被曝労働と廃炉、これからの国民全体が背負う問題。

Takashi @soihon19

@ryoumax 原発のまちに生まれて?誘致 50年 福井の苦悩?(再); の放送観て原発を非難する人また原発に携わる業者、稼働によって悪者扱いされた大飯の住民、何とも言えない状況ななりました。

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

廃炉の方法と原発作業員の被曝労働の問題がやっと陽の目を浴びている。脱原発、廃炉を言うのなら、廃炉作業やふくいち作業を国民全体で背負っていくことを、覚悟して欲しい。原発立地や弱者に押し付けて終わりにするのは、本当の脱原発とは言えないのではないでしょうか。

Sirius☆彡 #パンデミックの彼方へ @sitesirius

@yoshikonome 具体的には、どうすればいいか…　イメージはありますでしょうか？　私はなかなかイメージができません。 #NUKEjp

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

@sitesirius まだ誰も正解は持っていないと思います。私の手元にあるのは、福井の原発立地市町村の方の声、それを知って話す方の声です。廃炉ビジネスがあると言うが、それも危険な作業なんだよ。地元の人だけが背負うのか。今すぐ廃炉と叫んでいるが、廃炉はそんなすぐには出来ない。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

@sitesirius →福井県嶺北の人A「廃炉の作業は、国民全体で交替でやっていくべき」福井県嶺南の人B「あなたにその覚悟があるんですか？みんなしてくれるんですか？」A「僕は、原発を止めていくことは、そういうものだと思って、いろいろ（脱原発の行動を）やっている。」→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

