一三　陽炎の中の…

栗花落(つゆり) @hisoka28TUYURI

@horror_taiken 暇なので最近の悪夢を。夢の中で山手線に乗っていました。降りたのは渋谷。でもホームの様子が明らかにおかしい。暗く、改札が幾つもある筈なのに人の流れは一方向のみに流れていく。不審に思っている内に電車は行ってしまい、仕方無く人の流れに従い階段を登り始め≫

栗花落(つゆり) @hisoka28TUYURI

@horror_taiken ≫ます。階段は上へ上へと緩い螺旋状に続いていて、階段添いに幾つかの店が。どれだけ登ったのか分かりませんが、ある店の前で立ち止まりました。中国の雑貨を扱う免税店のようでした。狭い店の奥に椅子に座ったお年寄りが居て目が合い、手招かれました。普段なら無視≫

栗花落(つゆり) @hisoka28TUYURI

@horror_taiken ≫しますが、お年寄りの膝に乗って寝ている猫が可愛くてつい歩み寄りました。側に行き猫に触ろうと手を伸ばし、その腕をお年寄りに物凄い力で掴まれ引っ張られました。「時間だ。早く起きな」そう耳打ちされました。聞き覚えの無い声でしたが「あ、ヤバイ夢だ」と認識≫

栗花落(つゆり) @hisoka28TUYURI

@horror_taiken ≫して怖いと感じ店から出ようとした瞬間、店の前の階段が食われました。凄い音がして悲鳴が聞こえて、店の中は全く変化無いのに鰐の口を巨大化したような口が階段ごと登っていた人達を食べました。目の前で階段は凄い勢いで復元したけど人達は戻らず。目を覚まさな≫

栗花落(つゆり) @hisoka28TUYURI

@horror_taiken ≫きゃと思うのに起きられず。ただ「ここにいたらダメだ」と店から飛び出して階段を駆け上がりました。随分走って光が見えて、漸く地上だと感じましたが光は窓から降り注ぐ陽光で、その窓を閉めようとしている男性がいました。粗末な鎧？を身につけた男性は「窓を閉め≫

栗花落(つゆり) @hisoka28TUYURI

@horror_taiken ≫ないと奴らが来る」と慌てていました。私も建物中の窓を閉めるのを手伝いました。でも悲鳴が上がった。震動が凄くて、這うように悲鳴の上がった場所に行きました。閉めた筈の窓が空いていて、血が大量に飛び散っていました。死体は無く、一緒に行動していた男性が≫

栗花落(つゆり) @hisoka28TUYURI

@horror_taiken ≫誰かの名前を叫んでいました。窓は人為的に開けられた。開けたのは男性の上官らしく、彼は「この場所から逃げたい」が為に部下を減らす為にわざと窓を開けたと言いました。目の前で男性が上官に殴りかかり、私に何か怒鳴りました。何と言われたかは聞き取れなくて≫

栗花落(つゆり) @hisoka28TUYURI

@horror_taiken ≫でもいつのまにか私は開け放たれたままの窓の真ん前に立っていて。背中に圧力がかかり、振り返りました。姿は陽炎のようでしたが確かに巨大な何かがいました。それは壁ごと私を喰らい、熱い、と呟いた瞬間目が覚めました。本当に怖かった。