兎虎・夏祭りラリーSS

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy れた。「くぅっ、あああぁーーっ！」いきなり、しかも勢いに任せて根元まで突き込まれた衝撃で、虎徹の目の前に星が散る。「うっ…くっ…虎徹さ…キツい…」バーナビーが苦し気に息を吐く。「お…おまえが…むちゃくちゃ…ぁ…するから…」虎徹の内が急な挿入で収縮し、異物をぎゅっ

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose と押し出すようにして締め付けた。「ん…あっ…ナカ…いっぱいっ、ばにーちゃん…のでっ…」苦しげに浅く息を吐きながら出た恋人の言葉にバーナビー自身にさらに熱が集中し膨張した。「く、うっ…」「ば、ばかぁ！まだ、おっきく…しないでくれよっ！」そうは言われても

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy 左様ですかとどうこう出来るものでもない。「ばに…ちょっ…抜け…」「いやですっ」「いやって…お前も、苦しい…だろ？」「お願い、どうか、このままで…」離れたくない、と、バーナビーは荒い息の合間に切なく訴える。「ばにー…ったく、お前、俺より、がっついて…じゃ、ねーか」

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose 綺麗な顔を痛みに歪めて自分を求める恋人の姿に、虎徹の胸の奥から悦びと甘い震えが沸上がってきた。「ふっ…」思わずぶるりと身体を震わせるとバーナビーを強く締めつけていた力がふっと抜けるのがわかった。「はあ…これで、どう…？少しは、楽になった…か？」

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy 虎徹自身も受け入れた箇所に無駄に入っていた力が解けて息が幾分か楽になる。ふうっと大きく息を吐くと、バーナビーも虎徹の上で同じように息を吐いていた。「はい、虎徹さんも…？」「ああ、俺も…んっ…」話している間にゆるりと腰を使われ虎徹は息を詰まらせた。「あっ…ふぅ…」

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose 苦しさがなくなれば、身体中に拡がるのは甘い快感ばかりで。色が乗った喘ぎを零し始めた虎徹の様子に、バーナビーはさらに腰の動きを大きくした。「あっ…んあっ…！は…あっ…」気持ちよさげに揺さぶられる虎徹に満足しつつもバーナビーも快楽を求めて身をゆだねる。

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy 「ん…んっ…」「あっ…ばに…ぃ…いっ…」「こて…さ…いい？」バーナビーは虎徹の内側、浅い場所にある、彼が感じて止まない箇所を自身の先でこりこりと擦った。「ひぃっ！…ぃっ、ああっ！あっ…ぁあーっ」抱いた腰がびくびくと跳ね、内部がきゅんきゅん収縮する。甘い締め付けに

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose すぐにでも達してしまいそうな快感がせり上がってくるが、バーナビーは奥歯を噛みしめてグッと堪えた。「こてつ…さ…ココ…すき？僕の…でこすられるの、すき？」舌ったらずな口調とは裏腹に繰り出される恥ずかしい言葉に、虎徹は顔を真っ赤にしながらも喘ぎ答える。

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy 「んぁっ、あっ…き…すき…ぃ…」悦楽に、虎徹の昂りの先から白濁混じりの液体が止め処無く溢れ、二人の下腹を濡らしている。「あっ、あっ、ばにぃ…ばにぃ…おくっ…」「おく？…奥も？」問い返す声にこくこくと頷いて、虎徹は快感で達しそうになる己の昂りを自らの手で戒めた。

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose 「ふっ…」虎徹のその行為に視覚的な刺激を受け、バーナビーは再び達しないようにと奥歯を噛みしめ堪えると、虎徹の腰を抱え直してその身体を奥深くまで進めた。「うあっ…あっ…！奥…届いて…っ」「っ、ふうっ…虎徹さんのナカ…熱い…すごく、気持ちがいい…です…」

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy バーナビーが奥を穿ったまま小刻みに腰を打ちつければ、虎徹の口からは押し出されるようにして艶めいた声が零れる。「ひっ…ひんっ…んっ…く…ぅあっ…あぁっ」「はっ…ぁっ…こてつさ…ん、中がうねって…僕に…絡みついて…くっ…」内部の締め付けを振り払い、腰を大きくスライド

