【物語の見つけ方/古い物語を発掘する1】twnovelのネタに困ったとき、自分の記憶をたどって、いちばん古い物語を発掘するのは、きっととっても興味深い体験になります。今の創作の原点がわかったり、同じパターンを見つけたり…。例として、ちょっと私のケースをご紹介します。
2012-07-27 23:14:45【物語の見つけ方/古い物語を発掘する2】私の初のオリジナルは、1〜2歳のときの『にんじんとたまねぎとつるつる』です。もちろん文字に書いたわけではなくて、家族との会話の中で、「にんじん元気?」「うんー」みたいな感じで、遊んでたってお話ですけど。
2012-07-27 23:19:05【物語の見つけ方/古い物語を発掘する3】調べてみたら、この『にんじんとたまねぎとつるつる』、「Imaginary friend(Imaginary Companion)=想像上の友達」という、幼児期にときどきある現象だそうです。 http://t.co/cZeQc6Bi
2012-07-27 23:22:34【物語の見つけ方/古い物語を発掘する3'】この「目には見えないお友達」、日本ではあまり知られていない概念だそうですけど、英語圏ではわりと有名なのかな…? Wikipedia「Imaginary friend」(英語) http://t.co/rDlKaJ1r
2012-07-27 23:26:55【物語の見つけ方/古い物語を発掘する4】「想像上の友達」を覚えている人は少数派のようですが、もし覚えているのなら、貴重なその記憶をそのままtwnovelにするのもアリですし、「空想の世界にいた友達」を持っていたということ自体を物語にすることもできます。
2012-07-27 23:32:18【物語の見つけ方/古い物語を発掘する4'】有名なところでは西原理恵子さんの『いけちゃんとぼく』や、確か猫十字社さんの『小さなお茶会』にも「Imaginary friend」とのお別れという切ないテーマがあったはずです。「成長するために、忘れてしまうんだよ」的な(うろ覚え)。
2012-07-27 23:39:58
【物語の見つけ方/古い物語を発掘する5】「想像上の友達」は、小さな子供にとって親しみやすい人型や動物が多いようなので、私の場合、それが植物≒食べ物っていうのは、非常にめずらしいのかもしれません…。今でも物語の「非人間」の登場回数が非常に多いのですが、この頃から同じとは…。←分析例
2012-07-27 23:47:38【物語の見つけ方/古い物語を発掘する5'】(ちなみに当時、本物のにんじんは嫌いで、たまねぎもそんなに好きではなくて、「つるつる」は糸こんにゃくやそうめん等、「つるつるした」麺状のものを差す我が家の幼児語で、これは私の大好物でしたが、それにしてもなんてシュールな組み合わせ…)
2012-07-27 23:52:01【物語の見つけ方/古い物語を発掘する5''】(うっすらと残った感覚では、「にんじん」はちょっとエキセントリック入ったオシャレさん、「たまねぎ」はマジメなおっとりさん、「つるつる」はぼーっとした自由人です。さすがに1〜2歳当時の記憶はほとんど消えてて、確信はありませんけど)
2012-07-27 23:54:18#twnovel 幼い頃、「にんじん」と「たまねぎ」と「つるつる」という、目には見えない友だちがいました。20数年前、渡航費を払わずにカナダまでついて来たらしいのはわかってます。誰か、その後の消息を知りませんか?
2012-07-27 23:55:28#twnovel 親愛なる「にんじん」と「たまねぎ」と「つるつる」へ。お元気ですか。ずっと会えなくて寂しいです。そう思う自分を、ついこの間見つけて、我慢できずにお手紙しました。よければお返事ください。待ってます。【ちゃっちゃん】
2012-07-27 23:56:25#twnovel ちゃっちゃんへ。ぼくらは元気です。にんじんはあいかわらずオシャレで、つるつるは旅にでています。ぼくは手がみをかいてます。ではまたね。【たまねぎ】
2012-07-27 23:56:4060【目には見えない友だち】103【「にんじん」と「たまねぎ」と「つるつる」へ】113【ちゃっちゃんへ】私の「想像上の友達」をtwnovelにした例です。限りなくノンフィクションに近いフィクションです。
2012-07-28 00:00:03あんまり参考にはならなかったかもしれませんけど、こういうのもあるよってことで、今夜の講座は以上です。お疲れさまでした。ぺこり。
2012-07-28 00:05:18@1_dark 答えていただいてありがとうございました。僕には想像上の友達はいませんでしたが、記憶をたどっていくとなかなか物語のヒントになりそうなのを思い出しました。感謝です。
2012-07-30 19:40:13【物語の見つけ方/古い物語を発掘する4'】有名なところでは西原理恵子さんの『いけちゃんとぼく』や、確か猫十字社さんの『小さなお茶会』にも「Imaginary friend」とのお別れという切ないテーマがあったはずです。「成長するために、忘れてしまうんだよ」的な(うろ覚え)。
2012-07-27 23:39:58@1_dark 昔、NHKでやっていた「おねがい!サミアどん」の原作の最後のお願いっていうのが切ないです(自分は読んだことがなくて又聞き)。「サミアド 原作 最後 お願い」で、ググってみてください。
2012-07-28 00:13:05.@kusunokidan えーっと、イーディス・ネズビットさんっていうイギリスのファンタジー作家さんの『砂の妖精』ですね! http://t.co/HFhqdRbk レビューを読むだけで、おもしろそうな…!
2012-07-28 00:23:12