農村計画学会祝30年シンポ

一ノ瀬先生のメモ(シンポ後半のみ)を勝手にまとめさせていただきました。ありがとうございます(感謝)
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Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

これは農村地域の歴史が古いことが理由だろう。対照的なのが、北米やオーストラリアなど。#農村計画祝30

2012-07-08 14:18:09
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

経済成長の終焉とともに、農村空間のデザインにも本来のミッションを遂行することができる時代が来た。農村のメンバー自らが合理的でアメニティにとんだ空間を作れる。#農村計画祝30

2012-07-08 14:19:26
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

新たに作り出す時代ではなく、二次的な自然の保全や先人の産業遺産の修復にウェイトが置かれる地域も出てくる。農村空間利用のコミュニティのための空間と、アクセスできる空間の意味が大きくなる。#農村計画祝30

2012-07-08 14:21:00
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

農村景観のコモンズとしての側面。伝統的なコモンズは共有資源であり生きるためのコモンズであった。コモンズとしての農村景観は楽しさや充実感に貢献。#農村計画祝30

2012-07-08 14:22:30
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

景観は経済学的には公共財だろう。共同消費が成立する。特定の人の消費を排除できない。不特定多数の受益者。農村メンバーはユーザーの一部。メンバーの抑制的で創造的な工位の積み重ねによって形成。#農村計画祝30

2012-07-08 14:24:45
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

サバイバルのためのコモンズとは違う新しいコモンズ。#農村計画祝30

2012-07-08 14:25:04
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

最後に、農村計画学会では震災復興の議論が重ねられている。今日の内容は被災地の復旧・復興においても、適用できることで、被災地には農村地域の問題が前倒しできていると言える。よって、被災地の復興に取り組むことは将来の日本にとっても大きな意味を持つ。#農村計画祝30

2012-07-08 14:26:50
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

復興のプロセスは時間との闘いである。しかし、制度や方法のあり方などそもそもの議論も重要だろう。#農村計画祝30 ちょっと最後は追いつけませんでした。

2012-07-08 14:27:42
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

今回の30周年に合わせて、農村計画先進モデル地区を選定しました。学術交流委員長の弘前大学藤崎先生より趣旨の説明です。#農村計画祝30

2012-07-08 14:30:18
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

これまでの30年を振り返って、先進的な取り組みをしてきた地域をレビューしてきた。学術交流委員会、理事会メンバーを中心にリストアップした。それをさらに、委員会のメンバーが現在の状況を調べた。#農村計画祝30

2012-07-08 14:36:43
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

それにしてもプログラムが1種類届かなかったらしい。今データでもらえたらうれしいんだけど・・・。#農村計画祝30

2012-07-08 14:38:47
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

先進モデル地区の顕彰が授与されます。今日は山形県の飯豊町の町長をお招きしています。岩手大学の広田先生より紹介です。住民による120人委員会を作ったのが、スタート。総合計画には、「手作りの町飯豊」とされていた。1970年代からこのような先進的な取り組みを行ってきた。#農村計画祝30

2012-07-08 14:45:17
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

1990年代から2000年にかけて、地区別の土地利用計画を住民参加でつくってきた。それは地区別の総合計画と言えるもので、絵に描いた餅ではなく、実効性を持ったものであった。#農村計画祝30

2012-07-08 14:47:35
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

後半が始まりました。テーマは、「次の10年に向けての農村計画学」です。パネラーは、愛媛大学の武山先生、神戸大学の中塚先生、岩手大学の三宅先生、筑波大学の村上先生で、コーディネータは学会長の山路先生です。#農村計画祝30

2012-07-08 15:39:52
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

今回のパネリストは新進気鋭の研究者が選ばれています。まずは武山先生から。農村計画分野は女性が多いのも特徴ですね。#農村計画祝30

2012-07-08 15:42:28
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

武山先生は、農村計画学が実なのか、学なのか戸惑い、実の部分をやりたいと思い、民間のシンクタンクに就職したそうです。しかし、実務をするうちに、学術的な裏付けがないものが多いことに気がつき、最終的に学の世界に戻ってきました。#農村計画祝30

2012-07-08 15:45:08
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

研究の始まりは、中山間地域では耕作放棄地があり、平地では圃場整備が推進されていた。学生の時に、これは矛盾しているのではないかと疑問を持った。担い手への農地集積といっても、人手がかかる中山間地域はそれで維持できるのだろうかと思った。#農村計画祝30

2012-07-08 15:46:41
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

そこで、小規模農地の多目的利用の実態を調べてきた。その結果、土地利用計画手法が課題だと思っている。転用は規制できても、耕作放棄は規制できない。圃場整備や補助制度がインセンティブになりにくくなっている。#農村計画祝30

2012-07-08 15:48:51
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

ルーラルフリンジという言葉を作った。農村地域の周辺部分が問題だと思っている。野生動物と人間の関係、つまり獣害に着目している。境界空間において動物と人の動きを制御しうる空間設計手法とは何か。#農村計画祝30

2012-07-08 15:50:28
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

次は、神戸大学の中塚先生から話題提供。中塚先生も一度民間企業を経験している。学部は花卉蔬菜研究室。修士課程から農業経済学を勉強した。同時に丹波地域で非常勤研究員をやった。(この頃からのお付き合いです。)#農村計画祝30

2012-07-08 15:52:42
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

自身でNPOを立ち上げて、都市と農村を結ぶ活動をしている。農村計画学会が2003年に神戸大学で開催されたのが、参加のきっかけ。実は農村計画学とはあまり縁がなかった。昨年は、英国に留学。#農村計画祝30

2012-07-08 15:54:20
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

そもそも和泉の出身で、かなり濃い農村コミュニティの中で育ってきたのが自分の根底にある。#農村計画祝30

2012-07-08 15:55:47
Tomohiro ICHINOSE @Landschaftsplan

研究対象は、神戸から周辺地域。方法はアクションリサーチなどを用いている。都市と農村の連携や地域自治組織の再編、地域の知恵などが研究対象。#農村計画祝30

2012-07-08 15:57:12