福山哲郎著「原発危機　官邸からの証言」

コアジサシ @mtx8mg

⑥ "ここで問題なのは、海水を使うなという東電社員による判断や指示を、吉田所長ら現場が「官邸の判断・指示」と解釈している点である。当時の官邸は、そのような指示はまったく出していない。" #福山哲郎 #官邸からの証言 #３号機海水注入

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福山哲郎著 「原発危機 官邸からの証言 」から３号機海水注入の遅れについて（p94）まとめ１ ① http://t.co/hbo1GwF3 ② http://t.co/1L4OvuoD ③ http://t.co/BPJnxgSc #福山哲郎 #官邸からの証言

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福山哲郎著 「原発危機　官邸からの証言」 から、３０キロ圏内退避 p１１５～１１６ 以下①～⑧まで連ツイします。 #福山哲郎 #官邸からの証言 #３０キロ圏内退避　

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① "官邸は１５日午前１１時半に半径２０～３０キロ圏内の屋内退避の指示を出した。この決定に際しては、官邸でも避難地域を２０キロから３０キロに広げて福島第一原発からなるべく遠方に逃げてもらうべきだという強い意見が出て、大議論になった。"

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② "すでに述べた通り、同心円が２０キロから３０キロに広がると、人口が一気に増える。原発から離れた住民が先に逃げて、近い住民が渋滞のため逃げ遅れる可能性がある。屋外に出れば逆に外部被曝の恐れがあった。２０～３０キロの距離ならば、屋内にいたほうが被曝量が少なくてすむ。"

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③ "さらに伊藤危機管理監は、３０キロの距離になると、避難場所を確保することができないと話した。原子力防災マニュアルに記された指針は、チェルノブイリ事故のように一過性の爆発を前提にしていた。"

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④ "しかし、当時の福島第一原発では１号機に次いで３号機が爆発し、さらに爆発が連鎖する可能性があるという状況だった。"

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⑤ "私たちは常にふたつのリスクを抱えていた。ひとつは爆発のリスク。もうひとつは、飛んでくる放射性物質による被曝リスクだった。次の爆発が起こり、大量の放射性物質が飛散する状況になれば、屋内にいたほうが被曝量は少ない。"

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⑥ "２０～３０キロ圏内を自主避難プラス屋内退避にしたのは、「逃げられる人は車で逃げてください」というメッセージだった。"

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⑦ "妊婦、高齢者、患者については、自衛隊と警察の緊急車両が誘導する。それ以外は申し訳ないが自主避難してください、という思いだった。"

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⑧ "このとき、私たちは屋内退避期間がひと月にも及ぶことを想定していなかった。屋内で待機を強いられた住民の皆さんは大変なストレスを受けたと思う。心からお詫びしたい。"

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福山哲郎著 「原発危機　官邸からの証言」 から、３０キロ圏内退避 p１１５～１１６ まとめ１ ① http://t.co/TaFVcfvo ② http://t.co/m6nVNl7B ③ http://t.co/0PIStiAR ④ http://t.co/ef7LXI4W

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福山哲郎著 「原発危機　官邸からの証言」 から、３０キロ圏内退避 p１１５～１１６ まとめ２ 　⑤ http://t.co/m15boQwi　⑥ http://t.co/D2TXUv9q　⑦ http://t.co/F7B1vhtU　⑧ http://t.co/jDYdpyA2

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（「逃げられる人は車で逃げてください」というメッセージだったんだそうです…。）↓

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（現場東電が全員撤退を考えていなかったのは、吉田前所長のビデオ発言からも明らか。しかし、福山哲郎氏の「原発危機　官邸からの証言」読むと、本店東電の上層部は別のことを考えていたような気もする。）

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http://t.co/2Ou4tYhr： 原発危機 官邸からの証言 (ちくま新書): 福山 哲郎: 本 http://t.co/6GUmmeX7

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前官房副長官の迷著に出会ってしまって、昨日から連ツイ中。ご迷惑をおかけしております。↓

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福山哲郎著◆「原発危機　官邸からの証言」 から、校庭２０ミリシーベルト問題 p１６８～１７１ 以下①～⑫まで連ツイします。 #福山哲郎 #官邸からの証言 #２０ミリシーベルト問題

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① "モニタリングのデータを何度も取り、原子力安全委員会と放射線医療の専門家チームが「問題なし」と判断した数値だった。「２０ミリシーベルト以下を目安に原則全校再開」という方向を打ち出した。"

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② "だが、当時の福島では２０ミリシーベルトよりかなりゆるい「年間１００ミリシーベルトでも安全だ」という意見と「とんでもない、子どもは１ミリシーベルト以下だ」という指摘の両極の議論が混在していた。"

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③ "原子力被災者生活支援チームは、文科省が中心になって「１００より厳しくなるのだから、住民の皆さんは少し安心するだろう。なおかつ、計画的避難区域は年間２０だが、子どもの場合、コンクリートの校舎内での生活ならもっと減殺できる、２０以下になることはほぼ間違いない。"

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④ "一方で、減殺ができない高線量の地域は、土かきと校舎除染で子どもらにぜひ安心してもらおう」と考えた。"

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⑤ "ところが、小佐古内閣官房参与が４月２９日、突然の辞任会見で「校庭利用の線量上限を２０ミリシーベルトから１ミリシーベルトに下げるべきだ」と抗議を表明したことで、一挙に住民たちは不安に陥り、「福島の子どもたちを守れ」という声が全国的にわき起こった。"

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⑥ "政府の打ち出した「２０ミリシーベルト以下」という表現が「２０ミリシーベルトまでなら大丈夫だ」と受け取られ、さらに「本当は１であるべき基準を２０に引き上げた」とされた。この問題を通じて、私はアナウンスの難しさを痛感した。"

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⑦ "「２０ミリシーベルト」という数字だけが強調されて、「計画的避難区域の大人と同じ線量を子どもたちに適用している」と受け取られた。"