平成24年6月定例会 6月14日 一般質問 【質問順位 14】 谷口攝久議員

書き起こし。
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武雄市(公式) @takeocity

【一般質問も今日で最終日!ぜひご覧ください!!】 本日(6/14 9:00~)の一般質問は3議員。 石丸 定議員、谷口攝久議員、上野淑子議員が質問を行います。 Ustreamで放送します。... http://t.co/OMW3Iev0

2012-06-14 08:37:12

武雄市議会H24.06.14一般質問 谷口攝久(Ustream)

12月11日追記

公式の議事録が出ています。(PDF)
6月14日全日分
谷口議員分

登壇

谷口議員

市民クラブの谷口でございます。
ただいまより、一般質問をいたしたいと思います。
わたくしは今回、図書館の問題に関連をいたしまして、教育行政という立場からその点について色々とお尋ねをしたいと思っています。

わたくしは今回、本当に市民の、いわゆる心に想っておりました歴史資料館、そして図書館そのものが、現在の市民のニーズに合わないという表現はおかしゅうございますけども、いわゆる指定管理者制度で、その機能的なものを拡大してくということでございましょうけども、条例化してくださると。で、条例化してく問題そのものは議案の審議の中で取り上げる問題でございますけれども、実際にですね、例えば武雄の知的な向上とか、あるいは教育の問題の中でわたくしが思っておりますのが、教育委員会の役割というのがとても大きいものがあると思っておりますし、同時にですね、そういう風な体育施設とか、あるいはまたそれらに類する施設の管理者委託の問題は当然あり得ることでございますけども、図書館の問題等をですね、そういう問題についてもあえて民間に、あるいは他の団体に委託をする、そういう形のものがですね、果たして教育委員会として、どういう風な論議がなされ、あるいはそれを教育的な立場からですね、教育委員会の中でどういう風な取り上げ方をされたかということを中心にお尋ねをして行きたいと思っております。

で、今日は、とにかく現在、武雄市が、教育委員会の報告、教育長の報告にもありましたように、本当に子供たちと、それからまたそういう地域の、そういう風なものについてですね、懸命に努力していただいていることを十分承知しておりますので、そのことについて教育委員長に、そういうことについてのですね、現在、武雄市の教育委員会が取り組んでいる教育、あるいはそういう文化的な問題についての、色んな取り組み方についてですね、お尋ねをいたしたいということでお願いをしてるわけでございます。

次に、教育行政における知とは何か。いわゆる、市長がよく演告の中でも取り上げてらっしゃるような気がいたしますけれども、市民の価値と歴史文化の遺産についてはどういう関係があるのか、そういうことについてですね、教育委員会のいわゆる考え方も承っておきたいと、こう思います。

それから次に、市長の政治姿勢についてはですね、二つの点についてお尋ねをいたしたいと思っております。とくにまず第一にはですね、先般市長は外遊をなさいました。で、これはわたしも気付かんでおりましたけれども、今回の議会の報告の中にですね、市長が海外出張をしたと。2月の25日から3月の4日、パキスタンとかですね、タイに行かれた。そして何を調査されたかというと、わたくしのこの議会に出した報告の一行の中でございますけども、マッサージ施設をタイに行って、勉強、研究に行かれたということだけしか書いてございませんでしたので、もっとですね、やっぱり素晴らしいものを研究されて、あるいは料理して来られたと思いますけども、この際ですね、きちんとその点についてもですね、やっぱり。議員は議長に報告しますけども、市長はですね、報告するのは議会にしかないわけです。ですからそういう市政の将来の発展のためにそういうことがあったんだろうと思いますけども、それについてはですね、きちんとお聞きをしたいと、こういうことで質問を出しております。

さらに、市長が提唱する市民の価値とは何かということですね、とくに、市民病院に関わる住民訴訟の経過等についてもですね、市長が議会ではよく取り上げられておられますので、今どういう経過になっているか。それからもう一つは震災瓦礫の受け入れ、それから図書館と今回の歴史資料館の問題。そういうものがですね、一連の関係があり過ぎると、わたくしはそういう気がいたしますので、その点をお尋ねをしたいと思います。

