広島教採塾さん「教採なんでも質問コーナー」についてのツイート。

教員志望者からの様々な質問に答えてくださっています。
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レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

さて、最初の質問は、「勉強が苦手で、モチベーションや将来の目的を失って日々適当に勉強をしている中学生に対して、どのような声をかけたら彼らはやる気を出してくれますか?」 です。

2012-03-30 21:01:07
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

もちろん、実際の学校現場での指導はケースバイケースです。その子たちの、その学級のいろんな事情やこれまでの経緯の積み重ねがあります。他の先生方との協力関係も家庭との関係もあります。そういったことの総体としての指導があるわけですが、ここでは、あくまでも教採の解答用として考えてみます。

2012-03-30 21:03:30
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ですから、今日、これから私がツイートするのは、あくまでも教採の解答としてなら、こういった考えがあるというものです。現実の詳細な事実関係がない設定ですので、現場の指導とは若干異ならざるを得ないことをご了解くださいね。教採のための頭の体操、心構えの特訓として読んでいってくださいね。

2012-03-30 21:05:11
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

さて、先程の「勉強が苦手で、モチベーションや将来の目的を失って日々適当に勉強をしている」中学生にどうやってやる気を出させるかです。これは、教採の別の出題形式では、子どもから「なぜ勉強しなければいけないんですか」と聞かれたらどう答えますか、といったものもあります。

2012-03-30 21:06:51
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採的に言えば、子どもが学ぶ意義とは、まず第一に「未来の可能性が広がる、増える、大きくなる」ということでしょう。勉強すればするほど、未来において自分ができることの範囲が広がります。だから、自分の未来をできるだけ可能性の大きいものにしておくために学ぶんだということを伝えるのです。

2012-03-30 21:09:41
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

例えば、数学が嫌いだから数学は勉強しないという子どもがいたとします。でも将来、数学が必要になってくる職業に就きたくなるかもしれない、その時にその職業に就けるようにしておくためにも勉強しておく。それは英語でも理科でも体育でも同じこと。何かを学ばなければ、その分だけ未来の選択肢が減る

2012-03-30 21:12:14
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

中には、例えば、自分は父親のお店を継ぐことにしているから、勉強は不要だ。就職活動もしない、なんて考えている子もいるかもしれません。そんな子にも、その店をもっと大きくするために、もっとお客さんに喜んでもらうために、やはり勉強は必要で、その時に何の勉強が必要かは今は分からない。(続く

2012-03-30 21:14:22
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

だから、できるだけ、多くのことを今、子どものうちに勉強しておくことが、大人になってどんなことができるかにつながる。そんな話を教師は子どもにします。

2012-03-30 21:15:16
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

学ぶとは、子どもが大人になること。教えるとは、子どもが大人になるのを見守り、助けること。だから、子どもに、学ぶ・勉強するということは大人になる準備だということを伝えたいのです。学びが多ければ多いほど、どんな大人になるかの選択肢が増える。選択肢が多いということは自由と言うことです。

2012-03-30 21:16:41
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

将来、やりたいことをやるためには、そんな自由な選択肢を持っておくためには、今、できるだけたくさんのことを勉強しておく必要がある。それを子どもに伝えたいですね。自分の将来を自分で自由に設計したいなら、今、勉強しておく。学ばないと、その自由度が少なくなる。自分の未来が自由でなくなる。

2012-03-30 21:18:10
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

自分のしたいことをするために、自分の想い通りに生きるために、自分の未来を自分にとって自由にするために、そんな大人になるために、今、勉強する。そんなことを教師自らの熱い言葉で伝えることができればいいですね。

2012-03-30 21:19:08
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

次の質問は、「論作文で『こどもの夢をかなえるために具体的に何をするか』というテーマを前にしたとき、何か具体的な対策はありますか?」 です。

2012-03-30 21:20:42
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

これも、よくある出題例ですね。「子どもの夢をかなえるために」何をするか? さあ、どう考えたらよいでしょうか。 私は、3つの観点から考えていけばよいと思います。

2012-03-30 21:21:42
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

1.日々の勉強が未来の可能性を広げる。2.夢を見つけるための夢探しの体験にたくさんチャレンジしてみる。3.夢をかなえるためのプランニングをさせてみる。 の3つです。

2012-03-30 21:22:59
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

1の日々の勉強が未来の可能性を広げるというのは、最初の質問の答えに書いたことです。今、勉強していることがそのまま夢を実現する底力になる。今学んでいることが夢を支える力になるということですね。

2012-03-30 21:24:26
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

2の夢を見つけるための夢探しの体験にたくさんチャレンジしてみる、とは、夢探しを子どもにどんどんさせるということです。夢を叶えるためにいちばん、必要なことは何でしょうか? それは、夢を持つことですよね。

2012-03-30 21:27:23
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

あのウォルト・ディズニーもこう言っていますね。If you can dream it, you can do it. そう、夢を持つことができれば、叶えることもできるのですね。だから、子どもに夢を探してもらう。自分の夢を見つけるのは簡単なようで、結構難しいですよね。

2012-03-30 21:28:30
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

だから、子どもが夢を見つけるきっかけとなるような体験をたくさんしてもらうのです。それは、就業体験でもいいし、ボランティア体験でもいいし、学校内で行う活動でもいい。高校生くらいなら文化祭の企画のような経験からでも夢を見つけることができるかもしれませんよね。

2012-03-30 21:30:03
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

できるだけ、多くの体験をする中で、子どもたちの誰かが何かを感じて、それを自分の夢に育てていく。そんな営みを続けていくのです。

2012-03-30 21:30:53
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

3の夢をかなえるためのプランニングをさせてみる、というのは、夢が見つかったら、それを叶えるために自分は何をしていけばいいかというプランニングを子どもにさせてみるのです。

2012-03-30 21:32:03
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

例えば、通訳になりたいという子どもがいたとすると、そのプランニングは、何語の通訳? どういう風に言語を勉強する? どんな通訳かで勉強する領域も違いますから、外交通訳なら政治や経済を、アーティストの通訳なら音楽や芸術を、科学技術なら理科や社会を勉強する必要がありますよね。

2012-03-30 21:34:49
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

自分の夢を実現するために何をしたらいいかの道のりを子ども自身で描いてみる、そんな活動をしてみると、子どももより具体的に自分の夢を叶えるイメージがわきますね。

2012-03-30 21:35:49
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

次の質問です。 「今年中学校の英語を受験しようと思っているのですが、リスニングのスピードや時間がどの程度かかるのか、また要約のコツなど教えて頂けないでしょうか。」

2012-03-30 21:36:42
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

受験する県によって、出題形式や出題例は異なりますが、一般的に言うと、英語のリスニングのスピードは、ほぼナチュラル・スピードか、それよりやや遅いくらいですね。TOEICと同じかやや遅いくらいだという感想を持つ人が多いようです。

2012-03-30 21:38:34
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

英語のリスニングで高得点を採る方法は2つ。一つは、たくさん、たくさん、普段からリスニングをしておくことです。ニュースを英語で見る。映画やドラマを字幕なしの英語でみる。英語リスニング教材などを試してみる。なんでも結構です。最低でも教採までに100時間以上、英語を聞きまくってください

2012-03-30 21:40:22