毎日新聞・記者の目7/12「大震災と宗教者」について

『毎日新聞』の7月12日朝刊「記者の目」というコラムで「大震災と宗教者について」と題する文章が掲載されました。宗教学者 島薗進氏の一連のツイートでをまとめました。
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島薗進 @Shimazono

1毎日新聞「大震災と宗教者」http://t.co/bOVeqfx6 「「カフェ・デ・モンク」という移動喫茶がある。被災地・宮城県でほぼ毎週1回開かれ、仏教やキリスト教の宗教者が被災者の声に耳を傾けている。名のモンクは英語の「僧侶(monk)」と日本語の「文句」をかけている。」

2012-07-12 11:19:50
島薗進 @Shimazono

2毎日新聞・記者の目7/12「大震災と宗教者」「石巻市の仮設住宅の会に伺うと、被災者約80人がコーヒーやケーキを味わいながら僧侶ら十数人と約3時間語り合っていた。木村良子さん(62)は約 40年、夫の由行さん(63)ら家族でカキ養殖業を営んでいたという。栄養を蓄えたカキの収穫は」

2012-07-12 11:20:07
島薗進 @Shimazono

3毎日新聞・記者の目7/12「大震災と宗教者」「何ものにも代えられない喜びだった。だが、津波は義父(当時87歳)の命とすべての養殖設備を奪い去った。「自殺したいと何度も思った」。良子さんの声に僧侶は静かに耳を傾けていた」「「被災者は震災が自分たちに与えたものは何か、その意味を」

2012-07-12 11:20:34
島薗進 @Shimazono

4毎日・記者の目「大震災と宗教者」「「何年もかけて問い直す。その思いに向き合えたら」と同県栗原市の僧侶、金田諦応さん(56)は話す」他方、「「脱原発」を呼びかける宗教者もいる。教えの違いを超え、被災者に寄り添う姿勢に、宗教者が社会で果たすべき新たな役割も見え、心強さを感じている。

2012-07-12 11:20:55
島薗進 @Shimazono

5毎日「大震災と宗教者」「「政治に判断を委ねるべきだ」との慎重意見が内部にもあったと言う。それを説得したうえでの要望だった。…宗教界が原発を将来の人々の生活や生命にかかわる深刻な問題として無視できないところまできていると解釈している」。公共空間での宗教の役割を問うタイムリーな記事

2012-07-12 11:21:22