それから、もう一つはですね。観光行政については、武雄市が観光地として、本当にですね、まあそういう風な、色んな今回の問題も観光につながるかもわかりませんのね、論議の中で。ということを考えました時にですね、そういう風な問題についてお尋ねをしたいし、同時にですね、こういう風にしたらどうかというご提言もいたしたいと、こういう風に思っております。

で、もう一つはですね、地域のコミュニティの問題がございます。で、後で字幕にしてもご紹介いたしますけども、そういう風な問題の中で、例えば婦人会とか、あるいは老人クラブとか、あるいはそういう地域のコミュニティ団体がですよ、色んな活動がですね、非常にやりにくい状況にある。そういう問題についてもですね、やはりこの際、きちんとお尋ねをしておきたいと思いまして、敢えてこの壇上に立たせていただいたわけでございます。

まず、教育行政の中で、現在、武雄市の教育委員会が取り組んでる教育問題についてはですね、どういう取り組みをしてるかですね、その点についてお尋ねをいたしたいと思います。

教育行政(0:06:25)

浦郷教育長

どういう教育に取り組んでいるかということでございますが、教育の方針において、おりましてるのが全てでございます。まあとくにあの重点として色々やってるわけでございますけれども、まああの学校、それから社会教育、全てにですね、それぞれ、勿論課題が無い時は無いわけでありますけれども、緊急を要するもの、あるいは今だからこそ取り組まなければならないこと、色々重点をもって取り組んでいるという状況でございます。

谷口議員

教育長の報告の中で、まあ、お答えいただいた…???
教育委員長のお考えをお尋ねをしたいと思っております。

浦郷教育長

委員長の、参席してるわけでございますけれども、質問、通告を受けて、限定して回答するということで、委員長来ております。

教育的風土の醸成、という風なこと、現在教育委員会がいわゆる子供達のそういう知的向上、あるいはまたそういう風なこう人間性とか、そういうものについて、色々な取り組み方について、教育委員会としてはですね、どのように取り組んでいらっしゃるかですね、教育委員長にお尋ねをしたいと思います。

浦郷教育長(再登壇)

先程申しましたけれども、委員長に通告として聞いておりますのは、図書館関係の事について通告をいただいてると聞いておりますので、その件に関しての出席でございます。

谷口議員

あのう、今、教育長からお話しありましたようにですね、図書館・資料館の問題についてだったんですけども、基本的に、教育委員長としてのお考えを述べていただいて、それから、そんなこんなについてお話しして行きたいと、そういう風に思っております。

諸石教育委員長

おはようございます。教育委員長の諸石でございます。まずこの機会をいただきましたので、市議会議員の皆様方には日頃、武雄市の教育にご理解とご支援をいただいておりますこと、感謝を、お礼を申し上げます。ありがとうございます。また、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

では、質問にお答えいたします。

今回の、図書館の指定管理者制度の導入につきましては、教育委員としては、図書館法や、市の図書館設置条例の目的に添った図書館であること、及び武雄市の教育の方針も念頭に置きながら、市民も含め、図書館利用のサービスが向上し、一人でも多くの方々が利用し易い図書館になることであれば、導入も良いのではないかと考えております。また、導入までと、それから導入後においても、教育長、事務局より随時報告を受けながら、市民のための図書館、という視点で確認したり、議論して行こうと考えております。

谷口議員

委員長からですね、誠意が、いわゆる、こもった答弁をいただきました。確かに、同じ図書館、資料館にいたしましても、いわゆる、利用し易い、そして子供達や、あるいはいわば市民の方々が、本当にですね、効果的に、効果的って表現がおかしゅうございますけども、利用し易い、そしてまた、よりそういう効果があるような、いわゆるシステムを、そういう内容をですね、充実させるっていうことが、言外に含まれて、そういう取り組みについて色んな検討を進めて行くということでございますので、本当に、教育委員長のご答弁としてはですね、わたくしは嬉しくお聞きしました。

県の議会等でもですね、教育委員長は教育の最高の責任者、とはおかしゅうございますけども、そういうことで答弁をいただく、そういう場は慣例としてございますし、武雄の議会でもですね、やっぱり、選挙管理の委員長さんとかですね、それからそれぞれの一般の委員長をする方々について、答弁を求めるっていう、そういうこともございましたので、敢えて、ご足労いただいたわけでございます。とにかく、今後ともですね、武雄市の教育の問題、特に子供達の問題につきましてはですね、一つ、ご努力をいただきたいと、お願いしております。

