これからドナー登録したい人のためのドナー体験記
骨髄移植となると、ドナー探しが必要なわけですが、なんと、自分がドナーとして最適だと言うことがわかったのです。白血球型が完全一致したわけです。(いわゆるABO型の赤血球型とは違う) 兄弟での一致確立は1/4以下ということで、ラッキーでした。
2010-07-01 10:19:32よく「骨髄バンクへのドナー登録」を宣伝され、目標値を達成したといいますが、ドナーをやるためには大量の自己血輸血用の採血や骨髄移植のための骨髄検査など、様々な事前準備が要るのです。しかも骨髄検査は痛いんですよ・・・、とても。
2010-07-01 10:22:57あと、ドナーへの負担は軽いといいますが、他の臓器移植に比べれば確かに軽く、ドナー生存率も99%以上とのことですが、2週間の準備期間、1週間程度の入院、骨髄採取後1ヶ月ぐらいはかなり痛みとだるさと戦う、と実情があまりかたられてない気がします。
2010-07-01 10:25:16ぶっちゃけサラリーマンだと、この準備期間と影響はかなり痛いものがあります。会社によっては支援してくれるところもありますが、自分の会社ではそういうのはありませんでした。
2010-07-01 10:26:35そういう事情から「バンク登録して、いざ骨髄提供を依頼されると、諸般の事情から断る」という事態が多発してます。これは兄弟姉妹縁者でも同じだそうです。
2010-07-01 10:28:55この「ドナーを断る」と言う行為は、患者及びその家族にとっては凄く辛いことなんです。どこにも憤りをぶつけられないですから。我慢するしかない。
2010-07-01 10:30:33正直「ドナー登録」するときには、「いろいろ考えた上で」やって欲しいわけです。むしろ「積極的に登録しない」という選択肢もありだと思います。登録したら、待つ人のために、ドナーになってあげる覚悟を持って欲しいですし。
2010-07-01 10:38:27なんていうか、「セカチュウ」とかに感動した程度でドナー登録を気軽にやって欲しくないっす。その後断る権利はあるのですが、その先には「命がけで待っている人がいる」のですから・・・。
2010-07-01 10:41:13ここだけの話、デブには結構辛いっす(笑)。なんせ脂身が多い&分厚い肉のおかげで、通常よりも骨髄採取に力と負担がかかるわけですw。その分身体に反動が出るわけで。
2010-07-01 10:44:292回目の再発時のドナーも自分がやりました。これはいわゆる「骨から直接骨髄を抜く」やり方ではなく、「薬品によって髄液を骨から染み出させてそれを掬い出す」やり方です。基本的には同じ「造血幹細胞移植」ですが。より人体にやさしいらしいです。
2010-07-01 11:09:56闘病している兄本人もかなりきつかったと思いますが、ドナーにも負担がかかっていたのは事実で、この辺のこともあって自分がメンタルブレイクダウンする結果に陥りました。
2010-07-01 11:12:27でも、元々5年生きられないという診断から、8年生き抜いたわけで、兄自身はとても私に感謝してくれました。それが救いっちゃ救いです。
2010-07-01 11:15:28