ここまでのTENGAのキセキ

ゆずぎむしさん @yuzuponxx

「ひえっ」と雄虫はうめき声をあげた。どうやら眠気はどこかへいったようだ。ヒロは話を続けた。「邪悪なエロスの化身となったみのるの先祖は、ちんぴらみのるという邪悪なエロスのエネルギーを駆使しながら、帝国を侵略しようとした。時の女王シリザベートは俺の先祖に言った。 #TENGAのキセキ

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『四人の性女を見つけなさい。彼女たちの力で彼の中の邪悪なエロスを浄化し、胸の谷間から外へ出られないようにしなさい！』で、俺の先祖は、神聖なエロスに問いかけ、その導きによって4人の女性を選んだ。それが4人の性女。彼女たちにはコードネームが与えられた。 #TENGAのキセキ

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てんねぇ、えろす、ふじょし、しもねった…だったかね。4人の素性は伏せられコードネームで呼ばれていたから、彼女たちがどんな人物かを語る資料は極めて少ないんだよなー。」「えっ！国を救った英雄たちなのに、謎に包まれているんですか？銅像だって…」 #TENGAのキセキ

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雌虫は目を丸くした。「異界の者、及び異端の者だからですよね。ヒロさん」雄虫が言った。「ギムシ、そうなんだよ。彼女たちは、皆帝国の言わば陰なるところから現れた。てんねぇは胸の谷間。えろすは鎖骨のくぼみ。ふじょしは覗き見の沼のほとり。しもねったは茂みの洞穴。 #TENGAのキセキ

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そこから現れた彼女たちは見たこともない力を使い結界を張り胸の谷間の洞窟に邪悪なエロスを封じ込め、みのるの先祖を浄化した。彼女たちはその後洞窟の 前で舞を披露したが、その後彼女たちの姿を見たものはいない…。ここまでが前置きだね！」 #TENGAのキセキ

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「前置きンゴwwwwwwwンゴゴゴゴwwww」雄虫は発狂した。「俺、眠くなってきた。今夜は野球もないし、ベットで水着のねーちゃんといちゃいちゃするから、話はまた明日！おやすみー！」そう言ってヒロは店を閉め、美女たちと夜のネオン街へ消えていった。」 #TENGAのキセキ

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「わいらも帰って報告書書かな…」雌虫はそう言って雄虫を叩き起こし城へと向かった。そんなとき、わたりーぬ専属料理人のたんーんは、きゅうりを収穫しに覗き見の沼のほとりに来ていた。「やっぱり今日もだめかー…」きゅうりを抱えて沼を覗き込むたんーん。 #TENGAのキセキ

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「ゆうかちゃん久しぶりでしゅー！！」「たしゅー！！会いたかったよー！！」「ちょっと出産準備でいろいろとバタバタしてたでしゅー！」「たしゅー無理しちゃだめだよ。はい。きゅうり！今年もいいきゅうりができたよー！」たんーんはカッパと抱き合って再会を喜んでいた。 #TENGAのキセキ