アームヘッド三章ジ・エンドまとめその7

ジ・エンドの続きです。 このアカウント等で連載をしています。 https://twitter.com/makitateriz ジエンドほか登場するアームヘッドの画像が見れます。 続きを読む
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マキータ @makitateriz

アームヘッド・ヴァーシズ 第三章ジ・エンド

2015-08-27 20:39:49
マキータ @makitateriz

いままでのあらすじ 自我に目覚めたアームヘッド達は自らの神であるアームヘッド、アビススカージを創造するために最強の七つのアームコアを集め始める。それを知ったティガーは対抗できるアームヘッド、セイントメシアアブソリュートオメガを造ろうとする。だが彼の姉秋那が乗ったそれこそが・・・。

2015-08-27 20:43:06
マキータ @makitateriz

紅葉ちゃんがやって来た。何時になくテンションが高い。「ねえ、秋那聞いて聞いて!」興奮した彼女はしつように聞くことを求めた。新学期が始まったばかりなのにこいつは・・・。「どうしたの?いったいなにがあったの?」

2015-08-27 20:47:09
マキータ @makitateriz

「は?」どういうこと?「あ、そうか。結論から言っちゃわかんないよねー」「・・・。そうだね」「あれは・・・」紅葉ちゃんが語りだした・・・。

2015-08-27 20:50:11
マキータ @makitateriz

私は母校の白雪中学(ティガーが通っているところだ、というか秋那の母校でもある)にオカリナ研究会(検閲を避けるためだ、本来はオカルトを研究する)にOG(先輩の一種)として言ったら驚いた。「なにがあったのよ」校舎が魔改造されていた。とにかく建物が増えていたんだ。夏休みだもんね。

2015-08-27 20:54:07
マキータ @makitateriz

競技場や赤い電波塔、動物園や遊園地が増設され、先輩の庵があったところには古城が建っていた。裏山にだよ!普通裏山に古城ある?学校だよ!まあそれはいいんだけど・・・。私の眼を引いたのは先輩ダンジョン!これには心ひかれたね!でも「先輩まずいですよ!」オカリナ研究会は乗り気じゃなかった。

2015-08-27 20:57:46
マキータ @makitateriz

「ナメクジどもが!オカリナでも研究してろ!カス!」怒った私はオカリナ研究会のナメクジどもを見捨て一人、先輩ダンジョンへと潜ることにした。「よく無事だったわね・・・」でも恐ろしい奴が入り口からすぐ現れたの。緑色の液体に顔がついたモンスター!「す、スライム!」ゲームで見た!

2015-08-27 21:01:01
マキータ @makitateriz

「その通り、俺はスライム先輩!愚かにも先輩ダンジョンに侵入する輩を排除する役割を任せられている!」スライムがしゃべった!怖い!まわりにはよく見るとジャージのような服の切れ端。犠牲者?「あ、あなたもこの学校の生徒?」震えて答えた。「そうだ!俺はこの学校の生徒で人間で先輩だ!」

2015-08-27 21:04:03
マキータ @makitateriz

「紅葉ちゃん、本当によく大丈夫だったわね?」「ここからが面白いのよ」紅葉ちゃんはまだ興奮してスライム先輩の話を続けた。「俺のスライム溶解体液は服のみを溶かす!愚かにも先輩ダンジョンに侵入する輩は下着姿で逃げ帰るという算段だ!ハハハ」スライム先輩は笑った。「たいしたことないね」

2015-08-27 21:07:11
マキータ @makitateriz

「そうでしょー、私もそういったのよ!」そしたら・・・。「キィー!下着もとかしちゃる!」スライム先輩が襲い掛かる!スライム先輩を辛うじてかわすが体液!酸のような物質が服に掛かると煙をたてて溶ける袖!「ハッハッハー!案件だーっ!」そこに槍が一本飛んできたのよ!「ちょっとやめないか」

