５月８日の江戸川区教育委員会定例会で委員長が「東京都の検査結果では放射性物質が検出されていない」と発言

【注】
江戸川区教育委員会の会議録のＵＲＬが変更されています。
平成２４年第９回江戸川区教育委員会定例会会議録の新ＵＲＬ→http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kurashi/kyoiku/kyouikuiinkai/gaiyo/kaisaijokyo/h24_01/files/9gijiroku.pdf

＜平成２４年第９回江戸川区教育委員会定例会会議録からの抜粋＞

住田学務課長「資料として、江戸川保健所による区内流通食品の放射性物質測定のこれまでの結果をお配りしております。
　以前報告しましたとおり、江戸川保健所では消費者庁から貸与された機器を使い、国の検査対象地域となっている東北、関東の１７都県の地域の食材を中心に、放射性物質が出やすい食品などを区内のスーパーや小売店などから購入して検査をしております。これまでの検査結果は、機器の検出限界である２０ベクレルに達しないということで、検出せずという結果となっております。
　最近、千葉県産のタケノコが出荷停止になった、山菜の数値が高い、という報道がありましたので、江戸川保健所にタケノコなどの検査について問い合わせましたが、千葉県産のタケノコについては、区内のスーパーや青果店の何軒かをあたったところ取り扱っていなかったため、検査していないということでした。
　それで、給食の食材を納入している青果店の何軒かに、これまで学校に納入したタケノコの産地について確認してみたのですが、静岡県、鹿児島県、福岡県、石川県、大分県産のものは納品しているが、千葉県産については納品していないということでした。山菜についても納品した実績がないということでした。以上です。」

委員長「ありがとうございました。この件に関して、何かご意見などありますか。」

早川委員「これは定期的に継続的に行うのでしたか。」

学務課長「先週はゴールデンウィークということもあり検査はなかったのですが、基本的には毎週何品目かを検査して、翌週月曜日に区のホームページに結果を公表するということになております。」

松原委員「検出されていないということで、とてもよかったと思います。これらを食材として使っているという解釈でいいのですよね。」

学務課長「給食食材については、学校が区内の業者から購入していますので、この保健所の検査結果も参考にしながら調達しているという状況です。」

土田委員「保護者の方にいろいろ伺うと、区が検査をしていること、顔が見える地元の業者さんから給食の食材が入っていることをよく知っていて、安全な給食を提供してもらい感謝しているということを聞きます。
　これからも業者さんとの連携、連絡を密にしながら安全なものを提供していただきたいと思います。
　この陳情に関しても、継続して審議を続けていきたいと考えています。」

委員長「私は、東京都の検査結果も見てみましたが、そういう広い範囲でも検出されておりません。こうして検査されることで食材が給食に使える、あるいは一般家庭でも安心して使えるということが確認できるのはいいことですし、こうやって継続して見ていくことも大切だと思いますので、この陳情審査も継続していきたいと思います。」

http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kurashi/kyoiku/kyouikuiinkai/gaiyo/kaisaijokyo/h24/files/9gijiroku.pdf