漢情研2010年度公開シンポジウム「電子出版の動向と諸問題」実況まとめ

漢字文献情報処理研究会が2010年7月10日に開催した公開シンポジウム「電子出版の動向と諸問題」の実況をまとめたものです。実況は言うまでもなく、実況者のバイアスや聞き間違いがあることにご留意下さい。あと、講演者の要請により、オフレコ部分はところどころ実況をしていません。
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師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「取次からの入金でビジネスが回っている。なんでやめないか。ベストセラーが出ると大きいから。だからやめられない。著者にとっては本当にリスクが少ない方式になっている。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:28:19
山田崇仁 @TakahitoYamada

田代「一度ベストセラーが出れば大きい。」「馬券を買うようなもんだ。」身も蓋もないけど、なんか良く分かるような。#JAET2010sympo

2010-07-10 13:29:24
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「1枚140万円の馬券を買っているようなもの。当たると美味しいのでやっちゃう。取次からも入金があるので、本を出し続ければ回していける。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:29:27
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「人件費とかを考えると、取次からの入金を計算して、月10冊出さないとだめ、というような感じで数を揃えることになる。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:30:49
yuki @yuki_o

ベストセラーと本を出し続ける出版社の心理について。140万円の馬券よばわりwwww。    そういえば公共図書館って全国で3000館あるんだぜ。。。。

2010-07-10 13:31:52
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「電子書籍になってもたいしてコストは下がらない。なぜ安く出せるような幻想を持っているのか。印税5割なんて無理。印税を上げるなら定価を紙と同じにしないといけない。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:32:49
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「通常の市場の声を聞くと、一冊450円とかいう。それを印税35%でやると赤字。固定費を半額にしても赤字。定価600円で3000部完売しなければ利益は出ない。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:33:42
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「Appleでは自由に価格設定はできない。いくつかの選択肢から選ぶことになっている。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:35:00
山田崇仁 @TakahitoYamada

田代「7割印税貰おうと思ったら、著者+DTPまで一人でやらないと儲けが出ない。」「それを毎月出来てやっと飯が食える」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:36:29
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「デザイン、DTPをSOHOにし、著者がDTPも兼ねたりすることで、ようやく黒字化。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:36:34
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「電子書籍で何が変わるか。取次が前金を支払わない。売れた分だけの現金収入。実売印税で著者に仕事をしてもらうことができるか? SOHOで黒字化なので、セルフパブリッシングが増える。質の低下。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:38:04
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「電子化のメリット。消費者の視点からは、読みたいときにすぐに手に入れたい/保存スペースを小さくしたい/低価格で手に入れたい」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:39:07
yuki @yuki_o

電子書籍にたいする悲観的?な議論。ビジネス面から。

2010-07-10 13:39:14
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「出版社は製品を作っている。厚くするために厚い紙を使ったり。消費者の視点からのメリット、検索したい。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:40:56
yuki @yuki_o

電子書籍のはなしきいてる。論理的な悲観論は勉強になるなあ。それつぶせばいいんでしょ?って気がしてくるからw

2010-07-10 13:41:05
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「電子書籍が出て、作り手はクリエイティビティの領域が広がった。動画が使えるようになったり。しかし広がった領域に対応するためにはコストがかかる。作り手が恐れることは媒体単価の低価格化の流れ。iPad版Timeは一冊4.99ドル。紙は年20ドル。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:43:13
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「電子雑誌のマルチメディア化はコストの問題で広がらないだろう。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:43:38
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「紙媒体の電子化でジャーナリズムは変化するのか。報道・ジャーナリズムの意味は社会の木鐸。国などがおかしい方向にいきそうになったときに、警鐘を鳴らす役目。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:44:57
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「佐々木俊尚さんや上杉さんのようにTwitterでどんどん流せるのであれば、新聞の役割がなくなってきているというのもそうなのかなーという気もする。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:46:19
MIYAZAKI Yasushi @soara

師先生 @moroshigeki#JAET2010sympo における tsudaりを拝見中。流通方式が異なる以上既存の原価積み上げでは赤字になりやすいのではないかと愚考。例えば Safari booksの Rough cuts的な売り方もできるんじゃないかなと妄想。

2010-07-10 13:47:14
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「報道というのは客観があり得ないのではないか。どの事件をとりあげるか、どの方向にカメラを向けるかはメディアの主観。主観報道がどうなっていくのかの問題は、ビジネスとジャーナリズムはバランスが取れるのか?という問題。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:47:37
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「最近出た某ニュースサイトは某外食産業に支えている。よーく見ればわかる。読み手がメディア・リテラシーを持たなければならない時代になる。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:49:16
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「ブログで言論の自由は保たれるのか?そういうように言ってもよいだろう。アップルの検閲問題は検閲ではなくて、選択だろうと思う。店が売る商品を決めるのは当然。文句を言ってもしょうがない。公権力ではなく一私企業なので。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:51:15
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「ビジネス的には問題もある。コストをかけて開発したものを勝手に削除されてしまっては開発費が回収できないから。アマゾンが『1984年』を削除したのは単純ミス。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:52:02
師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki

田代「Kindleの場合は、コメントが書き込めるのだが、それを消してしまったので裁判になり、負けてしまった。Amazonは表現内容については検閲をしないとは言っている。」#JAET2010sympo

2010-07-10 13:53:49
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