伝わっている物語
@home 言い伝え:その昔 平和だったこの世界に災いが訪れた 災いの名は「竜」 人々の抵抗など物ともせず、竜はこの世界を蹂躙し続けた。もはや世界の大半が崩れ落ち、残すはこの地だけとなった 追い詰められた人々はある決意を固める この身を持って竜を封じるという決意を #サクリア
2012-08-05 21:33:05@home 竜の封印。そのために自ら足を進めた少女たちがいた。少女たちは祈った。この世界を助けてください。この世界を助けてください。この世界をー その祈りは天に向けられた。天にいるはずの神々へ #サクリア
2012-08-05 21:36:11@home その声を聞き届けた女神がいた。女神は言った「それでは方法を授けましょう」少女たちには力があった。力はあったが方法がなかった。女神は言った。「授けましょう。この刻印と方法を。そして届けなさい。かの災いに あなたたちの祈りの声を」 #サクリア
2012-08-05 21:44:43@home こうして4人の少女は女神から授かった刻印と共に 祈りを捧げ続ける存在となった。竜はその祈りと共に地にしばられ そしてこの地は災いで溢れた地からより神の元へと近づいた。 #サクリア
2012-08-05 21:47:37世界の真実
@home 真実:人々は神の元を離れた。しかし神の統治にあらぬ人々は日々争いを繰り広げた。神のもとでなければ満たせぬ「欲」があったからだ 神のもとでは求められなかった「欲」があったからだ。神のもとでしか手に入れられぬ「幸福」があったからだ。 #サクリア
2012-08-05 21:52:50@home 錯綜する人々の心をまた一つにするには何がよいか。それは共通の敵だ 人々がまた望まぬようにするには何がよいか。それは全てを望ませることだ。 人々がまた神を崇めるには何がよいか。それは呪縛だ #サクリア
2012-08-05 21:56:49@home 神はそうして偽りの物語を作った。時代を一つ終わらせ、新たな時代に「柱」という名の呪縛を根付かせた。 「だって、こうでもしないと あなたたち人間は愚かだから 愛するという気持ちすら忘れてしまうでしょう?」 #サクリア
2012-08-05 21:59:05@home こんな感じで女神は悪役。 竜は実在しますが、それは今までの柱の未練だったり、届けられるはずのない思いだったりの残骸が形をもってしまったもの。その力が溢れそうになるとき、柱は新調され さらに竜を地に強く縛り付ける。 #サクリア
2012-08-05 22:01:54@home もっと昔 人は神の統治下にあって 「いやだ俺たちは俺たちの力で生きるんだい!」と神の元を独立 → しばらくわいわい楽しんでたけど竜現れたやだこわい!助けて神様!! → しかたねぇな今回だけだぞ ただし手をかすだけだ みたいな流れ #サクリア
2012-08-05 21:49:13世界観
@home 柱はこれまで何度も「新調」されてきました。数年しか持たない柱もありました。ですが今回は歴史書にもないほど異例です。柱全てが「新調」されようとしているなんて 聞いたことがありません #サクリア
2012-07-31 21:28:00@home 世界は四つの柱によって支えられています。柱は各神殿から天高く空を貫き、生命を慈しむかのごとく光を降り注ぎながらキラキラと煌いています。柱の「新調」は数十年に一度 #サクリア
2012-07-31 21:26:34@home 「柱」の「候補」として選ばれた少女達にはその「証」が刻印されます。刻印されてから一年後 少女達は自分の眠りにつく地へ赴き、この世界を支える柱となるのです。 #サクリア
2012-07-31 21:30:50約束のその日 候補者と神殿までの道を共にできるのは身贈り人と 護衛(数名)だけ 身贈り人は神殿の中まで一緒に歩んで その最後までを見届ける役目を担う感じ ちなみに先代のことがあるので、候補者たちとは接点のない人が選択されている模様 #サクリア
2012-08-01 19:02:01はた と 冠が焼かれ 鎖が繋ぎ 楔が打ち込まれ 足枷が音を鳴らしたことに気づいた直後 王国すべてを揺らすように四方から鐘の音が みたいな #サクリア
2012-08-10 10:05:59柱の候補の親族などには 1年後様々な保障が受けられます 柱候補の「決めた」人々にそれが適応されますね 親族だけではなく「決めた」人なら誰でも #サクリア
2012-07-31 21:58:54