0706 さそりんプレゼンツ「あなたの知らない世界」第二話(昼の部/夜の部)
@saso_bot 相次ぐ返事は無し子ちゃん状態は、きっとcr……いや!楽しみすぎて金縛り待機なうなんだよ!だから気にする事ないよ!まだ始まってないのに怪異現象先取りだなんて、皆気が早いなあ!(…悪気は無かったんだけど、結構凹まれてるようなのでオロオロなう)
2010-07-06 22:10:24【怪談】昼間お前の紅茶話を聞いてて思い出したんだけどな、俺の高校時代に学校で変な飲み物が一瞬ブームになったんだよ。っていっても飲んでたのは三年の先輩一人だけで、その破壊力がまじで半端なかったんだけどな
2010-07-06 22:18:05その先輩の名前が牡牛だった。……え? ああ偽名だよ。今回も。でも体格とかよく似てたぜ? 若干水太りっぽい重量感とか、高校の机の規格に若干おさまりきらない姿で座ってるとことか。ちょっと猫背だった。静かにしてりゃ気の良さそうな、普通の、人だったんだけどな
2010-07-06 22:21:50で、牡牛先輩はいつも正体不明の褐色の液体を飲んでいた。……授業中も。普通のウーロン茶とかじゃない。「隣で授業受けると漢方薬っぽい臭いがする」っていってかなり怪しい飲み物だったんだ。ろ過し損ねた茶色いカスも一緒に飲んでた。ずっと飲むから理科室に専用のペットボトルがあって
2010-07-06 22:26:03牡牛先輩は昼休みになると必ず補給のために理科室へ行くんだ。……なぜか必ず理科室らしい。それは家庭科室や職員室や給湯器のある部屋では駄目だった
2010-07-06 22:28:46一人で理科室に行って、ペットボトルに補給が済むと菩薩みたいな顔で戻ってくる。で、この行動が気になって調べた先輩が他にいたらしいんだ。それが乙女先輩っつって三年からの牡牛先輩のクラス友達だったらしい
2010-07-06 22:31:47これは乙女先輩しか見てないらしいんだが、牡牛先輩の正体不明のお茶には髪の毛のような、植物の蔓のような、すげー細長い混入物が入ってたことがあったそうだ
2010-07-06 22:35:00牡牛先輩はにこにこしながらそれを平気な顔で飲んだ。絶対口に入ったらわかる量だったらしいな? 乙女先輩はもう、それがヒステリックになるぐらい許せなかったらしくて、その場で思わず聞いたそうだ。「牡牛君、そのお茶は一体何を煮詰めたやつなんだ!?」って
2010-07-06 22:37:21人前だったんで、牡牛先輩は困った顔になって「なんでもないよ」ってのろのろ逃げたらしい。でも乙女先輩はそれじゃ気が済まなかったんだな。彼はあとで昼休みになって、牡牛先輩のあとを尾けることにした
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