twitter読書会第三回(Vol.1 1/11 0時~昼)
- shells_whales
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「お通夜やお葬式に潜り込むというモチーフが、想像力としても不謹慎だし下品だと思う。お話なんだからいいというふうには思えない。(略)我ながらよく書けたと思うけど、私の倫理観とこの小説の存在が合わない」って書き上げた小説を誰にも見せないでしまい込むけど #tw_dokusyokai
2010-01-11 02:20:37今までそれどころじゃなく不謹慎な話をさんざん書いてきた人がそういう要素を排除して書いて発表した今回の小説のラストにこういう文章が出てくるところが、なにがしかの決意表明っぽいのかも #tw_dokusyokai
2010-01-11 02:24:12『ピコーン!』の匂いがまずして、理由は一人称で語られていく女が全く違う女の切り口で描かれたからからでしょうか。一人の男性のためにスペイン風オムレツを作る女と一人の男(弟)の代わりに即席男をひっかけてみちゃう女。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 02:24:36まあ自分はピコーン!よりビッチを推しますけど。女の性を持つ限り推さなきゃ嘘になると思うのです。どうでもいいですね。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 02:26:23好きなフレーズ:「本を読め!何が陳腐で薄っぺらいのか、物語を読まない人間には判らない」私はこの頃の香緒里の方が青臭くて好きだ。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 02:27:01現代小説は倫理を扱うようになる、書かねばならないのではないかってことが何処かで議論というか提言されていたと思うけど、酒飲んじゃって思い出せない。素面でも思い出せるか微妙だけど。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 02:31:21RT @zhi_ze: 純文学に限らず、ジャンルって意味あるのかな? 逆説的ですが、芥川賞とったら純文学、直木賞とったらエンタメ、角川スニーカー大賞ならラノベって程度のもんじゃないかと。誰に評価されるかで、その作品のジャンルが決まる感じですかね。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 07:15:24ジャンルに騙されて新しい読者がつくなら、賞いっぱい利用しちゃえばいいと思う。幸せな読者が増えるから。誰かが言ってたけど、逆に候補者の名前を芥川賞、直木賞側が利用してる感じもする。それって大人たちに騙されてる感じでなんかムカつく。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 09:11:16友徳の家族観はバラバラになった個人を形式で再びひとつにまとめよう、家族らしい家族という形、格好、構造さえ復活させれば、個人の意識など関係なくそれは家族なんだって言ってるように感じる。それが原則と倫理なんだって。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 09:49:23RT @STO_002最後の、「葬式に参列する」話 あれ、どうして書けるようになったんだろう? #tw_dokusyokai
2010-01-11 11:29:52RT@STO_002「私の中に物語がある。それは全体ではない。始まりだけだ。でもきっと最後まで書けるはずだと思う。」この確信は、いったいどこからでてきたんだろう? #tw_dokusyokai
2010-01-11 11:30:35RT @kuzira8: それを理解できない姉に対しては現状に適当な折り合い付けただけだと批判するけど、それじゃ昔ながらの家族らしい家族、構成員が一カ所に集まった集団を形成して、それでどうなるのかって突っ込んだ話をすると先がない。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 11:32:58RT @kuzira8: 個人が分断され、それぞれがてんでバラバラなことをしている。昔のような家族には戻れない。それは友徳も認めている。だけど家族ってのは形なんだ。形式さえ整えればそこに家族って意味が生まれる、という主張。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 11:34:08RT @kuzira8: それを理解できない姉に対しては現状に適当な折り合い付けただけだと批判するけど、それじゃ昔ながらの家族らしい家族、構成員が一カ所に集まった集団を形成して、それでどうなるのって突っ込んだ話をすると先がない。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 11:35:04RT @tomonaniimi: 自分も結構、人に相談するより一人で悩んだり哲学する派なので。そうやって独りよがりに考えていたことを、香織里が『ビッチマグネット』でわかりやすく代弁してくれた感じがして、読んだ後スッキリしました。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 11:58:27RT @yukitec: 前に読んだのが「みんな元気」だった辛、文体が素直になってると思った。相変わらずの家族がテーマなのは変わらないなーと初見での感想。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 13:05:48RT @yukitec: 現代的な思想の問題として見るならば、家族像の崩壊や変化に対しての新しい家族のあり方を示していく、いつもの舞城節は健在だったと思う。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 13:06:04RT @yukitec: それは保守反動や懐古主義的な、理想的な原風景としての家族像とはまるで正反対だなぁと思った。ある意味、Always-三丁目の夕日-みたいなのとは両極端な現代的な家族像を描いていたと思った。 #tw_dokusyokai
2010-01-11 13:06:39