「まおゆう魔王勇者」タイトルの理由

桝田省治 まとめサイト無断転載お断り @ShojiMasuda

「まおゆう魔王勇者」タイトルの理由１：まずリスク。経緯は省きますが、魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」は著者がつけたタイトルではありません。タイトルの作者から訴訟を起こされた場合、勝てない可能性があります。勝ててもパクリ等の噂でブランドイメージが傷つきます。

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「まおゆう魔王勇者」タイトルの理由２：魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」はタイトルとしては長すぎて、実際にはさまざまな省略形が流通していました。その通称の中で最も流通していたのが「まおゆう」２番目が「魔王勇者」。正確な調査はしていませんが、そんな印象でした。

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「まおゆう魔王勇者」タイトルの理由３：最終的には「まおゆう」が通称として定着することを想定したうえで「まおゆう」ではなく「まおゆう魔王勇者」を正式タイトルとした理由は、いくつかあります。まず「まおゆう」じゃ知ってる方にしか意味がわからない(笑)

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「まおゆう魔王勇者」タイトルの理由４：またリスクの話です。書籍化プロジェクトはけっこう話題になりました。ゆえに「まおゆう」も「魔王勇者」も目ざとい方によって商標申請がすでに行われている可能性がありました。国内は調査できますが海外、とくに中国は正直わかんね・・・

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「まおゆう魔王勇者」タイトルの理由５：それじゃなくても「マオ・ユウ」って名前の人やキャラ、いそうでしょ。この時点で海外への展開を想定していましたので、マオ・ユウさんと争いたくはない。で、考えたのが「まおゆう」＋「魔王勇者」という、まあ、普通は使わない組み合わせでした。

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「まおゆう魔王勇者」タイトルの理由６：最後は“黒い”桝田さんの登場です(笑)。魔王と勇者を使った創作物は世にあふれています。今後も増えると予想しました。「まおゆう」に「魔王勇者」とつけることで「まおゆう」をそのカテゴリーの代名詞とし、認知の点で先駆者利益を得る戦略です。

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@makoto_sanda 「まおゆうって音の響きがなんだかかわいいのでヒットしそうな気がします」というまったくあてにならない編集者の勘と、他には真っ黒けでとてもツイッターなんぞに書けない理由があと２つほど(笑)