【幽踊】ゴースト・ダンス・ダンス・ダンス第１回アクションの感想

波島想太 @ele_cat_namy

この交渉の中で、道満が得るものは何だろう、と考えると、多分無い。あまり無い。道満にはすでに女子高生の友達はたくさんいる。そして出会うなり自分に対して否定から入ってくる人間に親近感を覚える人はあまり多くない気がする。

波島想太 @ele_cat_namy

もしＮＰＣと対等以上の交渉をする材料が欲しいのなら、それはゲーム内で探すものと考えた方がいい。であれば初回は道満の関心事、たとえば清明に接触する等の方向がよいのでは、と思う。そうして得た情報なり経験なりを手土産に交渉すれば、もう少し有利に事を運べるかも知れない。

波島想太 @ele_cat_namy

ＮＰＣと一緒に行動しても、ＮＰＣと同じものしか得られない。同じものしか持っていないなら、そこに交換の需要（≒交渉の余地）は生まれない。「一緒にいれば友好度が高まる」のは恋愛シミュレーションゲームの法則であって、メイルゲームで通じるかというと、ううむ。

波島想太 @ele_cat_namy

新馬戦に勝っただけでいきなり皐月賞に登録して除外になり、賞金が足りずにダービーも出られないでは目も当てられない。それだったら皐月賞はあきらめてステップレースで賞金なり優先出場権なり狙った方が確実にダービーに出られるんじゃないの、という素人予想。

波島想太 @ele_cat_namy

一方、条件馬で有馬に出てしまうレゴラスさんみたいなのがたまにいてもいいですし、そんなのがヒョイと勝ってしまったりするかもしれないというのが面白いところではあるんですけども。着は外しましたがサムソンやウォッカには先着してるわけですし。

波島想太 @ele_cat_namy

つまりはレゴラスっていう名前を出したかっただけという話。とてちてとん。

波島想太 @ele_cat_namy

ＮＰＣと関係者である、という設定は、おおむね初回しか使えないスタートダッシュ技。中でも《災主》側の非災主ＮＰＣを選んだというところは必要以上の競争を避けるという意味でいい方法かも知れない。盲目的な性格には哀しい末路も浮かぶが、それはむしろ物語的にはプラスの要素に見えます。

波島想太 @ele_cat_namy

「一人称アクション」は、人となりを伝えるにはいい方法。とはいえ「要点を行動欄に納めた方がいい」というのは通常のものと変わらない。その点も行動が具体的に明記されていて好感が持てる。霊験も適切なものを選んでいて、接触自体が失敗する理由はあまり見あたらない。

波島想太 @ele_cat_namy

プレイヤー本人も述べておられるように、説得はおそらく失敗します。期待できる成果は「《奸徒》になった理由、及び《災主》に仕える理由」を断片でも掴むことでしょうか。そこから「《祭主》と《災主》の違い」等といった物語の真相へと続く道も出てきそうです。

波島想太 @ele_cat_namy

あまり《奸徒》に肩入れしすぎると、これまた本人様の危惧通りロストの危険性が高まるので、《奸徒》に引き続き接触するなら、プレイヤーの意図（ＮＰＣの説得のためであって、ＰＣ自身が率先して《災主》側につこうとしているわけではない等）も併記した方が無難だろうか、それとも藪蛇だろうか。

波島想太 @ele_cat_namy

全体的に、初回アクションとしてほどよくまとまっている印象。他のＰＣと設定や行動でかぶらないことを祈るくらいでしょうか。マスターの傾向からすると、「実績」を積み上げていくのは比較的容易でも、そこに意味を持たせ、新しい物語を作るというところで一工夫を要しそう。

波島想太 @ele_cat_namy

完全に個人的な感想を言えば、告白するのはもうちっと勿体ぶっても面白かったかも。ひたすらＮＰＣに尽くし続けて、「何でこんなにしてくれる？」と訊かれたところで「アナタガスキダカラー」というシチュエーションが好物なので。でもまあ、タイミングですよね、難しい。以上でした。

波島想太 @ele_cat_namy

「動機」「目的」「行動」を明記して区別するのはわかりやすくてよい方法です。時折動機と目的を混同しているものを見かけますが、動機は「過去のこと」、目的は「未来のこと」と大まかに分別しておけば間違えにくくなると思います。

波島想太 @ele_cat_namy

行動も適した霊験を選んでおり、こんな方法があったか、と膝を打つ発想です。二ターン目以降も、一時契約の霊験の選択が正否を分けそうな印象。独自の設定を作りすぎず、きちんと公式の世界観、設定の使えるところを使っているところは、足をすくわれにくい構造であると思います。

波島想太 @ele_cat_namy

死んでもいいと思えちゃうくらいのトキメキを僕にくれるアクション。確かにこの世界観なら「いっぺん、死んでみる？」というのも結構面白そうだな、という気がしてきました。初回ですしフリーアクションですし、死んだところで再登録になるだけの話ですしおすし。

波島想太 @ele_cat_namy

「電波キャラ」は突拍子もない行動をしやすいという利点がありますが、推理推測に力が入ると「これどう見てもまともな人じゃん」というアクションとキャラの乖離現象を起こすことがあるので、最後まで電波を受信し続けられるかが気になるところ。いっそどこかで切り替えてしまうというのもアリですね。

波島想太 @ele_cat_namy

フリーアクションにおいて、これが成功しないのならどれだけのものを出せというのでしょうね、というレベル。これ以上突っ込もうとすると創作が多くなりすぎて、公式の未公開設定に抵触して失敗というオチが不可避でしょう。絶妙なバランスと僕は思いますが、マスターの判断は如何に。かしこ。

波島想太 @ele_cat_namy

初っぱなから誤字の指摘でアレですが「監査」でなく「監視」では。いずれにせよそれは「組織の目的」であってこのＰＣ本人のものではありません。言うなれば行動と目的だけがあって「動機」がないアクションになっています。なぜ名を上げたいのでしょうか。僕がマスターならそこが知りたい。

波島想太 @ele_cat_namy

ＮＰＣの性格等を踏まえ「こういう役割を求めているだろう」と予測することは大事なことです。また今後のつながりのために、口実をつけて電話番号を聞いておくというのは面白い手段だと思います。アイテム発行されたら嬉しいですね。

波島想太 @ele_cat_namy

単なる「調べる」でなく、「斥候役を務めることでＮＰＣに気にかけてもらう」となっているところはよいですが、具体的な方法が若干弱い気がします。「真面目に探す」というのは斥候である以上当たり前のことであって省略可能です。であれば何か別のことを書いた方が有効です。

波島想太 @ele_cat_namy

初回ということもあり既出の情報は間違いなく不足しています。しかし必要な情報は「あなたが頑張らなくても」ある程度は勝手に出てきます。情報は基本的にリアさえ手に入れば誰でも利用可能です。活躍することを考えるなら、「情報収集」よりも「独自の立場を得る」方が次に繋がると僕は考えます。

波島想太 @ele_cat_namy

このアクションによって、「何か情報を手に入れた」的な描写はされるかも知れませんが、おそらく他のＰＣの名前と行動を入れ替えても差し支えはないでしょう。可能性は不透明であるものの、腐女子、喪女、歴女といった設定をもっと前面に押し出しても良かったのでは。