口承、物語、象徴、電子テキストについて

bangi23備忘録
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ハーポ部長 @harpo_pro

この前、気流舎で、いきなり、人生の打開策について教えてください、と言われた。僕が知りたいものだ。思いつくままに精神的、身体的、霊的の3種類のアプローチをそれぞれ提案してみたら、喜んで帰っていったので、たとえ口からでまかせだとしても、人によっては役に立つということもあるのだろう。

2012-08-13 15:55:12
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

例えばYMOのライブ中に3羽の鴨が飛んでいくのを見たファンの目撃譚は口承され物語力を帯びる。クロウリーが万物照応表を書くとき、口承の滑らかな物語を個別の意味作用に分解し再編集することによって物語「に」力を付与する。

2012-08-13 16:21:36
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

口承、物語、象徴。あらゆることは世界のどこかで既に語られ、語られた物語が世界を持続している。3羽の鴨は語り部の前に現れ、物語となり、神秘数3のリアリティとなる。儀式はこの一連の出来事-物語-象徴-現実を循環する意味作用に介入するプレ/メタテキストとして書かれ、語られる。

2012-08-13 16:40:13
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

小説は物語の所有の様式であり、故にそれが生まれるところとなった根本要因は印税であろう。さらに近代的自我とは第一義的に「支払い対象」として要請されたのではないかという推測に至る。

2012-08-13 16:57:29
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

電子テキスト環境では、物語の所有は無意味、あるいは不可能となる。書き手も読者も溶け込んだ大きなI AMの内で、永遠がそれ自体を語り続ける。

2012-08-13 17:04:04
DJ_em @em_meow

※この陰謀はフィクションです

2012-08-13 17:11:21
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

スポーツ、遊戯、儀式、神託、賭博はよく考えれば同根だよねそりゃ。

2012-08-14 21:13:21
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

恣意的な差異の体系から記号が、口承からクリシェが生まれる瞬間にじわじわ詰め寄りたい。

2012-08-14 21:26:09
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

やはり主体なるものは存在せず、記述だけがあるにではないか。つまりおれらの本質はソースコードであって、自我や主観てのはその出力結果、虹のようなものではないか。だとすれば、口承とクリシェのさーゆくたてってやつがさー

2012-08-14 21:41:32
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

隣の席で「汁が足らんからぐわータレ入れて。そしたらごっつい…」てとこまで話したところでお会計して行っちゃった。その後が凄い気になる。口承は常にクリシェから逸脱しようとする力学を孕む。

2012-08-14 21:46:44