教育委員長さんの答弁については結構です。後は事務方についてのことをお尋ねしますので。

議長

暫時休憩をいたします。

休憩後再開(0:14:33)

議長

ただいまの休憩は、諸石教育委員長の退席に伴うものでございました。

谷口議員

具体的な実務等に関してお尋ねをして行きたいと思います。

教育委員会にわたしがお願いしてる質問は、通告はですね、まあいわゆる教育的な風土の醸成ということ、まあ、教育長等のいわゆる議会に対する報告等についても、まあ、そういう意味のことを述べられておりますけども、それからもう一つはですね、ふるさとの文化とか歴史、そういうものに対してですね、どういう風な、教育委員会としてですね、取り組みをされているか、このことをお尋ねしたい。今回の、図書館・歴史資料館、とくに歴史資料館の、いわゆる問題に関連してですね、その事をお尋ねしたい。

浦郷教育長

三点申し上げたいと思います。

武雄市の場合には、現在も子どもたちが、地域であたたかく育んでいただけるような、文化と歴史と環境、教育、風土があろうかという風に思います。これは、よその地区には、よその地区にももちろんあるわけですけれども、武雄市の場合、とくに学校教育等へのご協力していただく姿等見せていただきますととくに強く感じている所でございます。

もう一つは、やっぱりあの、子どもたちがそういうふるさとの文化、歴史に触れる機会を意図的に作って、そしてその中で育んで行こうというような取り組み自体の良さと、素晴らしさというのがあろうかという風に思います。

それから三つめとしましては、文化・歴史と言っても、固定したものではなくて、やはり今の生活の中で発展し、つながっていくものでないといけないだろうという風に思っております。

えーとー、冒頭の、教育に関する報告の中でも申し上げましたけれども、ふるさとの文化遺産を活かした観光振興、地域活性化事業というのは今年度から進めているわけでありますけれども、やはり現在の生活とつなげて、今後にどう活かすかと、そういう文化・歴史の取り組みがさらに必要だという風に思っております。

谷口議員

ただいまですね、ふるさとの歴史、文化、そういうものをですね、活かした、教育の中で活かした取り組みというものについて、今後も進めて行くということでございますので、まあ、今日はですね、時間の関係ですので、ここで具体的に、じゃあどういう事についての取り組みを…

わたくしが思いますのはですね、ひとつの、たとえば今度、歴史資料館ですね、は、図書館の、いわゆるこう、指定管理者制度に関連してですよ、実際上、たとえばあそこが、邪魔になると市長は表現されませんでしたけども、まあようするに、機能的にですよ、あそこに移して、歴史資料館を他所に移そうじゃないかというような発言、それに類する発言としか聞こえないようなことを答弁の中で語っておりました。

しかし教育委員会としてですね、たとえばその、指定管理者には、たとえば歴史資料館はなりませんけども、現実問題として、いわゆる居る場所、いま現在ある蘭学館とかですね、そういう風???…公開展示室とか、そういうものについてはですよ、やっぱりこれは教育委員会の所管だとわたくしは思います。建物が仮に市長の裁量権であったにしてもですね、歴史資料館の運営する場所とか、あるいは何と言いますか、多目的に活用されているですね、いわゆるそういう教育とか、あるいは文化の色んな展示室なり、あるいはまたそういう風な集まりをする場所、そういうものについてはですね、やはりこれは教育委員会としての規則と見識をもってですね、それは確保し、運営して行かれるべきものだとわたくしは思うんですけども、そういう点についてはですね、いまの教育長の答弁からするとですね、もう安心していいんじゃないかという気もするんですけども、そういう点についてはどういう風な考えですか。

浦郷教育長

えっと、昨日例に出しましたけれども、この度の、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正によりまして、佐賀県でも、文化財と、学校体育以外を教育委員会から知事部局に移されました。武雄市の図書館・歴史資料館につきましては、やはり歴史資料館については文化財の価値であったり、調査であったりというようなのが主な仕事になってくるわけでありまして、図書館についての業務とはかなりのまあ違いがあるわけであります。図書館につきましては昨日申し上げましたように、本当にあのー全国あちこち見ましても、図書館に魅力というのがあるのかということを感じるわけでありまして、市民の誰もが、あのー、やっぱりあそこ、情報を得るためには図書館行かんばというような図書館になって欲しいという思いがあるわけでございます。それがまあ市民サービスの向上だということだと思います。

