第20回 明日の教室東京分校 #askt20 大橋邦吉先生(している株式会社)『「クラスファシリテーション講座」と「チームビルディング体験」』
大橋:教えることができる瞬間 Teachable Moment がある。このタイミングだから説明が理解できるというタイミングがある。そうした瞬間を活かすには、「臨機応変」と「覚悟」が必要。 #askt20
2012-07-14 15:50:17大橋:この部屋にはたくさんの「青い物」がある。しかし、ここまで「青い物」は意識されていない。人は、自分にとって大切なものだけを意識する。「青い物を探す」という目的が与えられれば、「青い物」が目につくようになる。 #askt20
2012-07-14 15:54:40「ジャイアンの善行」、初めて聞きました。ありがとうございます。 RT @moto_ito: これをジャイアンの善行と呼んでいます。大抵のアホ教師がいちころ。この前NHKみましたよ!RT 大橋:ある学校で「素行が悪い」と言われていた生徒が、見学者である自分のため #askt20
2012-07-14 15:59:16(藤川感想)教師にとって先入観にとらわれずに子どもを見ることは生命線と言ってよいと思いますが、非常に難しいことです。研究者マインドをもって実践に取り組むことが必要と思います。教員養成には研究者マインドの育成が重要ということになりますが、実態は…。 #askt20
2012-07-14 16:02:16大橋:隣のクラスの教師、校長、指導案、保護者等に焦点が当たっていて、子どもに焦点があたっていない教師がいる。目の前の子どものために教師をしているはずで、焦点を子どもにあててほしい。 #askt20
2012-07-14 16:07:28なるほどです。 RT @moto_ito: 私が勝手に作りましたw。先生達は不良の善行には激しく反応するので中学生の時に揶揄してました。RT 「ジャイアンの善行」、初めて聞きました。ありがとうございます。 #askt20
2012-07-14 16:08:05(藤川感想)問題ある児童生徒の善行にばかり教師の目が行くのは、他の児童生徒が見えていないということになりかねませんね。「焦点を子どもにあてる」というレベルでなく、一人一人の子どもにどんどん焦点をあてていくことが必要と言えます。 #askt20
2012-07-14 16:10:01Empty the Cupというお話。話しかけることはコップに飲み物を注ぐようなもので、理解することは相手がそれを飲んでくれること。相手に合わせた飲み物を注ぎ、相手が相手のペースで飲んでくれることを待つ。 http://t.co/A2SNGBdX 参照。 #askt20
2012-07-14 16:13:00大橋:子どもが冷めるのを待っているのか飲み込もうとしているのかは、「表情」「しぐさ」「場の雰囲気」である程度わかるはず。 #askt20
2012-07-14 16:19:31大橋:コップの形や大きさは、みんな違う。どんなものをどのように注げばいいのか、その人に合ったものを注いでほしい。一斉授業でも、一人一人のコップの形や大きさを意識する。 #askt20
2012-07-14 16:22:47大橋:学級経営は、砂場で大きな山をつくるようなもの。土台がしっかりしないまま砂をかけても、崩れてしまう。ある程度砂をかけたらすりつぶしてしっかりした土台ができる。ここにまた砂をかける。こうしたことの繰り返しが学級経営。 #askt20
2012-07-14 16:41:14ふーん。 RT @daisukef: 大橋:学級経営は、砂場で大きな山をつくるようなもの。土台がしっかりしないまま砂をかけても、崩れてしまう。ある程度砂をかけたらすりつぶしてしっかりした土台ができる。ここにまた砂をかける。こうしたことの繰り返しが学級経営。 #askt20
2012-07-14 16:42:04大橋:アクティビティは、それほど頻繁に使う必要はない。むしろ、日常の活動の中でTeachable Momentを見つけ、どうしてそうなったのか、どうすればよいのか等の振り返りをさせる。アクティビティはサプリメント的に使う。 #askt20
2012-07-14 16:44:04大橋:ふりかえりにおいては、目的を明確にし、視点を選び与えてあげる。「どう思う?」などと曖昧に問わない。視点を与えるタイミングは、Teachable Moment ということになるので、いつどのタイミングがよいかの正解はない。 #askt20
2012-07-14 16:50:16大橋:ふりかえりの方法をたくさんもつ。円になって話すだけがふりかえりではない。絵を描く、身体を使う等。言語が得意な人、身体を使うのが得意な人、絵を描くのが得意な人等、さまざま。 #askt20
2012-07-14 16:52:01大橋:職員室のチームビルディングは非常に大切。1/30 < 12/360 という話。数学的にはこれらは等しいが、チームビルディングとしてはこれが正解。30人の子どもを1人で見るより、360人の子どもを12人で見る。 #askt20
2012-07-14 16:55:19大橋:教師が、自分の担当学級以外の子どもも「自分の子どもだ」と思えれば、Teachable Momentが増える。 #askt20
2012-07-14 16:57:05大橋:全員で全員を見るには、職員室がチームになっていなければならない。教師の間に食い違いがあると子どもが混乱するので、互いの考え方も共有しておく必要がある。 #askt20
2012-07-14 16:59:03大橋:チームの発達段階。第1ステージの形成期Formingでは、コミュニケーションの量が大切。第2ステージの混乱期Stormingでは、個人が主張し、意見がぶつかりあう。このままでは効率が悪いが、第3ステージの規範期Normingで、(つづく) #askt20
2012-07-14 17:02:10大橋:(前のツイートより)個人の役割とチームの規範が明確になる。そして、第4ステージの達成期Transformingでは、チームとしての能力が発揮され、成果が生まれる。最後にはしっかりお祝いをして終わる。 #askt20
2012-07-14 17:03:34