『イジメの根幹にあるもの』 by 指南役さん(@cynanyc)

まとめてみました。
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指南役 @cynanyc

人間(というか生物)にはちょっと異種なものを排除したいという本能がある。自分の正当性をアピールするために。その時、その異種が何か小さな過ちを犯したら、徹底してそれを攻撃しようとする。イジメの根幹にあるのは、この2つのステップなんです。(つづきます)

2012-08-17 11:45:09
指南役 @cynanyc

(つづき)例えば、ちょっとノリが違う転校生とか、ちょっとどんくさい新人とかに僕らが感じる違和感が、この異種を排除しようとする本能なんです。僕らは、彼が何か徹底的なミスをするのを虎視眈々と待ってます。攻撃して排除するために。(つづきます)

2012-08-17 11:53:34
指南役 @cynanyc

(つづき)だから、イジメをなくすには、1つは多様性のある社会を作るのが肝心なんです。いわゆる脱ムラ社会。これなら何が正統派もない。インターナショナルスクールに比較的イジメが少ないのはそういう理由。異種ばかりの多様性社会だから。(つづきます)

2012-08-17 11:58:55
指南役 @cynanyc

(つづき)イジメをなくすもう1つの方法。とにかく小さな過ちを犯した相手に寛容になること。これはもう訓練しかない。例えば僕は、何か怒りたい場面に遭遇したら、自分にこう言い聞かせます。「ジョージ・クルーニーならどうする?」(つづきます)

2012-08-17 12:04:46
指南役 @cynanyc

(つづき)気になるのは、この20年ほど日本人はどんどん画一的になって、多様性から遠のいてること。例えば、就活学生の服装一つにしても今は恐ろしく画一的。それは、ある種の村八分を怖れる防衛策。子供の卒業式に付き添う親の服装も皆同じ。(つづきます)

2012-08-17 12:10:05
指南役 @cynanyc

(つづき)それらは、いわゆるマニュアル社会が生んだ弊害。でも、そういう風潮が、ちょっと異種な人(個性的な人)を排除したがる社会(イジメを生む社会)に繋がってることに、そろそろ僕らは気づいた方がいい。(つづきます)

2012-08-17 12:15:47
指南役 @cynanyc

(つづき)だから、僕らはもっと雑多になろう。多様性を持とう。そして、ちょっと変わった人や自分と異なる意見、他人の小さなミスに寛容になろう。自分だって変わり者だし、いつか間違える。そういう多様性と寛容な社会になれば、僕は少しはイジメは減ると思います。(終わり)

2012-08-17 12:21:27