上野真城子教授から辿り着いた鈴木崇弘氏の「日本に民主主義を起業しよう」という試みについて

上野真城子教授の活動やレポートを拝見していくうちに辿り着いた 鈴木崇弘氏の「日本に民主主義を起業しよう」という試みについてのツイート。 近々、改めてブログ(http://at-2point0.blogspot.jp/)にまとめようと思います。
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shinya @shinya_t4

1)最近、「民が関わる政策活動をより具体化する仕組み創り」をミッションとするグローバル政策イニシアティブ(GPI)に母校の関学・総合政策学部の上野真城子教授と小池洋次教授が関わっていることを知った。特に最初に上野真城子教授が目に留まったので、氏のレポートや経歴をチェックした。

2012-08-17 18:54:27
shinya @shinya_t4

2)氏はアメリカのシンクタンク、アーバンインスティテュートで政策研究に携わり、日本の立法機能の強化が必要であること。そのためにも日本で民間で非営利のシンクタンクの必要性を解いている。またアメリカと日本の民主主義の比較のなかで、日本の市民力向上の必要性などについて触れていた。

2012-08-17 18:59:15
shinya @shinya_t4

3)多様な政策情報源としてのシンクタンクと日本の教育過程におけるいわゆる市民教育の必要性については、自分も強く感じる所があったので、非常に共感。また氏の問題意識は日本政策学校の理事である鈴木崇弘氏と共通していると感じた。よくよく調べると、鈴木氏とは過去共に活動していたみたい。

2012-08-17 19:08:23
shinya @shinya_t4

4)鈴木崇弘氏も上野教授やその他有識者らと共に、市民教育の教科書を目指した「シチズンリテラシー」を出版されるなど、市民教育の広がりにむけて活動されている。また日本における民間の非営利シンクタンクの必要性については、もう20年ほどその実現のために活動されているとのこと。

2012-08-17 19:37:18
shinya @shinya_t4

5)鈴木崇弘氏のシンクタンク関連の活動については、「日本に民主主義を起業する。ー自伝的シンクタンク論ー」に詳しい。特に自分はこの本の中の「政策シンクタンク」「政策中心メディア」「政策人材育成大学院大学」の3つあわせた「政策コングロマリット」という概念が日本で実現できればと感じた。

2012-08-17 19:51:32
shinya @shinya_t4

6)以下は政策コングロマリットについて、一部を引用。 ”政策シンクタンクは政策研究を行い、政策情報をつくり出す。その情報を活かして、政策中心メディアその情報の加工・作成そして発信を行う。政策人材育成大学院大学は、政策シンクタンクや政策中心メディアで活躍する人材を提供する。”

2012-08-17 20:02:05
shinya @shinya_t4

7)”その人材は情報はそのコングロマリットの中の三つの要素を相互に補強し合い、力を増幅させるとともに、そのコングロマリットの中で自己終結してしまうのではなく、その増幅した力で日本の政策形成プロセスをより多元的で、より多くの価値の活かされたオープンなものに変えていくことになる。”

2012-08-17 20:02:17
shinya @shinya_t4

8)”そのことが日本の政治制度をよりオープンで、高いアカウンタブル(高い説明責任に応えられる)でかつクレディブル(信頼性のある)で、国際競争性を備えたものにしていく。結果として日本の政治風土もより民主主義的なものに変わっていくことになる。”

2012-08-17 20:07:40
shinya @shinya_t4

9)この様に氏は政策コングロマリットが中心となって日本の政策形成プロセスや政治制度を、さらに政治風土を変革していくことを考えているとの事。上野教授から辿り着いた鈴木崇弘氏の「日本に民主主義を起業しよう」という試みに共感すると共に、今後も両氏の活動に学ばせて頂こうと思う。 以上。

2012-08-17 20:18:55