「悪童」花宮ちゃんのプレースタイル

@h_trash_can

キセキの世代は、放っておいても自分でボールを取って点を取れる。でもチーム競技である以上、決してキセキの世代だけが点を取っているわけではない。キセキの世代が十全にプレーできるように動いている秀才４人の存在がある。

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この秀才４人に対して、花宮ちゃんが主導するパスワーク断絶を五人で仕掛けたら、人数の利が生じて秀才４人の得点を相当削れるのではないだろうか。そこが花宮ちゃん率いる霧崎第一の勝機だからこそ、誠凛に勝ってウィンターカップへの挑戦権を獲得しようと動けたのではないだろうか。

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確実に、中学時代相性の悪かったキセキの世代が待ち構えているウィンターカップに挑むにあたって、全くの無策という事は考え辛い。緑間のいる秀徳戦を捨てたことから考えても、少なくとも中で動く青峰、黄瀬に関しては対策を講じられたと考える事は赦されると思う。

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天才×１＋秀才×４の構図となってもどうしてもスタイルが霧崎第一のスタイルの不得手でしか有り得ない緑間を攻略せず誠凛を攻略したのは、緑間はそもそもの相性が悪いので攻略の効率が著しく悪く、かつ、緑間ではないキセキの世代に対する勝機を感じていたからではないかな。

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そう思うと霧崎第一がウィンターカップ進んでた試合を、見てみたかったなぁと思う。花宮ちゃんは二年生だから翌年がまだあるかもしれないし、来年のインターハイでキセキの世代に逆襲する花宮ちゃんが見れたら良いな。桐皇の今吉さんは卒業してしまうわけだし。