32K祭~芸能山城組ケチャまつりをはしごした週末の雑感 - 地域まつり・都市型コミュニティの中のブロックパーティー -
"グローバリゼーションの美名に偽装された西欧文明へのオルタナティヴとしてアジアから発信する新しい文明パラダイムのもと、地球社会の文化的多様性を謳い上げる祝祭空間です。" …ふむふむ。
2012-08-06 00:48:12"それはまた、他の諸国から芸能集団を呼び集め配列するという常套的な形ではなく、日本のパフォーマンスコミュニティ芸能山城組が手創りで祝祭空間を構築し、世界諸民族に学んだ実践の成果を中核として展開するものです。" ん?んん?
2012-08-06 00:48:30"縄文時代から続くみちのくの伝統的共同体と、そこで培われてきた「伝統」「自然」「村」そして「祭り」の真価が、地球社会を挙げて讃えられるところとなっています。もはや、それらにネガティヴな態度をとることは困難なのではないでしょうか。" ……熱い!!
2012-08-06 00:50:24そうなんです。芸能山城組はただ、ケチャやガムランの再現しているわけではない。れっきとしたコミュニティ・パフォーマーだった。彼らの言葉を借りれば、"「絆」という奈の相互作用を媒介とした祭り創り"らしい。
2012-08-06 00:53:21芸能山城組は新宿と恒常的なつきあいをしているわけじゃないけれど、37年も続けられているケチャまつり。「アートでまちづくり」のイベントなどでぬるい学芸会をやってる街は学ぶとこあるんじゃないかなーと、"都市型コミュニティ"の実践の一例として、思わぬ収穫だった。
2012-08-06 00:59:12ケチャまつり応援団には錚々たるメンバーが…ア行だけでも青木邦男、朝倉摂、池辺晋一郎、石井幹子、伊藤滋、伊東順二、稲盛和夫、岩田廣之、梅原猛、梅若六郎玄祥、永六輔、榮久庵憲司、江口祥一郎、大岡玲、大沢知之、大竹美喜、大友克洋、小澤一郎、小原宏貴…
2012-08-06 01:12:50ざっと見ても…指揮者、作曲家、アーティスト、絵本作家、照明デザイナー、工業デザイナー、都市計画家、能楽師、映画監督、実業家、美術評論家、華道家、放送作家、ジャーナリスト、科学史家…
2012-08-06 01:15:45辻井喬 "彼等にこの挑戦を試みさせたのは、地域共同体の崩壊と共に姿を消した日本の祭りに復古的ではない再生の灯を点じたいとする組員たちの思想と情熱であった。私達はこの祭りのなかに、ケチャの再現を超えて、新しいコミュニティの可能を予感すことができる。"
2012-08-06 01:18:06魂を天外に翔ばす――――"ハイパーソニック・エフェクト" とかむっちゃくちゃ胡散臭い芸能山城組ではありますが、最高でしただよ。これは前につぶやいた、これ https://t.co/yigBv6nE と同種のソワソワ感と感動。
2012-08-06 01:26:16J.A.シーザー(天井桟敷)がウテナのサントラを手掛けたときは「AKIRA」と違ってリアルタイムだったので、その衝撃は凄まじいものだった。後に中学生になってすぐ寺山修司を知ったときはその胡散臭いソワソワ感の正体が分かった気がして、安堵したものだ。
2012-08-06 01:29:30てなわけで、三ツ境32K祭からの新宿ケチャまつりを味わったこの週末は「コミュニティ」というものに字面からではなく、町の態度や運営の生に触れられたような気がしました。町や人間が好きでよかったと同時に、幸い確かな耳を持ってて良かった(てへぺろ☆
2012-08-06 01:40:18アートやデザインと対峙するとき、センスや耳はもちろんだけど、そんなもんは個人の勝手でいいのであって、結局はサポートできる町や企業の反射神経とゆるさだよなー。
2012-08-06 01:46:45