今まで書いたものまとめ

勢いで投下した黒バスプラスとそれにまつわる妄想。
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夜さり @yosari__lambent

本当は好きだけど立場上突っぱねなきゃいけない先生たちが言いそうな台詞②:緑間先生「…ふざけるのも大概にしなさい」森山先生「それは、俺に言っていい台詞じゃないね」宮地先生「…馬鹿が」

2013-03-10 22:54:19
夜さり @yosari__lambent

本当は好きだけど立場上突っぱねなきゃいけない先生たちが言いそうな台詞①:日向先生「お前、なんか勘違いしてないか」伊月先生「聞こえなかったな」水戸部先生(そういうのは本当に大事な人の前でしか言っちゃダメだよ)高尾先生「本気にしちゃうだろ?大人って意外とバカなんだよ」

2013-03-10 22:53:39
夜さり @yosari__lambent

【伊月先生】スーツの右胸に飾られた花にすら見惚れてしまうほど、この気持ちは深くて罪だ。「若いお前の人生をぜんぶ俺に頂戴、なんて言えないけど」彼の瞳の奥に宿る熱が私と同じものだったら、なんて、錯覚。「狡い大人の我儘に、付き合う覚悟はある?」次に彼が私に触れたら、きっともう戻れない

2013-03-10 00:14:50
夜さり @yosari__lambent

【宮地】アパートにお雛様は飾れないから、気分だけでもと思って作ったちらし寿司。彼に味見を頼もうと振り返ると、横からひょいと伸びてくる手。「わっ、清志くんっ」「…お前これちょっと酢入れすぎじゃねえ?俺らはいいけど子どもには無理だろ。来年はもっと甘めでな」さらりと提示された来年の予定

2013-03-03 19:29:28
夜さり @yosari__lambent

【森山先生】誰もいなくなった自分のクラスで、もう使われることのない出席簿を指でなぞる。敢えて軽く、この気持ちを誤魔化すように呼んだ彼女の名前。(今年は特別、寂しいな)それは君がいなくなるからだよ、なんて、言えないほど、この感情は深くて。桜が綻ぶように笑った君。卒業、おめでとう。

2013-03-03 00:21:16
夜さり @yosari__lambent

【水戸部先生】彼女は俺がいないときに限って保健室に来ていた。卒業式を迎えた今日、陽だまりの中で眠る彼女を見ることはもうない。この胸の奥の痛みとは、もう少し付き合うことになりそうだ。「先生、」扉を開けた先に、胸元に花をつけた彼女。「待ってました」疼いたこの心臓の処遇は、君に任せるよ

2013-03-02 21:32:13
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【宮地先生】私が声を掛けるのは決まって先生の後ろ姿。ワイシャツの皺と、揺れる甘そうな髪の色。「提出期限は伸びねーぞー」振り返った先生の胸元に、数学のノートを押し付ける。「終わりました!」私の言葉に先生はニヤッと笑って、「ごくろーさん」頭に触れたその手の温もりが特別なのは、私だけ

2013-03-02 21:25:21
夜さり @yosari__lambent

【三十路森山】夕飯のあと、お茶じゃなくてコーヒーがいいと言ったら、考え事をしたい合図。お砂糖は入れない代わりに、自分用のカフェオレを持って由孝さんの隣に座る。「…お仕事、大変?」なんて拙い言葉。「子どもがそんなこと気にしないの」子どもじゃないもん、なんて、その目を見たら言えなくて

2013-02-19 00:28:55
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【日向先生】駅を出たら送迎用のレーンに見慣れた先生の車を見つけて走り寄る。助手席に乗ると、ヒール履いてる奴が走んな、と優しいお小言。「…化粧してんのか」「まだ勉強中ですけど」「…突然大人になったみたいで、焦るな」そのセリフの割には、嬉しそうな横顔。早く追いつきたいんだもの。

2013-02-17 15:54:28
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【森山】「由孝ー?」起こしてと言われた時間に寝室に入ると、彼は既に体だけは起こしていて。「…おはよ」少し乱れた前髪と掠れた声。気だるそうな瞳。「…ずるすぎる」「え?」奴の疑問符を無視して部屋を出る。(いつも寝起きだったらいいのに)ああ、でもそれじゃダメだ。こっちの心臓がもたない。

2013-02-17 15:54:09
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【赤司】「あ、征くん、ほっぺに睫毛ついてる」ざらりとした指先が頬に触れた。「ありがとう」そのままその手を取って、唇を寄せる。「また手入れをするのを怠ってたね?」ごめんなさい、と目を伏せる彼女がどうしようもなく愛しい。「駄目だね。僕の好きなものは、君にも大事にしてもらわないと」

2013-02-14 23:34:00
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【日向】部活のときのお腹の足しにしてね、と渡されたシンプルな紙袋の中には、マドレーヌが三つ。確かにちょっとした食糧になりそうな量だ。「あれー日向、本命もらえてないの?」茶化す伊月の声を一喝して、購買で買ったパンを齧る。誰にも見せてたまるか。これは、俺のだ。 #黒バスプラス

