えかねない」「不安や身体症状は放射線への恐怖を主因とするわけではなく、様々な要因の複合的な結果と考えられる」

2012-06-25 13:41:46