「戦略家」としてのイチロー

瀧本哲史bot @ttakimoto

もし、この仮説が正しければ、イチローの基本戦略、「打率だけを評価してくれる球団、安打の映像だけを流す日本メディアという条件下で、安定して安打製造職人として、勝負する」という、自分の強み、弱み、アメリカ野球の特質を読み切った、ポジショニング戦略は終焉が近いことになろう

瀧本哲史bot @ttakimoto

さて、それでは、今回のヤンキース移籍であるが、本人が複数のオプションから選んだと報じているが、絶妙のタイミング、選択だったと思われる。来季、契約が更新のタイミングで放出されるぐらいであれば、その前の水準で移籍した方がまし。

瀧本哲史bot @ttakimoto

ヤンキース側にも取りたい事情がある。外野手陣がボロボロであり、打力はすでに十分であるから、下位打線に守備要員として入れても戦略的に正当化できる。トレード期間終了直前で他の球団・選手だと足下を見られる。また、ヤンキースは人気球団であり選手の人気を興業上のメリットに繋げやすい

瀧本哲史bot @ttakimoto

実際、イチローは守備も含めた総合指標では、評価が上がる。もっとも、どの総合評価を使うべきか、計算方法などは、まだ争いのあるところであろう。

瀧本哲史bot @ttakimoto

多くの栄誉を手にしたイチローではあるが、ワールドシリーズは制していない。それに近い、ヤンキース、引退後のビジネスバリューも高いであろう、ヤンキースに移籍するチャンスは去年でも、来年でもなく、今年であり、先月でも、来月でもなく、今しかないのである。正に小さなチャンスをものにした

瀧本哲史bot @ttakimoto

こうみると、日本のメディアが好む、哲人、職人風のイチローのイメージでは語りきれないものがあるのではないか。かれのメディアとの距離の取り方も、もともと明るい性格だが、いろいろ経緯があってとのことらしい

瀧本哲史bot @ttakimoto

なんてことは、地上波テレビの尺では語れないし、多分、視聴者が聞きたい話でもない。イチロー神話に対して、やや斜めから見た意見でもあるしね。ただ、スポーツに対して、こういう見方をすることも可能だということ。

瀧本哲史bot @ttakimoto

最後にちょっと周辺情報を入れると、マリナーズのオーナーはうわ、なにをするくぁwせdrftgyふじこlp

瀧本哲史bot @ttakimoto

しかし、この前、ちょうど、Googleからヤフーへの転職話が出たときに、橋本さんと「マネーボール」の話をしていたのでとてもタイミングが良かったと感じでした。　#nhk24

瀧本哲史bot @ttakimoto

イチローが非力というと、疑問を持つかもしれませんが、大リーグ基準では、イチローは軽量選手ですよ。決して、パワーヒッターではない。それがむしろ、日本の他のバッターが中途半端なパワーヒッターになるよりも良かった。

瀧本哲史bot @ttakimoto

基本的に、多くの問題に関して、いろいろな細かい戦術よりも、大きな戦略の方が利きが大きいものですよ。ただ、それは意思決定に近い人にしか関心を持ってもらえないテーマなので、テレビ向きではないですね。

瀧本哲史bot @ttakimoto

実は、小学校2年生の時に、パス回しの方向と頻度と相手陣地への攻撃角度で、ほぼドッジボールの勝敗が予測できることに気がついた。