- Kontan_Bigcat
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A:今月(6月)の台風の後、阿武隈川(白川)と新田川で採水した。これから分析する予定。 雪解け時のサンプリングはできていない。
2012-07-01 17:48:20A:阿武隈川の上流(白川)では「粒子態Csが減る→Cs全量が減る」という観測結果だが、下流(伊達)では、そんな傾向は見られない。
2012-07-01 17:49:01(水試から)昨年秋、いわき沖の海水を使って、清浄なマダイを飼育する実験を行ったが、マダイの筋肉には全くCsは取り込まれなかった。(餌は配合飼料)
2012-07-01 17:49:48昨年の秋は、海水がNDになった直後で、おそらく0.5~0.7 Bq/kg程度だったと思われるが、現在はもっと下がっているから、海水魚の生育に対して安全と言えるだろう。 但し、マダイでしか実験していないので、ほかの全ての水産物について大丈夫か?とまで断言することはできない。
2012-07-01 17:50:54(長尾)アクアマリンふくしまの水槽で飼育している魚(小名浜沖の海水で飼育)のいくつかについて、これから測定を行う予定になっている。これも水産試験場で使っている海水と同じ。
2012-07-01 17:51:10Q:阿武隈川の別の調査 http://t.co/d9GG53i8 では、河川水中の放射性セシウムは90%以上が浮遊砂に含まれているが、今回これより低いのはなぜか?
2012-07-01 17:51:26A:その調査では、サンプラーを長期間設置して採取している。この場合、サンプリング期間中の降雨時の影響をかなり大きく受けていると思われる。
2012-07-01 17:51:41それに対し、我々の場合は、平水時にスナップショット的にサンプリングしている。つまり、平水時には溶存態Csの比率はそこそこあるが、降雨時は一時的に粒子態Csの寄与が高くなる。そして平水時に戻ると、再び溶存態Csの比率が高くなる。
2012-07-01 17:51:55但し、どちらかの方法が悪いということではない。一定期間における全量を考える場合には、降水時の影響を考慮しなければならない。
2012-07-01 17:52:16河川水は平水時と降雨時ではまったく状況が変わるから、
どんなサンプルか? ということを良く考えていないと、認識を誤ってしまう。
A(水試):淡水魚はセシウムなどの塩類を外に出しにくく、水からの取り込みもあるかもしれない。 しかし、養殖のイワナ・ヤマメ(水は河川水)のほとんどが不検出であることから、汚染の主因は、餌からの蓄積だと考えている。
2012-07-01 17:52:50(会場から)粒子態Csの濾過フィルターの最小が450nmとなっているが、コロイド状のものまで濾過できているか?
2012-07-01 17:53:38A:どんなコロイドかにもよる。セシウムはイオン半径が比較的大きい。(ので粒子になりやすい、という意味かな?)
2012-07-01 17:53:54しかしなあ、けふ(昨日)のサイエンスカフェの淡水中でのセシウムの動態の話が、まさかコロイド科学の話に及ぼうとはなあ、と思ってたら、その後寄ったアクアマリンに通りの環境があった。まあ、某大澤御大さん曰く、粘土自体もコロイド粒子らしいけど。 http://t.co/E1DZPZpq
2012-07-01 00:53:02水に溶けた状態からの放射性セシウムの取り込みは少ないとの事なので、おそらく、こう言う澄んだ河川の環境の場合は、大きな問題と成ることは(台風などの著しい雨量の後などを除いて)限りなく低いと思われる、と。 @Slight_Bright http://t.co/vmgVc5hK
2012-07-01 01:01:24むしろ、こう言う里山の沢の様に(まさに二本松のコメと同じか?)かなり限られた範囲で生態系含め、物質循環が起きている(閉じた)環境の場合が、今後重要になる、かと。 @Slight_Bright http://t.co/mxSZuhqU
2012-07-01 01:06:29(全国内水面漁業協同組合連合会、モロタ氏より)内水面漁業は、主に遊漁収入で成り立っている。しかし今回の事態では、広く岩手まで禁漁となる川があり、このままでは川を守ることをなりわいにしている人がたちゆかなくなる。
2012-07-01 17:54:17