ギリシャ神話&美術夜話【デメテルとペルセフォネ篇】 ~ベルニーニの彫刻もあるよ~
segawaさんの話に眠れない……。先日ディオニュソスについてちょっと読んだから、尚更わくわく。というかダフネとかもうガッと食いつきますよガッと。
2010-07-06 02:05:31先日読んだディオニュソスについてのコラムは再掲になるけどこちらにまとめた。 http://d.hatena.ne.jp/k_ayuno/20100702/p1
2010-07-06 02:15:36大好き。 RT @segawa: おまけ。ベルニーニによる彫刻『アポロンとダフネ』 http:// bit.ly/9eteEK 。正面: http://bit.ly/awzfON 背面: http://bit.ly/dp4Kil 顔: http://bit.ly/aqvQCD
2010-07-06 02:07:57ダフネが木に変わってしまうという「変化」のテーマが、これまた全く別のマテリアルである大理石でつくられているというところもポイント。こういう内部と外部の違いをもてあそぶような彫刻、ベルニーニをはじめとするバロックによくある。
2010-07-06 02:10:45ダフネの木と人の質感変化、こーゆーの見ると「予備校時代に、粘土で色々なものをリアルに作ったなぁ」「あそこ作るの大変なんだよなぁ」「接地と傾きがキモだね~|」と思ってしまう予備校病
2010-07-06 02:13:36アポロンの軽やかな浮いた脚、こういうの掘るのは技がいるよね。アポロンとダフネの間に空間があるのも彫りこんでるけど、技のアピールポイントだ。RT @segawa:ベルニーニによる彫刻『アポロンとダフネ』 http:// bit.ly/9eteEK 。
2010-07-06 02:23:32まあそこへいくとペルセフォネーは、娘っこだったり「デメテールの中の処女性を抽出」したような存在だったり、かと思えば「名前は破壊者の意」だったりして、いまひとつよく分からない感じもある。
2010-07-06 02:07:55ペルセポネーとダフネの話がTLに飛び交っている。ダフネといえば自分は小さい頃に見たこの絵で、ものすごく怖くて夢に出てきた…。http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a5/Apollo_and_Daphne.jpg
2010-07-06 02:14:14↑アントニオ・デル・ポッライオーロの『アポロとダフネ』。両手が木に変わっていく、その最中のダフネ。アポロンを見下ろす視線がちょう冷ややか! おまえこれから木になっちゃうねんで!?と言いたくなりますが、なんとも異様な雰囲気ですねぇ…… http://bit.ly/duyXTR
2010-07-06 11:00:00他にもいくつか理由があって、人間が無機物に変えられる話は、怖さと興味がまぜこぜになっているのよね。ダフネもそうだし、グリム童話のトゥルーデおばさんとか、聖書のロトの妻とか。映像作品にもそういうシーンが出てくるとうわ~って心を揺さぶられてしまう。
2010-07-06 02:15:53怖あ! @astau ペルセポネーとダフネの話がTLに飛び交っている。ダフネといえば自分は小さい頃に見たこの絵で、ものすごく怖くて/http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a5/Apollo_and_Daphne.jpg
2010-07-06 02:15:42あ、見た見たこれ。 RT @astau: ペルセポネーとダフネの話がTLに飛び交っている。ダフネといえば自分は小さい頃に見たこの絵で、ものすごく怖くて夢に出てきた…。 http://trunc.it/9d1xf
2010-07-06 02:17:45人間がブワアアッと勢いで別のものに姿を変えるのに惹かれるのかな。E.A.ポーの短編にある、催眠術をかけられてこの世にとどまった死者が、術が解かれた瞬間に、急速に腐敗膨張して液状化するシーンは、ハリー・クラークの絵で先に見ていたけどゾクゾクした。
2010-07-06 02:27:25ちなみに最初のpostでご紹介した、ヴェルギナ第一墳墓の壁画 http://bit.ly/cOouzP は、墓の中にあるということから、娘を奪われたデメテルの悲しみを、被葬者を悼む気持ちになぞらえてこの絵を描かせたのでは、という話もあるようで。
2010-07-06 02:14:29