それから、そのー…財政的なものも片方にあるわけでありますけれども、ですから図書館としてさらにより良いものにするために改善をして行くと、そしてその、いま併置してある歴史資料館、その価値というのも考えながら今後、この検討して行く部分として当然あるわけであります。今議会でもいくつか話題にはなっておりますけれども、えー、今後に考えて行くべきこともたくさんあるわけでございます。

そういう風に今の所、認識しております。

武雄に歴史資料館ができるまで(0:21:05)

谷口議員

教育長もですね、まあご存知とは思いますけども、あそこのいわゆる、図書館と、歴史資料館、いわゆる蘭学館という呼び方になっていますけども、そこはですね、実は図書館と歴史資料館があるからですね、複合施設としてですね、非常に教育的な効果があるし、地域の方々のそういう場所になっているという、わたくしは認識をいたしております。

たとえば、県の美術館と博物館、あれは相関連している、そして元々武雄に出来ようとした佐賀の歴史資料、佐賀歴史資料館、そういうのがですね、すぐ隣接してあるわけですね。そういう機能的な中で、そういう文化・歴史、そういったものを一体化して学べる空間っていうものがですね、それがいわゆる、武雄における図書館・歴史資料館であるというわけです。しかも、あの歴史資料館そのものが、現実問題としてですよ、武雄の蘭学館そのものがですよ、あの場所にあってこそですね、その理由があるという大きな意味もあります。

で、おそらくですね、まあ、後でご紹介できると思いますけども、何であそこに蘭学館を作ったかということをですね、十分お考えいただいていると思いますけども、教育長はその点についてはどうお考えですか。

浦郷教育長

えー、図書館・歴史資料館建設検討委員会等での審議を経て、そんな論議の中で場所も選定され、そしてあの場所に併設の館として建設されたといういきさつは承っております。

谷口議員

これはあの、歴史資料館を作ろうという動きはですね、昭和46年にですよ、もう始めて、そのためにあの蘭学館はですね、実は市が出したお金だけで出来たんじゃないんです。これは市長も認識ないと思うんですけども、あれは、みんな、それは僅かなお金ですけども、市民がですね募金をして、そして歴史資料館をつくろうということで出来たのがあの蘭学館ですよ。それと一緒に併行してですね、わたしたちもささやかながら募金もしました。まわりました。そういう状況の中でですね、いわゆる資金作りをして募金活動をどんどん展開して行った。それを昭和46年からずうっとこうして来たわけです。潮見の河童が、松尾善章先生のあれで出来たる、レコードを売って、そしてその費用もですね、いわゆる蘭学館、いわゆる歴史資料館をつくるために、武雄の誇る、本当にですね、近代日本のさきがけをなしたのはですね、武雄の藩だと、武雄と思ってますから、そういうことの中で、胸を張って蘭学館、歴史資料館を作ろうという運動を展開して、あの中は今は図書館・歴史資料館という表現をしていますけども、これ図書館があの、低いとか、小さいとかと意味合いの事じゃないんですよ、語呂がいいから図書館・歴史資料館と言っただけで、歴史資料館・図書館がわたしたちの考え方であったわけです、つくる時。で、そういう形の中でですね、わたしたちは運動してきました。

で、それだけで、そういう文化会議を創立したのもですね、昭和35年、まあ、市長、生まれていらっしゃらなかったかな、どうかよくわかりませんけども、そういう頃からみんなで頑張ってやって来て、あの歴史資料館、ああいうのをつくったわけです。そういう歴史的な背景の中で、今、そういうものがですね、日程の問題も含めてですね、色々あってますから、それについてはですね、まず教育委員会の問題としてお尋ねをしておきます。で後でまた市長についてはお尋ねしますけどもね。そしてですね、結局、そういう風な観点の中で、そしてまた文化会館、武雄市の文化会館は50年に出来ました。それから落成して、落成の中ではですね、本当にですよ、有名な梅若六郎先生をですね、お呼びして、「翁」をしつつ、そして文化会館の中にはですね、本当に武雄がですね、日本で最初に種痘をした、種痘をしたですね、した、いわゆる、たとえば蘭方医のですね、その方の実績を刻んだものが文化会館の中の書籍の横にあります。医師会館にもあります。

