WGことワードグラマーでオランダ語を見てみましょう #gengo
- szawanyusag
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@koda_TO あ、でもWord Grammarだと、等位接続構造に関してだけは結果的にフレーズのようなものを認めざるを得なくはなるのですが。
2010-07-18 00:45:53@taiki_wger (オランダ語とかのCross serial dependenciesとかはどうなるんじゃろ。。。)
2010-07-18 00:46:14@koda_TO これですか?http://www.let.rug.nl/~vannoord/papers/acl94/node5.html
2010-07-18 00:49:15おお。これは面白い現象・・・知らなかった。はて、このオランダ語のcross serial dep.というのは従属節内の現象なのだろうか。
2010-07-18 00:51:04@taiki_wger このNoun Phrase本、研究に関連した章だけ読んだんですが、セクション立てとかを無計画に書いた缶があって文章にまとまりが無くて読み進めるのに時間が物凄くかかりました。同じことを何度も何度もくりかえしたりしてるし…内容自体は問題ないと思うのですが
2010-07-18 00:55:09下記のページによると、オランダ語のdat An Bea wil kissenみたいな従属節では関係詞dat以下、AnとBeaが連続していると。Beaは人名で、kissenの目的語。なのに、wilに前置されている。問題はこれですね。
2010-07-18 00:56:54まあ直感的には、英語のWH句の説明と同じく、ここではBeaとwilの間に直接の依存関係、しかも位置指定を与えるような(WGの用語ではランドマークを与えるような)依存関係を認定すると思います。ラベルはextractee。つまり、「Beaはwilのextracteeである」と。
2010-07-18 00:59:11@taiki_wger (続き)一方で、BeaはkissenのDOでもあるので、その依存関係は当然表示するけれども、その統語的依存関係は語順的な位置を与える依存関係ではないので、extra dependencyとして下降(demote)します、となるでしょうか。
2010-07-18 01:01:14@taiki_wger (続き) 依存関係が交差して非文になるのは表層の依存関係(WGの表記では実際の語の上部で展開される依存関係)のみなので、下降した依存関係は語順の問題に関与しないことになります。
2010-07-18 01:03:59@gotshu ( ´∀`) いや、今日僕はいつになく真面目な話してます(笑) ごめんなさいね。遊 ん で あ げ ら れ て な く て(笑)
2010-07-18 01:06:10@taiki_wger そのページ http://www.let.rug.nl/~vannoord/papers/acl94/node5.html の(6b)のほうも同じ感じなんでしょうか?
2010-07-18 01:06:16@koda_TO これもぱっと見で答えてみますが、動詞連続でfiniteの助動詞wilが結果的にzien, kussenの2語を表層的に直接・間接的に支配しつつ、前置された3語はいずれも表層的にはwillのco-dependentということになるでしょうね。
2010-07-18 01:11:25@koda_TO (続き)先ほどの言い方で言うとzien, kussenの主語、目的語の関係は複雑ですが全てextra dependenciesとなるので、demoteした形で表示されるということになるでしょうね。(うまく説明できていないか・・・)
2010-07-18 01:13:41@taiki_wger 要は、依存関係の再構築みたいなのが行われる事があってそれによってDemoteした関係はline crossingが関係なくなるってことですね。
2010-07-18 01:18:39@koda_TO そうですね。とりあえず、(6a)の図を今さっと描いてみました。つhttp://www.geocities.jp/taiki_wger/fig0001.jpg
2010-07-18 01:20:09@taiki_wger でも、英語のWH-句に関する操作(って読んでいいのかな?)とオランダ語の語彙的操作が繋がるってのが若干腑に落ちないのは生成バイアスなんでしょうかねえ。
2010-07-18 01:21:37