真☆大学デビュー<第７回>生き抜く力を身につけよう

ıɥsoqoɹoɯǝɯɐʞ @KameMoroboshi

倉部：今週のテーマに入る前にですね、わたしく今回高校に行く機会がありました。埼玉の栄高校という私立の高校で、これから進路を考える３年生のみなさんにお話をする機会がありまして、なんと３年生だけで７７０人いらっしゃる結構おおきな学校です。

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倉部：で、勉強もすごくすばらしい大学に合格されてるんですけども、驚いたのが、これ高校の正門を撮った写真なんですけども、校舎の弾幕がさがってまして、右は「東京大学現役合格」左側が「ロンドン五輪出場２年土井杏南」と書いてあるんですね。

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倉部：現役高校生としてオリンピックに出場することが決定した、そんな学生がいる、そんな高校です。スポーツの強い学校でいらっしゃるようで、土井さん以外にも今回卒業生が７人オリンピックに出るそうです。最近新聞を見ていたら、私の高校は野球が２回戦敗退でしたね。

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倉部：というようなところで、さっそく、今日のテーマに生きましょうか。今回のテーマは「生き抜く力をみにつけよう」というものでございます。 今高校生の皆さんも色々言われてると思います。今日はそんなテーマでお送りいたします。

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倉部：このテーマを考えて下さった方であり、今回のゲストであるかたをですね、さっそくご紹介したいとおもいます。NPO法人NEWVERYの山本繁さんです。山本：こんんばんは、山本です。おお　拍手が来てる。大体僕こういう所で顔がきもいとか書かれるんですよ。

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中略

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倉部：前回、山本さんの「やりたいことがないヤツは社会起業家になれ 」をご紹介したので、読んだ方がいるかもしれないです。じゃあ山本さんの色々お話を聞いて行きたいと思います。

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山本さん自身は大学についても大変お詳しんですけども、高校生の皆さんはどういうことをしてるか知らない人もいると思うんですよ。 なので自己紹介をおねがいします。ちなみにご出身は？

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山本：板橋区です。大学の時に一人暮らしで結婚するまで一人暮らしです。倉部：ちなみに高校生の時はどんな高校生でしたか？

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山本：さっそく本題になるんですが、高校生の頃が自分の原体験になるんですけど、高校１年と２年の時に、父親の年収がいきなり０になったんですよ。元々うちの家は結構裕福で、どれくらい裕福かって言うと父親がCMカメラマンだったんですけど、ピークの時はマンションのローン２年で返してました。

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倉部：まじですか！山本：めちゃくちゃ稼いでますよね。だから一回たぶん板橋区の高額所得者ランキングとかに出てるんですよ。で、一個は骨折して若い人に仕事奪われたのと、バブル崩壊、広告費削減と、父親の性格とかが反映して、収入０になったんです。そうするとめちゃくちゃ父親荒れるんです。

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山本：まず　世の中に必要とされてないっていうか、もともとすごい職人なんで、その仕事ずっとやって行きたいと思ってやってるじゃないですか。で仕事がないってことが、収入ないし好きなことできないし。いや僕両親離婚すると思ってました。見てる人の中にもそういう人いるかもしれないですけど、

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山本：父親が年収０のまま１年２年してると、ほんと家きつくなって、最悪僕刺し違えると思ってました。結果としてはこういうことがあってすごく勉強するようになったんです。真面目そうって言われるんですけど、全然勉強してなくて、そもそも、小学校３年から金かけて麻雀やってたんですよ。

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中略２

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山本：で、小学５年の理科の授業の時に呼び出されて、中山先生に「賭博の容疑がある」と。倉部：それ小学生が言われるセリフじゃないですよね。 山本：いや、ホントホント。

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山本：それでなんとなくヤバイなって思って、親に言って。うちの親は結構放任で、自分で決めろみたいな。でもその時はめちゃくちゃ怒られて、人生のなかでそんなに怒られたことなくて。それでそのまま公立の中学に入れたら目をつけられると思って、これはまずいと、家の近くの私立の中学に入れた。

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山本：で全然勉強できないんですよ。最初。高１の最初の模試で偏差値３０とか出て、まあでも大学まで付属なんで、これでいいかなと思ってたんですけど、

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山本：親見てて、ようするに父親のあのできごとがあって、やっぱ家族にあそこまで辛い思いさせたらありえないだろ、っていうのと、自分もああなったらまずいなっていうのっがって、自分でちゃんと、父を反面教師にして、飯食えるようにしようって。いうのが意識されたんですよ。

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山本：それがたぶん強烈な原動力なったっていうのが、ここ最近気づいたんですよ。それで大学１年の時にHPつくって、そのHP見てくれた人が、不動産コンサルタント会社の社長で、彼にメールもらって会いに行って話したら、一千万出してもらって会社つくってもらった。手が震えながら印鑑おして・・

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山本：で学生時代に一生懸命勉強してSFC行って２年の時に株式会社の社長やって、ネクタイ締めて営業して、働いてたんですよ。 っていうのが２ー３年生で、んで１年間くらいでやめちゃったんですよ。

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山本：最初３ヶ月くらいは意気揚々ですよ。当時は会社法改正前で、１千万ないと会社作れないんすよ。そういうときに株式会社作って社長で営業して、金稼いでて、相当いけてると思ったんですよ。３ヶ月は。 でも３ヶ月経ってすごい後悔しました。

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山本：ようするに、会社では金融関係やってたんですけど、不動産の投資とか。全然やりたいことじゃなかったんですよ。とにかく自分で仕事作って金稼ぐ力を身につけるっていうのでは良かったんですけど、テーマが全然ちがくて・・

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山本：それでやめて、学生時代５年いたんですけど、演劇やったり、ゼミとかも金融工学とかやってたのをやめて、文芸とかそういう方向にうつって。父がCMとかやってたり、そういう家だったので。

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山本：で卒業するときに自分でNPOをたちあげた。そんときは教育系をやることになったじゃないですか。で最近やっとそれ意味がわかったんですよ。っていうのは、最初、父親みたいにならない、自分で起業してやってこうと。

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山本：苦労してもいいから、いつでも起業して、いつでも自分の金は自分で稼げる力を付けたいっていうのが原動力だったんですよ。