@sitesirius →この福井県嶺北の青年Aさんの言葉は、原発銀座を抱える福井県で育った人の感覚から出たもの。全員がそこまでちゃんと考えてる訳じゃないけど、脱原発は命懸けだ、脱原発でどれだけ社会変動があって大変か想像もつかない、といったことを多くの県民が無意識に持っている。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→勿論、同じ福井でも、嶺南の原発立地市町村に生まれ育った人と、嶺北で生まれ育った人とでは、その認識の深さ、現実味がまるで違う。でも、嶺北さんと嶺南さんは、都市部に比べたら、実は一番感覚が近い同士、嶺北育ちで嶺南さんを心配する人は、嶺南さんと人間らしい話をするのが不可能じゃない。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→だから、まず、嶺北と嶺南は喧嘩したり、お互いを知らんぷりしてる場合じゃなくて、特に嶺北が、まず嶺南の人の声にただ耳を傾ける。立地市町村の苦しみを、嶺北に生まれ育った私は知らなかったし、全国の人も知らない。最初に一番近い感覚にまで辿り着けるのは嶺北の人。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→これは一見、寄り道のように見えるかもしれませんが、そうではないです。廃炉の問題を議論する時、数十年原発と共に生きてきた立地の人々は、誰よりも自分達の問題として考えているし、原発立地40年の年月を経た経験や感覚から生まれる声や意見は、尊く重く、重要な示唆を与えてくれます。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→廃炉の問題を誰よりも現実感を持ってイメージできるのは、立地の人たちです。以下は私が福井や福井の立地を理解する人から聞いたものです。：原発によっては、廃炉・解体処理より石棺の方が良い場合がある。廃炉作業を始めるにも原発が冷却されるまで数十年かかる。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→何万年もかかる作業だから、どこかの地下に全部埋めてしまうのは現実的ではない。ドライキャスクという中間保存の方法は、鋼鉄やコンクリートで使用済み核燃料を密閉する。コンクリートは50年程度しか持たないので、ドライキャスクを半世紀毎に取り替える作業を続けるのが現実的。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→一世紀、100年といった単位では、人は忘れてしまう。ドライキャスクや、それ以外の放射性廃棄物の冷却保存の方法を見つけて、30年〜50年位の周期で、しっかりと次の世代へ受け継ぎ、管理していくこと。この作業を一部の人だけに、立地の人々や弱者にだけに押し付けないこと。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→このように、使用済み核燃料は、原発をチェルノブイリのように石棺するか、ドライキャスクその他の中間貯蔵の方法で管理する。福一の４号機を見ればわかる通り、中間貯蔵施設はとても危険。どんなに安全な方法があっても、日本全国に拡散して沢山作るのは、現在と将来の人々のために出来ない。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→どこかで、だれかが、これを引き受けなければならないという事実。廃炉を叫ぶ人は、しっかりと受け止めるべき。使用済み核燃料の中間貯蔵施設が、どこになっても、自分の土地になっても、受け止める覚悟はあるのか。その場所になった土地の人々の巨大な犠牲に対して、私達に一体何が出来るのか。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→中間貯蔵施設、保管方法については以上です。廃炉は、日本に生きる人々全員が背負う問題です。原発を推進してきた人々が寿命で無くなった後もずっと続きます。廃炉と事故処理の議論を始める時、このことを起点として、かつ、このことを忘れずに議論することがとても重要です。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→醜い押し付け合いだけはしてはなりません。負担の押し付け合いでは問題は解決されず、人口の少ない地域に原発を押し付けたのと同じ差別の構造がこの国で続いてしまいます。一世代だけの、今だけの問題ではないのです、子供達が、将来の世代が見ています。そして子供達が引き継いでいくんです。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→作業員の被曝労働の問題は、今に始まったことではない。原発が始まった時からずっと存在し続ける、差別の問題です。原発は、立地の男性や、家や職を失った弱者を引き受け手として、存在してきた。だから私は、福井のある青年が言ったように、国民全体で交替でやることが大切と考えます。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→他に方法があったとしても、国民全体が交替でやっていくんだ、という意識が無いと、日本に何世代にも渡って続く酷い差別の構造が生まれてしまうでしょう。お金だけ出せば良い仕組は作らない、貧富の差で免除されてはいけない。子供、若者、女性、年齢と男女とでどこかで区切る。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→とても難しい線引きです。一例を挙げます。：年齢では40〜50才以上の者。30才以下の若者は絶対禁止。放射能に対する感受性が高い女性については、医学の誠実な見解を求めつつ、禁止した方が良いのではないかと思います、子供を生む年齢で線引きを設定するのは困難で、50代後半を超えると→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→体力的に難しいのではないかと思います。高齢の女性にも出来る作業があれば、ということになると思います。年齢・性別の次は、志願する人についてです。これはすごく難しいです。まず、本当に自分の意思で志願しているのか、経済的事情はないのか、誰かに強制されてはいないか、注意が必要です。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→自ら作業を願い出て下さる方の尊い意思を守りつつ、差別的な被曝労働を生んではならない。年齢と性別で、志願を禁止するべき部分については、とても難しいです、20才未満の若者について禁止するのは異論が無いかと思います。成人に限る、20代は除く。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→志願の話以前に、「原発犯罪者に強制的に被曝労働を」という声があるでしょう。私だってそう思います。でも、ここで重要なのは、誰が原発犯罪者なのかを安易に判断してはならない、東京裁判の二の舞になってはならない、ただの復讐になってはならない、の「３ナイ」です。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→そうして被曝労働を引き受けて下さる方々に対して、又は強制的に動員される方々に対して、人らしい心を忘れては、国が乱れる元凶になるでしょう。感謝は強制するものではありませんが、ここで、ありがとう、がないと人の心も社会もおかしくなります。被曝量を減らす努力、技術の向上は必須。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→被曝労働に従事する人の身体の健康、心の健康を、国として、しっかり守る。すごく厳しい環境で、しかも人為ミスが大きな事故に繋がりかねない世界ですから、身体の健康とともに、メンタル面で支えることが、とても大事だと、私は考えます。仕事をする上でも、その人が生きていく上でも。→

よしこの芽🇳🇱/Yoshikonome @yoshikonome

→長い連続リツイート、お読み頂きありがとうございます。また、書き出すきっかけを作って下さった @sitesirius さんに、御礼申し上げて、一旦筆を置きたいと思います。