という風に非常に歴史的背景を持った状態の中で進められてきておりますけども、実際問題としてですね、たとえば、そういう問題の中で、武雄市として取り上げてきた問題は何かというとですね。たとえばですよ。ちょうど、そういう歴史資料館をつくろうとした矢先にですね、実は、あの、昭和59年、昭和59年に県立の歴史資料館、近代歴史資料館をつくる運動が、つくろうということがニュースとして出て参りました。それならば、武雄が今すぐ出来ないならば、県立の歴史資料館をここに持って来てですね、誘致して、そしてその中に武雄のいわゆる、県に貸してるわけですから、資料を。そういうものを収蔵して、武雄の歴史資料館として、出来ないだろうか。ということで、では市民運動を展開しようということになって、市民運動をしたんですよ。

本当に陳情に行く時はですね、朝7時過ぎにはですね、バスに乗れない程の市民の方が全部集まって運動も展開して参りました。そしてまた同時にですね、結局その市民運動は、武雄市を除く全ての市町村にお願いをした所ですね、みんな、各市町村長とも、あるいは団体も表明をしてもらったんですよ、武雄につくって欲しいと。何故かと言うと、中央ばっかり、佐賀ばっかりにそういう施設が出来るからですね。地方に、本当にそういうものをつくって欲しいということで、その請願、その時に市長はですね、まあ牟田市長さんね。その時にですね、陳情に、本当にもう遅くまでご苦労いただいてますけども、市長にですね、朝、5時前に佐賀に着かにゃならんということで、3時半にですね、若木まで市長さんをお迎えに行って、わたしはみんなで、夜討ち朝駆けの陳情を展開して、そして県議会でその採決があった時はですね、バス7台分。本当に、傍聴席に入り切らんわけよ、武雄市民が。

そしてそういう形の中でいわゆる市民の運動を展開して、県立歴史資料館が武雄に、いま佐賀城歴史資料館になってますけども、武雄にできるということを県議会が請願を採択したというですね、本当にですね、武雄市民がそういう歴史資料を、武雄を誇るべき歴史資料館をつくろうという運動を展開したそういう経過で、いよいよ出来るとなったわけですけども、それではですね、佐賀城の本館が、佐賀、佐賀市がですね、それはおかしいと、それはいかんという運動で、県議会がいわゆるストップして、審議がストップしたこともあった。それで、そういうことの中で――(野次)黙って聞きなさい――そういうことの中で、どうしてあの歴史資料館が武雄の問題が出来たかというとですね、その時に、これは絶対に聞いておいて欲しいんですけども、それじゃ県としてはそれじゃ二つつくるということになったわけです。それで、佐賀城、佐賀に歴史資料館、武雄に県立歴史資料館が二つ出来るということではですね、いかがかということになりましたので、そういうことの中で、結局ですね、それではですね、色んな話があって、観光の武雄の為にも少しは役に立つかも分からんということでですね、では武雄には県立の宇宙科学館を先に持って来るからですね、県立の佐賀の本般の???あるし、武雄の歴史資料館はひとつ、県も協力するから自前でつくって欲しいと。色んな事を協力してもらいました。そして、県立の宇宙科学館は佐賀の博物館をつくるよりも先につくるという約束の中で、百億円かけて武雄に県立歴史し…宇宙科学館が出来たと。

その経過の中でわたしがなえて…あえてこれを何を言うかというとですよ、実はですよ、武雄の歴史資料館をつくる時に、つくる時に、色んな問題が出て参りますけども、その問題の中で出てきたのはですね、実は、武雄市が文化の中心であるということをですね、たとえば歴史資料、色々な物についてですね、色々な精査をしてきました。

で、これは後で質問言いますけども、市長がですね、歴史資料館の倉庫を、倉庫じゃない、収蔵庫を見に行ったらですね、なんか虫がおったとかですね、そういう事をおっしゃってましたけども、わたくしはその問題についてはもうきちんと市長に持って行きますけどね、ようするにそういう運動の中で、武雄の歴史資料館、あの、うちゅ…図書館・資料館が出来た時に、やったというような経過があるわけです。