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose させた。「ひっ…ああっ…！」雑木林の中、二人の熱い吐息まじりの声と結合部分から零れるぐちゅぐちゅという音が辺りに漂う。花火の音は相変わらず鳴り響いていたが、互いの身体に夢中な二人は既にその音を拾っていなかった。「こてつさん…こてつさんっ…」

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy 「ばにっ、あっ、も…おれっ、ダメっ、だめっ」もう、バーナビーの触れる箇所全てで感じてしまい虎徹は限界にきていた。自身を戒める手も弱まり、今は添えられるだけの状態で意味を成していない。「でるっ、もう…あぁっ、でちゃう！ばにぃっ、ばにぃっ！」体液塗れの顔を快楽に歪め

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose 、顎をのけ反らせた剥き出しの首筋に、バーナビーは噛み付いた。「ふあっ！あっ、あああっ！！」その刺激に後押しされ虎徹は達し、密着した身体の腹部へとその飛沫を散らした。バーナビーも虎徹の内部の激しい収縮と締め付けに達すると、熱い体液を奥へと注ぎ込んだ。

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy 「はぁ、ぁっ…ぁっ…おく…いっぱい…ばにぃのいっぱい…かかってる…あぁ…」恋人の昂りきった欲望が、己の内に届く最奥でびくびくと震えながら大量に精を吐き出している。感じる圧迫感に、虎徹は身を震わせた。「く…はっ…」最後の一滴まで虎徹の中に注ぎ入れ、バーナビーが顔を

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose 上げると、快感の余韻に浸りきって蕩けた顔をした虎徹がこちらを見つめていた。「大丈夫ですか…？」今更ながら屋外で行為に及んでしまった事を思い出し、剥き出しの地面に身体を押しつけた事を気にしながら、顔に手を伸ばして声を掛ける。「ん…だいじょう…ぶ…」

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy 虎徹は夢見心地の様子でふにゃりと笑うが、その体は二人分の体液でどろどろに汚れて酷く淫靡だ。「…抜きますね」何をせずとも再び兆す己の欲望を制し、バーナビーは虎徹の中に挿入したままのソレを慎重に抜いた。「んぁ…」敏感になっている虎徹は、身の内から抜け出る感覚にも感じ

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose 入り身体を震わせる。バーナビーの抜け出た跡も開ききったままはくはくと動く入り口を目にし、再び自身を突き入れたい衝動にかられるが、ぐっと堪えて手早く後始末を終えると乱れた虎徹の衣服を直した。力を抜き、ぐんにゃりとした身体でされるがままになっていた虎徹は

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy ゆるゆると腕を上げた。「ばにぃ…」「はい」バーナビーは、舌っ足らずな甘え声を出して自分へと伸ばされる愛しい恋人の手を取り抱き支えた。「歩けますか？」問いに首を横に振り、虎徹はくたりと恋人に凭れ掛かった。「まだ…ムリ…」情事の余韻にふるりと体を震えさせ、熱い吐息を

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose 零しながらバーナビーの肩口に頭を擦り寄せる。恋人のそんな可愛いしぐさにバーナビーは愛しげにクスリと笑みを漏らすと、虎徹の身体を横抱きで抱き上げた。「だっ！バニーっ…」困ったように眉を寄せて照れる恋人に、今更と思いつつも額にキスを落としながら囁く。

かよ『たなとすん』 @Kayo_Albarose

@hxxexxy 「早く帰りましょう。今度はゆっくりと続きがしたい…あなたは？」「ぁ…ばにぃ…」腕の中で真っ赤になって狼狽える恋人をじっと見詰めていれば、やがて観念するように「…俺も…」と答えが返ってくる。「ならばこのまま運びますから、大人しく納まっていてください」「…はい」

牛歩 @uraheyufaura

@Kayo_Albarose 気付けば花火の音は止んでいた。「また来年も一緒に花火見ましょうね」「おうっ」虎徹はふにゃりと微笑んで返事を返す。静かな雑木林の中、愛しい恋人を優しく横抱きにしながらバーナビーは歩き始めた。 -完-