2013-02-14 20:56:30
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【伊月先生】「先生、あの」ありったけの勇気で発した言葉は、先生の人差し指で遮られた。「続きは聞けないな」私の唇にちょんと触れて、離れていく指先。「その先を聞いたら、俺は君と距離を取らなくちゃならなくなる」目元に宿る静かな熱。「お前が卒業するまで、また明日、って毎日言わせてくれよ」

2013-02-11 16:54:27
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【森山先生】「忍ぶれど色に出でにけりわが恋はものや思うと人の問うまで」聞こえた声に振り返る。指でなぞった出席簿には、『担任 森山由孝』の文字。「…ばれてるぞ。もう少し、隠しなさい」その声のトーンでいつも話せば、きっとモテるのに。そんなこと、言ってあげないけど。「…いや、です」

2013-02-10 19:23:53
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【日向】主将としての強い声も、寝起きのやる気のない声も、デートに遅刻しそうで焦った声も、どれも大好き、だけれど。「日向君」「…ん」眠りに落ちる前の、わたしだけが聞けるこの声が、すき。「名前、呼んで?」意味のないおねだりに、彼は少し笑って、「…じゃあ、そろそろお前も、名前で呼んで」

2013-02-10 18:43:39
夜さり @yosari__lambent

【高尾】「和、お腹空いた」夕飯の食器を洗って炬燵に戻ると、ずいと迫ってくる彼女の瞳。「…へぇ」こういう時でも素直に言えないところ、俺の彼女本当に可愛い。夕飯のハヤシライスの味が残る唇にキスをして、「キスしたいって?」「…お腹空いたの」「ほら、また言った」お望み通りに、してあげるよ

2013-02-09 20:55:37
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【森山】「逃げたいなら、逃げていいよ」軽いノリで自分を覆う彼は、本性はとても臆病だ。彼の家で、彼のベッドに押し倒されて、逃げるも何もないのに。「…わたしが、由孝くんがお腹いっぱいになるまで、愛してあげる」臆病で淋しがりやな君が、笑う。「俺、大食いだから、大変だよ」それでも、いいよ

2013-02-09 01:47:12
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緑間先生「バレンタインだからと言って浮かれて学業を疎かにするような奴は人事を尽くしているとは言えないな。昼間は本分に勤しみ、放課後、場所も告白の言葉も完璧にしてこそ人事を尽くせたと言えるのではないか。…後悔のないように」

2013-02-08 00:39:39
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高尾先生「一応俺センセイだからさー、チョコ見つけたら没収しないといけないワケよ。だからお前ら、俺に見られないようにうまくやれよー。は?俺へのチョコ?ありがたいけど、受け取るかは本気度合いによるなぁ。ま、かかっておいで」

2013-02-08 00:27:37
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【宮地】酔った大男を支えながら歩く帰り道。「あークソ、お前酒強すぎ。もっと弱くなれよ、顔に合わせろ」いつも横暴だけど、今日は殊更にひどい。「…酔わせて何するつもりだったの?」瞬間、強く腕を引かれて、「こういうこと」やっぱりこの人酔ってる。「…もう叶ったじゃない」そして、私も。

2013-02-07 23:06:23
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【日向主任】「お前顔あっけぇ」そう笑う主任の顔つきも、会社の飲み会で見せるそれとはまったく違う。それなりに飲めるはずなのに、この酔いは誰のせい?「お前さ、あと何杯飲んだら俺んち来んだよ」あまりにも直球なその言葉に、「…最後にあったかいお茶飲んだら」本能で飛びついてしまった。

2013-02-04 23:05:32
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【黒子】「ごめん、ね、黒子くん」誰かにおんぶされたのなんて子どものとき以来だ。高校生のときよりも広くなった背中に、少しどきどきする。「僕の家に持ち帰っても構わないと言うのなら、許してあげますよ」ちゃんと意思表示ができるくらいには、酔いは覚めたでしょう?なんて、笑う、いじわるな瞳

2013-02-04 22:26:18
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【黄瀬】酔って友達に連れられて帰ってきた彼女。ベッドに寝かせた彼女の、無防備に晒された首筋。「もっと乱暴にしたって壊れないのに、なんて言ってたよ」余計な情報をくれた彼女の友人を恨む。「…人がどんだけ頑張って抑えてんのか、知らないくせに」この手を伸ばして、その我慢ももう終わり

2013-02-03 22:29:18
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【宮地】『お前今どこにいんだよ』至極不機嫌そうな清志の声。「もう家着くけど。今日来れないって言ってたじゃない」階段を上りきった先には白い息を吐く彼の姿。「仕事早く終わったの?」「…終わらせた、んだよ、バカ。さみーから早く入れろ」鍵を回す私の後ろで、もう合鍵寄越せよ、と声がした。

2013-02-03 21:43:04
夜さり @yosari__lambent

【伊月】仕事が長引いて、今日は行けそうにない。何度も読み返したメール。電話したって出るはずもない。でも、それでも。この淋しい気持ちの断片だけでも、彼に伝えられたら。『っ、はい!』「えっ、」『チェーン掛けないで。終わったら行く』ブツリ。彼にしては乱暴な切り方さえ、愛しいなんて

2013-02-03 21:18:36
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