そういう経過等も踏まえてですね、今度は例えば、じゃあ蘭学館をですね、どっかその、???あそこに喫茶室、喫茶室になるかどうかわかりませんけども、そういうものになるとすれば悲しいことじゃないかとわたくしは思うわけです。

そういう事の中で出て参りました。でですね、実際問題としてそういう問題が出て参りました中でですよ、本当に歴史資料館、あるいはそういう風な武雄の方々が一所懸命、武雄市がですね、で、例えば山内に関係のある人もいらっしゃいます。例えばですね、種痘をした方、あるいは色んな歴史的な事をやった方々、そういう方々の活躍というものをきちんと検証する意味では、武雄市の誇りですから、そういうものをですね、やって行くという事の中で――時間内でしますからいいですよ――という事の考えで、あえてわたくしは申し上げているわけです。

そこでですよ、では教育長にお尋ねをしますけども、たとえば武雄市の図書館・歴史資料館がですね、本当に、どんなですか、機能してないと思うんですか。

図書館・歴史資料館が機能していないか、指定管理者制度(0:31:28)

浦郷教育長

えー、先輩方のご苦労も承知し…十分ではないかもわかりませんけれども承知しているところでございます。建設計画の中に、目指す、その新しい総合施設としての図書館・歴史資料館の建設計画の中にですね、武雄の事はここに行けばと市民にも観光客にも武雄を特徴付ける施設となるという方針がありまして、その観点から言いますと確かに武雄の事はこう分かる施設になっているという風に思いますし、色んな面でコンパクトだけれども色んな面でいい施設ということは承知をしております。

で、昨日来言っておりますように、えー今、本当にあの、市民の皆さんが必要な情報を、あの施設で受け取れる施設になっているかと、そういう観点から見た時に、もう少し改善して行くことが市民の皆さんへのサービス向上につながるんじゃないかと、そこに、そこを考えるわけでございます。

谷口議員

改善して行くということですよね。そしたらですよ、たとえば教育委員会の中でですよ、所管は教育委員会ですから。教育委員会の中で、じゃあその事についてですね、たとえば問題としてですよ、じゃあどういう問題の所を改善して行くか、あるいは収蔵庫にしてもそうですね。色んな問題について、じゃあ具体的にどういう風な形の中でそういう改善するための方策を講じてあるんですか。そういう為の、その、事については何か立ち上げてあるんですか。

浦郷教育長

えーとこれまでも申しましたように、えーと教育長になりまして5年、市長さんの場合6年ということですが、本当にあの、色んな面でこう改善出来ることないかということで、あの、改善して来たわけでございます。またあの、今、委員…先ほどあの、委員長答弁にもありましたように、市民の皆さんに、ためになる、事は、ためになるかという観点で色々、教育委員会でもご指導いただいて、えー今回のような提案、提案をしているという所でございます。

谷口議員

たとえばですよ、これも後で市長に、きちっ、きちっとお尋ねしたいと思うんですけども、歴史資料館とか図書館の問題がですよ、指定管理者の問題、これは条例の問題とあと、次元を変えた形になります???いたします。これはご承知おきたいと思いますけども。たとえば、そういう問題が図書館を愛する皆さんの中で出て参りました。その中で、教育長にですね、面会を求めて教育長にお会いになった時に、教育長としてはですよ、ああいう蔦屋の合同の発表というものについてはですね、実際に教育委員会としては後でお聞きになったという風に理解をしてみんな帰ってこられたわけです。で、所管は教育委員会であるのにですよ、なんで市長部局の???そういうことについて、何らまだいわゆる、そういう風な権限は無い。市長は、先ほど、昨日の、から今日に、昨日の話の中でおっしゃってるのはですね、何か最高の、独裁者じゃあるまいしですね、まあ、権限があるかはわかりませんけども、というのは、たとえば司、司といつも市長はおっしゃってる。そういうですね、現実問題として、教育委員会がですよ、真摯に取り組みをして検討をされているならばですよ、教育委員会でそういう問題を検討されて、たとえば、まあ極端に言うと市長が指定管理者にするとか、するかしないって問題についてはですね、やっぱり教育委員会で論議をしてもらってですね、そしてそういう形で、素直にこう市長に話をするというのが手順と思いますけども、実際問題としてですね――(野次)あなたに質問してるんじゃないよ(議長「野次に応酬しないでください」)わかりました。野次は止めてくださいね――