2015-08-27 21:10:40
マキータ @makitateriz

い、イケメンが槍がヤリ!「バカなーッ!俺のアームヘッドボディにダメージを与えるとはーッ!」槍がスライム先輩の体を溶かす!イケメンがスライム先輩に刺さる槍をグリグリ「貴様ーッ!見覚えがあるぞーッ!」そういうとスライム先輩は蒸発した。「あ、ありがとうございました」「大丈夫か」

2015-08-27 21:13:59
マキータ @makitateriz

「ええ、でも。殺しちゃったの?」「気にやむ必要はない。あれはアームヘッドの一部だ。本体はまた別に居るのだ。・・・。余計な話をしてしまったな。帰るといい」「え?でもちょっと待って」「なんだ?」私のつけものいしハンターの血が騒いだ。「その槍、聖遺物じゃない?」初めて彼が私を見た。

2015-08-27 21:17:14
マキータ @makitateriz

「死刃突化を知っているのか?」「いえ、突化者意思は初めて見るけど。実物は・・・。はっ、まさかこのダンジョンにまだ見ぬ突化者意思が!」「・・・。正解だ、と言っておこう。その聖遺物のパワーゆえにあのような輩が住み着くのだ」ではまだあのような魑魅魍魎が・・・。「さあかえりたまえ」

2015-08-27 21:20:44
マキータ @makitateriz

「待って名前を教えてよ!同じつけものいしハンターとして!私は青葉、紅葉青葉よ」「・・・。紅葉さん、私の名前はクロワ、クロワ・サン・テリアスだ。覚えなくともよい。もう会うこともないだろう」

2015-08-27 21:22:47
マキータ @makitateriz

「彼の槍はスゴいわよ」終わり 「ダンジョンズ・センパイズ」に続く。

2015-08-27 21:23:41
マキータ @makitateriz

「新たな目覚め」 (ティガー・K・テーリッツ編)

2015-08-29 10:11:08
マキータ @makitateriz

学校が急変していた・・・。これは先輩ラストバタリオンなる連中を仙人先輩が解き放ったかららしい。だがこの急激変化、工事は誰がやったのだ。「これはかぐや中の長内くんがやったのだ」イヤミ委員長が言った。「長内・・・。ええと幼女先輩でしたっけ?」「そうだ、彼は一夜で城を作るほど無双!」

2015-08-29 10:14:41
マキータ @makitateriz

「一夜城・・・。つまり夏休みの全期間を利用すれば学校そのものの改造がこれほどまで可能ということですか」「そうだ、彼は見た目以上に恐ろしい男だ。気をつけたまえ。二学期最初のアームヘッド対決はかぐや中との全力対決。部内のアームヘッドが全機参加する、彼はもっともそれを得意とする」

2015-08-29 10:18:10
マキータ @makitateriz

不気味な予告だが・・・。授業を受けねばならぬ。国語だ。「あれ、先生変わりました?」肩にオウムをのせた男。これが新たな国語教師。「ええ、佐藤さんはやめました」「そのオウムはなんですか?」「本体です」・・・。数学や家庭科、美術などでも教師の変化・・・。いったい?放課後にオウムだ。

2015-08-29 10:21:47
マキータ @makitateriz

「ティガー、オウムが飛んでるぜ」坊主頭になった礼三郎先輩が言った。「あれ、先生のオウムじゃないですかね。逃げたのかな」「ゲコーッ!オレハ物真似先輩!」オウムがしゃべった!「なんだぜ?」「オレハオマエタチニ警告ニキタ!」オウムが続けた。「烏谷だぜ」「ラストバタリオン!」

2015-08-29 10:25:11
マキータ @makitateriz

「?」「センパイハモウ本気ナノダ!」「つまり?」坊主頭を触りながら九先輩が尋ねた。「ラストバタリオンガ来ル!」「はっ先輩ラストバタリオン!聞いたことがあるぞ!」「知っているのか?イヤミ!」「ああ・・・。OB(先輩の一種)を集めた恐ろしい集団!その一部は教師だとされている!」

2015-08-29 10:29:16
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