トイストーリーは「アイデンティティの喪失と獲得」を描いた映画

@houtou_trip20さんのツイートのまとめ。
6
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

トイ・ストーリーは一貫して時間の残酷さとそれに如何に打ち勝つかという物語だから、この二枚を重ねるのは非常にトイ・ストーリー的に正しいんだよね。

2012-07-11 22:39:21
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

と言うわけで、ちょっと今からトイ・ストーリーに関しての長文を連ツイ(15postちょいくらい?)するので、TL汚し宣言。 あとネタバレも多し。

2012-07-11 22:44:42
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

トイ・ストーリーってのは基本的に「アイデンティティの喪失と獲得」を描き続けてきた映画だと思っている。 第一作でその「喪失と獲得」の役を担ったのはスペースレンジャー・バズ・ライトイヤーだ。彼は自分がオモチャではなく本物の「宇宙の戦士」と思い込んでいる。

2012-07-11 22:45:18
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

しかし物語の中、バズは期せずして自分が大量生産の玩具に過ぎない事を知り自暴自棄となってしまう。バズは叫ぶ。「私は一体どこの誰なんだ!?」 そんな「オモチャでしかない事の悲しさ」に絶望したバズが、最後には「オモチャである事の幸せ」を獲得するというのが第一作「トイ・ストーリー」だ。

2012-07-11 22:45:27
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

その「オモチャである事の幸せ」をバズに教えたのが主人公のウッディなのだが、第二作において今度はそのウッディのアイデンティティが揺らぐ。「トイ・ストーリー2」では、オモチャであるが故のトラウマを抱えた、プロスペクターとジェシーという二人(二体?)のキャラクターが登場する。

2012-07-11 22:45:34
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

老人キャラのプロスペクターは、過去オモチャ屋で惨めに売れ残り、値下げやワゴンの投げ売りを経てプライドをズタズタにされながら、一度も誰からも所有されずに今まで生きてきた。

2012-07-11 22:45:42
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

一方ジェシーの場合は、かつては持ち主に大事にされていたのだが、その持ち主も成長とともにいつしか自分の存在を忘れ去っていき、そして最後には捨てられたという過去を持つ。

2012-07-11 22:45:55
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

自身がオモチャである事にプライドを持っていたウッディは、全てのオモチャがその幸せを手に入れられる訳ではない事、そして今自分が享受している幸せも、いつかは失う事が約束されている事を知る。

2012-07-11 22:46:03
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

自分が今いる楽園があくまで期限付きであるという現実を突きつけられたウッディは、プレミア付きのオモチャとして博物館でキレイに保管される事を一度は選択する。

2012-07-11 22:46:14
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

しかし救出に現れたバズ達の説得によって、ウッディは自分の持ち主、アンディのもとに帰る事を決意する。自分のアイデンティティが、誇りの在処が、「プレミア品である事」なんかでは無く、「アンディのお気に入りのオモチャである事」にあるのだと思い出したからだ。

2012-07-11 22:46:22
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

いずれ終わってしまう楽園に、それでも最後まで、自分が必要とされる限り残る事を決めたのだ。

2012-07-11 22:46:28
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

そして最新作にしてシリーズ完結編である「トイ・ストーリー3」では、2で示されたオモチャとアンディとの別れが実際に描かれる。

2012-07-11 22:46:35
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

冒頭からして既に前二作のレギュラーキャラは半減しており、残されたウッディ達とて何年も遊ばれていない。そしてアンディは大学入学のため遂に家を出て行く。予定されていた楽園の終焉を目前にしてオモチャ達は右往左往し、予期せぬトラブルにも見舞われながら映画としての冒険活劇を繰り広げる。

2012-07-11 22:46:47
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

3の中で、ウッディは何度も「俺はアンディのオモチャだ!」と口にする。捨てられたと思い込んだ他のオモチャ達はアンディの家を脱走し、保育園に新たな居場所を見出すが、しかしウッディだけは「家に帰ろう。アンディの判断に身を任せよう」と皆に語りかける。

2012-07-11 22:46:58
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

何故か? 「俺達がアンディのオモチャだからだ!」

2012-07-11 22:47:09
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

物語の最後で、ウッディ達は近所の女の子の元へとアンディの手で引き渡される事となる。それはウッディがアンディにひっそりと働きかけた事によって引き起こされた結果だった。

2012-07-11 22:47:21
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

自分一人だけはアンディの手元に残されるはずだったウッディは、自分の意思によりアンディとの別れを選んだ。ウッディは、大人となったアンディにノスタルジーで所有されるのではなく、新たな子供の元で遊ばれる事を選んだのだ。

2012-07-11 22:47:33
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

そして、最後の別れにオモチャ達はアンディと共に奇跡のような一時を過ごす。一連のラストシーンを見ながら、俺は3Dメガネの裏でボロボロ涙をこぼしていた。

2012-07-11 22:47:45
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

と言う訳で、トイ・ストーリー3を見た直後に勢いに任せて書いた覚書でした。ちなみに本当なら、第一作ではウッディがアンディのお気に入りの座をバズに奪われるってのがもう1つの「アイデンティティの喪失と獲得」に対応してて、(続く)

2012-07-11 22:48:51
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

(続き)それが「古いオモチャが新しいオモチャに取って代わられる」という意味で、トイ・ストーリーで一貫して描かれたもう一つの大きなテーマ「時間の残酷さ」を表してるんだよねって話を、上手く入れたかったんだけど無理だったんだよねー。とちょっとだけ弁解しておく

2012-07-11 22:49:10
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

ていうかかなり勢いで書いた文章だから、記憶違いが含まれてる可能性大。 まあとにかく以上です。TL汚し失礼っした。

2012-07-11 22:49:54
あでのい@17歳女子高生 @adenoi_today

あ、来週2やるのかw だったら今の来週にしときゃ良かったかな。

2012-07-11 22:51:52

コメント

cheblike @cheblike 2012年7月12日
こういう考察もあるようです→http://movie.maeda-y.com/movie/01481.htm 深いですねトイ・ストーリー。
0