で、わたしが申し上げてるのはですね、たとえば、一つは伊万里の例ですよ、お聞きますけども、伊万里ではですね、たとえばそういう指定管理者の人がおった時にですね、いわゆるそういう教育委員会なり、そういう図書館の関係の方にですね、いわゆる論議をお願いして、そこで決まった所は、ようするに指定管理は馴染まないということで、いわゆるお断りをして伊万里市はしたと。である所では指定管理者制度にしたけども、もう一年か二年足らずでですね、やっぱりこれは適切じゃないということでですね、あえてその、元に戻ってきたという風な事例等もですね、あるわけです。――(野次)わたしは全般に話をしてますから。――ということで――(市長らが野次)(静かに)静かにしなさいよ。耳は聴こえるでしょう、あんたは――

でそういうことでございますので、ひとつですね、そういう点についてはどういう風な論議をですね、評価なさったかですね。あの、民間の団体の方々が教育長さんにお話を聞いた時はですね、教育委員会としては承知をしていなかったという風な答弁、お答えだったというんですよ。でも、それは、聞き方が悪かったかも分かりませんけれも、そういう印象を受けて帰って来られました。そういう事をお聞きした時にですね、わたくしはちょっと気になった点があったものですから、そういう間の経過についてですね、じゃあ図書館のそういうことは、いわゆるその、指定管理者制度にするかどうかについて、一番の元である所の教育委員会としてはどういう風に論議をですね、詰めて来られたかですね。あえて、あえてわたし、教育委員長にはその事をお尋ねしたかったのはお分かりいただきたい。お分かりと思いますけども、教育長としてお答えいただきたい。

浦郷教育長

先ほど委員長、述べられましたように、話題に出来ること、話題に出来る時、それぞれ話題にして来た所でございます。えー、他の図書館の例を、こう、四日間の間にも色々出て参りました。確かにそうだと思います。またあの、武雄市の図書館・歴史資料館につきましても、えー出来る時のいきさつから、あるいはいまボランティアで協力していただいたり、色んな市民の方がしていただいているということは、非常にもう感謝をしている所でございます。ですからそこをどうこうという事は全く思ってないわけでありまして、わたしどもはつくるまでの数年、そして十、十年余り、そしてそれに加えて、付け加えて、足して、これからの新しい図書館像として出来ないかということを提言してるわけでございます。

で、これはあの、この3月の議会以降、色んないきさつはずっとこう、もちろんあったと思いますが、えー基本的にじゃあこのような指定管理のやり方が他所で出来たかというと、無理だろうと。客観的に見てそういう風に思います。そして、やって行く過程で、あのー、積み上げてという事でも、それぞれの方法がプラスマイナスあろうかと思いますけれども、これだけの指定管理のやり方というのは、これだけ全国が注目されているということは、何だろうかと、いう風に思うわけですね。ですから、いくつか、情報の事も含めましてありましたけれども、これを他所でやろうと思っても、かなり難しい事だろうと、いう風にわたしは思ってる。これはプラス方向でそういう風に思ってる。

谷口議員

まああの、武雄でだからこういう風に出来る、としか聞こえなかったんですけども、他所でこういう問題が起こった時は、指定管理にするのは無理だろうという風な聞き方、聞こえ方がしましたけども、そういう事でいいんですか。

浦郷教育長

えっとー、他所では出来ないだろうとまでは(笑)わたしから言えるわけじゃないわけでありますけれども、色々あのー指定管理されてる図書館等見ましても、昨日言いましたように、指定管理で図書館がなされているということさえ知らない近くの住民の方もいらっしゃるぐらいの指定管理であり、つまり、部分的にすることで、えー経費面でいくらか削減が出来たと。で昨日か、昨日も話ありましたように、指定管理から直営に戻っているという事もあるわけでありますけれども、おそらくそれはそれもあり得るだろうと。指定管理のやり方によってはですね。で今日、これまで説明がありましたように、かなりの部分で根本的な考え方を、おー、変えて行くという部分でありますので、これは、やはり武雄でしか出来ないんじゃないかという事を昨日申し上げた所でございます。