- alicewonder113
- 13172
- 0
- 7
- 1
ナオミ・クライン「今では、より数多くの人々が「ウォール街を占拠せよ」の抗議者たちに同意し、それら人々の多くが通常営業の資本主義そのものが、雇用喪失と借金奴隷の原因だと主張しており、経済の領域を右派から奪い返すユニークな機会が生まれているのだ。」高らかな左派宣言
2012-08-01 16:22:34ナオミ・クライン「本物の解決策はまた、より開化された経済システム―根深い不平等を終わらせ、公共圏を強化し変容させ、尊厳ある労働を大量に生み出し、ラディカルに企業の力を制御するそれ―を築く私たちの最良の望みでもあるのだという、説得力のある議論を組み立てることが要求されるだろう」
2012-08-01 16:23:36ナオミ・クライン「それはまた、環境保護運動が、進歩派の注目を競い合う価値ある理念の一覧にある、たった一つの問題だという観念からの離脱を要求するだろう」…"より開化された経済システム"、"進歩派"…この表現には、右派から左派は進歩の道筋だという考え方が見られる。
2012-08-01 16:25:17ナオミ・クラインなんかは左派であることを誇りにし、左の方が進歩している、という考え方でいるようだが、それはそれでいいのか最近考え中。オキュパイ系知識人の意識に合わせて日本の左翼イメージを更新した方がいいのか、それともいっそ右翼左翼という概念と離れた用語を作った方がいいのか。
2012-08-02 11:21:20最近いくつか本を読んでいて、日本の左翼イメージに「反技術」「ニューエイジ」があったのは衝撃だった。反技術が来るとは思いもしていなかった。
2012-08-02 11:22:40これが"インターナショナル"意識か→We should not recognize national boundaries founded on colonial imperialism http://t.co/qQqqIhxL
2012-08-02 11:31:06デモが下火になったのは単に日本が世界一の金持ち国家で、純朴で政治的に無害な労働者や農民でニコニコしていれば、ボス政治家が「よっしゃよっしゃ」と言いながら食い扶持を持ってきてくれていたからなのではないか?
2012-08-02 11:58:02@skasuga 私も(少々勉強した限りで)そう考えています。だから、デモのあんまり細かな方法論は、市民運動の大局的な成功失敗とは関係ないような気がしてならないんです。
2012-08-02 12:02:16で、最近そうじゃなくなったとすれば単に日本がもう、マジョリティが満足するだけ分配できる資源を十分持ってないというだけなんじゃないだろうか、という…。
2012-08-02 11:58:44@skasuga 反原発デモでデモ慣れした人たちが、再配分問題にも活動を広げていくなら、そういうことだと思います。ただ労働運動を軽視している人たちにはそれは無理そうだし、また一方、従来の労組運動は用語含めて見直した方がいいんじゃないのかなぁという感想を持っています。
2012-08-02 12:07:54もちろん、高度経済成長はある種の「マイノリティ」の犠牲の上に成り立っていた側面はあるわけで、その人たちにまで十分な分配があったかは怪しい。といって、今デモに参加されている層がそうしたマイノリティにまで配慮した社会運動を構築できているかというのは同じくらい怪しいと言わざるを得ない。
2012-08-02 12:00:152008年の洞爺湖G8のときも、一応なるべく多くの社会運動が集まってデモを、ということがありましたが、サウンドデモでの逮捕者がでて、その時も主催団体の一つの人がブログで「彼らは、次第に予定されたコースを外れて歩いたり、車を止めデモを遅らせたりとすることが目立つ…」(続)
2012-08-02 12:04:59(承前)「警察官を何度も刺激していた一人の男性が警察に取り押さえられました」みたいなことを書いて、かなり強く抗議したことがあった(その時は当該記事はすぐに取り下げられた)。どうも社会運動文化という意味では進歩のない国だと思う。
2012-08-02 12:06:16細かな方法論はそうなんですが、多様な言説を排除しない、みたいな前提条件は共有される必要があるのだと思います。 “@alicewonder113: だから、デモのあんまり細かな方法論は、市民運動の大局的な成功失敗とは関係ないような気がしてならないんです。”
2012-08-02 12:49:51必ずしも再分配に行かなくても「黙っていうことを聞いていればよろしくやってくれる」という感覚がなくなってきた、ということが重要なんだと思います。 “@alicewonder113: 反原発デモでデモ慣れした人たちが、再配分問題にも活動を広げていくなら”
2012-08-02 12:51:12あと、ニーズが細分化したポスト産業主義社会とか言われる状況下では、市民が声をあげないと、政策決定もできない、という事情もあるといえばあります。だから政策的にも「声を出す」ことに誘導がかかっている。 @alicewonder113
2012-08-02 12:54:21ただ勿論「第三次科学技術基本計画」なんかで「市民の参加が」と強調されるわけですが、そこで想定されているのは「政治的決定には従順なんだけど、イノベーションに益するアイディアだけは豊富に出してくれる市民」なわけで… @alicewonder113
2012-08-02 12:54:49@skasuga @alicewonder113 横から失礼致します。市民が自発的に行動するようになったというのはもちろんよいことです。が、それは行政や議会、学会、財界…への不信の現れですよね。ですから、議会制民主主義それ自体や、経済そのものの崩壊への懸念も私にはあります。
2012-08-02 13:02:40議会制(間接)民主制への不信というのはグローバルに共有されているんじゃないですかね。各国政党加入率や投票率が落ちているとか…。それは別に革新的な話題でもなくて、(続)@taketake_bon @alicewonder113
2012-08-02 13:11:54(承前)90年代にギングリッチのブレーンとしてのアルヴィン・トフラーなんかも主張していたりします。 @taketake_bon @alicewonder113
2012-08-02 13:12:49(承前)トフラーのこの問題への処方箋はネットでリアルタイム投票制を入れるなど「直接民主制」を使うか、政策提言団体をつくりやすくして多くの市民の多様な意見が常に中央政界に伝わりやすくするか、というもので… (続) @taketake_bon @alicewonder113
2012-08-02 13:14:24(承前)まぁ、右でも左でもいいそうな話しではあった、という。 @taketake_bon @alicewonder113
2012-08-02 13:14:52ヴァイマール末期を考えれば、保守派の巻き返しとしてのナチがあった。今回もそれが怖いかも。@taketake_bon: @skasuga @alicewonder113 議会制民主主義それ自体や、経済そのものの崩壊への懸念も私にはあります
2012-08-02 13:14:15@skasuga @alicewonder113 んー、ネットによる直接民主制は現実的ではないし、政策提言団体云々はやはり議会制民主主義を前提にしていますよね。私の懸念は次の選挙では自民、生活第一、民主ともに大幅に得票数を伸ばすであろうということ。(続く)
2012-08-02 13:21:50