開かなかったSR弁?大量放出はいつ起きた?

Nスペから始まった2号機からの大量放出に関する解析。いままで最も放出量が多いとされていた2号機はいつどこから放射能を放出したのかはっきりしていなかった。NHKの放映した専門家の解析では、3月14日21時から15日にかけてのSR弁の開閉にともなって放射能レベルの上昇がみられたとしている。 まだ完全な解析ではないがとりあえずのまとめ
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NHKスペシャル 連鎖の真相

例によってNスペから始まる解析
今回はNスペで2号機のSR弁が開かなかった事そして格納容器圧力がダウンスケールになった時に大放出があったと伝えた

NHKスペシャル 連鎖の真相

http://megalodon.jp/2012-0725-1420-56/datazoo.jp/w/宮野廣/11351226

しかしその後の報道で専門家の集まりで2号機のSR弁は14日の夜21時から三回にわたって作業員がバッテリで開いていたと解析した。またSR弁が開くに応じて放射線量が急激に上昇したと解析。これは関連があるのか

森口祐一 @y_morigucci

早川さんのツイートで知ったのですが、NHKが2号機の3/15の6時以前の放出要因について報じたようですね。Nスぺのフォローなのでしょうが、 このまとめ  http://t.co/tm8Vagcl で言わんとしていたのはそういうこと。 http://t.co/X1c5VdFG

2012-07-24 21:02:15
パグさん♪ (🌴公式アプリ至極不便🏖) @fvjmac

@y_morigucci 放射性物質の放出 冷却のさなかにも│NHKニュースウオッチ9 ピックアップ http://t.co/3ZuMUJkb ( 記事よりもこちら、ぜひ、今日の特集です、1カ月くらいは視聴可能かと…。 )

2012-07-24 23:06:23
笑い猫 @bokudentw

SR弁についてすこしまとめ http://t.co/O0GxHLU7 自動的に原子炉の差圧で動作するはずだったSR弁が動作せず。バッテリで作業員が何度か動作させたら開いた。それとともに放射能の上昇が見られた。格納容器が破れていた? http://t.co/yrKW2mUy

2012-07-25 13:56:03
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専門家と言われる人たちもSR弁については完全ではなかった

報道でも出てきたが専門家が集まってSR弁に関しては検討中のもよう

森雪 @Premordia

NHKスペシャル。SR弁について大分時間を割いていたけど、SR弁って密閉式平衡型バネ安全弁に補助作動装置(エアシリンダ)を付加した構造なので、過渡の圧力上昇で自動的に安全弁として動作するはずでは?

2012-07-21 22:15:44
門 信一郎 @plasmankado

@Premordia //完全にフォローしているわけではないですが,SRVの開条件(領域)は,圧空,RPV圧力,PCV圧力,ばね,シリンダーの摩擦などの力のバランスできまり,PCVが規定圧力内であれば動作可能であった開条件が変わってしまった,という議論

2012-07-21 23:26:47
森雪 @Premordia

@plasmankado あれ? 私の理解では出口側の圧力変動により設定吹き出し圧が影響を受けないように、背圧補償用のベローズを弁棒に装着し、更にベローズが破損した場合でも機能維持できるように、補助背圧平衡ピストンが設けてあったかと。

2012-07-21 23:33:16
門 信一郎 @plasmankado

@Premordia //にわか勉強で恐縮ですが,SRVそのものが格納容器の中にあるので,ベローズ側でなくて圧空側のシリンダー内が格納容器圧力と同程度になり,圧空を押し返すように作用している,と推測します.その後全SRVがずっと開かなかったわけではないので,複合要因の一つかと

2012-07-22 08:20:48
森雪 @Premordia

@plasmankado SRVはバネ安全弁に補助装置としての空気シリンダを設置した構造になっているので、空気シリンダとは関係なく、安全弁として機能しますよ。空気シリンダを使用するのは逃がし弁として機能させる時。BWRのSRVは両者の機能を兼ね備えています。

2012-07-22 08:30:58
門 信一郎 @plasmankado

@Premordia //ありがとうございます.はい.「安全弁」としての動作は別の問題と思います.積極的に「逃がし弁」として動作させようとしたとき,うまくいかなかった,ということかと.安全弁の動作圧はもっと高かったのかも(本来,定格以下に?).

2012-07-22 08:58:42
門 信一郎 @plasmankado

@bokudentw//つぶやき慣れてないため,あまりフォローできないと思いますが,了解いいたしました.SRVについては標準技術集 [http://t.co/EdJmhxCp] [http://t.co/EimYpo4g ] p140 が参考になるかもしれません.

2012-07-26 12:56:10

@arcsecond さんによる SR弁の動作の調査

arcsecond @arcsecond

Nスペ:炉圧が抜け/高止まりの原因については無言及。穴開いたのと時系列的にはどうなのかな。あと、どうしてあそこまで代替注水に切り替えず引っ張ったかは謎。水と注水手段の確保なのか、引っ張った方が良いと思っていたのか。

2012-07-21 22:14:47
arcsecond @arcsecond

2号炉:当時はRCICそこまで動くんかいなとか半信半疑だったけど、動いてたのは事実っぽい。トーラスの水も抜けてるかいっぱいになってるかで抜けてる方に一票だったんだけど、いっぱいだったらしい。当たらないもんだ。

2012-07-21 22:23:53
arcsecond @arcsecond

Nスペは作業してた人には優しい。ミスった話は出てこない。それはそれでいいと思うけど、そこまでニュートラルに扱う手つきがあればなあとも思う。

2012-07-21 22:39:32
arcsecond @arcsecond

東電は代替注水に舵を切った後、格納容器が健全だったらどうするつもりだったんだろうか。

2012-07-21 22:47:04
arcsecond @arcsecond

Nスペ:バッテリーなど物資を線量の高い原発構内に運ぶ方法がなかった、といっていたけど、その理由はよくわからない。保安院の検査官に頼めば良かったのに。何も判らなくてもその位できただろ(毒)。

2012-07-21 23:04:11
arcsecond @arcsecond

昨日のNスペ:SR弁の模式図は政府事故調の参考資料III、pp.110-111にある。http://t.co/dQOPd4Te。でもこの図だと、S/C側の圧力で弁をそんなに押さえつけるかなあ、という気がする。弁の面積次第に見える。これは模式図だ。

2012-07-22 18:46:43
arcsecond @arcsecond

で、探すとGEのBWR/4の技術マニュアルの一部がhttp://t.co/uFshEr6Hにある。この資料だとpp.35-36にSR弁の図がある。2章のFig. 2.5.5/6。実際には導入時に別の形式になってるかも、改修変更されてるかもしれない。あと1号炉はBWR/3

2012-07-22 18:47:30
arcsecond @arcsecond

主弁につながる主ピストン上部が、普段はoutletに、開けるときにはinletにつながるように、右上の空気圧駆動弁と上部の構造で決定している。確かに、スプリングの余圧を差圧+駆動圧が超えなければ開かない。

2012-07-22 18:48:12
arcsecond @arcsecond

でも、格納容器圧は、数気圧を想定、高くて10気圧ぐらいまでしか上がらなかったとすれば、差圧が想定より数気圧下がるだけで動かなくなるかな。

2012-07-22 18:48:22
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