「脱原発のドイツ 日本をどう見る」に関する島薗進氏の呟き

「脱原発のドイツ 日本をどう見る」という日経の記事に関して、宗教学者 島薗進氏が一連のツイートをしました。
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島薗進 @Shimazono

1「脱原発のドイツ、日本をどう見る」日経8/8高校時代に茨城県に留学していたことのあるベルリン自由大学環境政策研究所ミランダ・シュラーズ氏(ドイツ安全なエネルギー供給に関する倫理委員会委員)への滝順一編集員によるインタビュー。おもしろい。http://t.co/h2Jb0mfz 

2012-08-08 14:55:05
島薗進 @Shimazono

2「脱原発のドイツ、日本をどう見る」日経8/8シュラーズ「福島第一原発事故後に…ドイツ政府はまず安全性が低いと考えられた8基をすぐに停止させた。政府が安全配慮を優先しているとのメッセージを国民に対して送った。日本ではなぜそうでなかったのか」よく考えてみるべき質問ではないかしら?

2012-08-08 14:56:28
島薗進 @Shimazono

3「脱原発のドイツ、日本をどう見る」日経8/8。思うに菅政権は原発固執勢力に足を引っぱられ、野田政権ではそこに安全保障の思惑が加わって人心の向かうところをよみ損なった。シュラーズ氏「原発の比率ばかりが焦点となる、討論の本当の枠組みが国民が見えにくいのではないか」これもごもっとも。

2012-08-08 14:58:48
島薗進 @Shimazono

4「脱原発のドイツ、日本をどう見る」日経8/8「どの家屋に補償をし除染をするかの決定が地域社会を分断している」「除洗の戦略について地域住民ともっと議論する必要があるのではないか」思うに官僚と政府寄り専門家が住民の意思を今なおくみ取れない。専門家の責任、専門家登用に問題あり(了)

2012-08-08 15:06:49