アーキエイド、そして建築家の役割
- makawakami
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いかにもありそうな批判が来た → 建築復興支援運動(アーキエイド)の展開か、それとも“震災ビジネス”の追求か、平成大合併がもたらした石巻市の悲劇(番外編1)、(震災1周年の東北地方を訪ねて、その52) http://t.co/WeZrFh4N #archiaid
2012-08-30 13:26:29さっきのリンク先は読み辛かったので再度 → 建築復興支援運動(アーキエイド)の展開か、それとも“震災ビジネス”の追求か、平成大合併がもたらした石巻市の悲劇(番外編1)、(震災1周年の東北地方を訪ねて、その52) http://t.co/ya78plHr #archiaid
2012-08-30 13:36:51そういう単純な話ではないと思いますが、俺も全容を知ってるわけじゃないので、俺が分かる範囲で簡単に書きます。 RT @yu_sakuma: @yoshihirohorii 前後の文脈が分からないんですが、この方は高台移転には反対なんですか? #archiaid
2012-08-30 16:03:12@yu_sakuma 以前に東北大の小野田さんが、端的に説明されていた主旨が実に的を射ているのですが【役所+御用業社】vs【住民+民衆派建築家】みたいな対立の構図を作ることが、もっともありがちなパタンで、そして極めて不毛であるとのこと。個人的に完全に同意。 #archiaid
2012-08-30 16:03:59@yu_sakuma 先のブログを読む限り、書き手はそうした対立の構図でしか考えてないんだなというのが「いかにもありそうな批判」と書いた http://t.co/5mMje1eR 所以です。この批判の構えは被災直後から予想されている。ホントに被災直後から。 #archiaid
2012-08-30 16:06:23@yu_sakuma はっきり言えば、アーキエイドの態度は、ホントの最初から想定していた、そうした如何にもありがちで不毛な構図を避けることにフォーカスを当てている。自治体と包括協定を結ぶのは、上記の構図を回避する目的そのものであってその逆ではない。 #archiaid
2012-08-30 16:07:31@yu_sakuma だからアーキエイドに関わる建築家達が、個別に過度に地域に深入りすることも、かなり厳しく制限している。何故なら、先の構図の中の【民衆派建築家】に、知らぬ間に陥ってしまう事態を避けるため。これは本当に抜き差しならない事態を引き起こす。 #archiaid
2012-08-30 16:11:04@yu_sakuma したがって、立場上は、あくまで自治体の代理人として被災地域に入るけれど、別に行政仕官として入るわけじゃない。われわれ建築家にとって、住民の目線から、制度を批判的に捉えることは得意技中の得意技ですから。一方の【御用業社】にはこれは出来ない。 #archiaid
2012-08-30 16:13:44@yu_sakuma ...とまぁそんなところで、あの構図の批判は、2011年3月16日に最初にアトリエ・ワンに集まった時から想定済みです。ってか、そういう問題が発生するけど、じゃあどうしたらいい?っていうことを考え実践するために存在してるようなものです。 #archiaid
2012-08-30 16:17:02まぁ分かりやすい構図に落ち着くのが気分的にラクなんだろうとは思うけどね。あらゆる場面にそうなりうる誘惑が横たわっているから。。。
2012-08-30 16:18:29@tkchmsysh 以上、@yu_sakuma さんから質問があったので、俺なりに頑張ってまとめて応えてみたのですが、もし俺の認識が間違っているという点があったらご指摘下さい。 #archiaid
2012-08-30 16:20:02「ミイラ取りがミイラになる」ということです。文脈通りに。 RT @irumatsu: @yoshihirohorii @yu_sakuma 抜き差しならない事態とは?
2012-08-30 16:24:38@yoshihirohorii 僕は個人的には、特にこの東北の復興には建築家は寄与できないと思ってました。僕は出身は神戸で、高校生の頃に阪神大震災を経験しました。
2012-08-30 16:32:02@yoshihirohorii この仕事するようになったのにも、直接では無いにせよ少なからず震災を経験している、という事があると思います。
2012-08-30 16:33:49@yu_sakuma そんなことはない。もちろん佐久間君にも活躍の場面はあると思います。ただ、個人経営の人や小規模組織の人、遠方の人は、なかなか継続的に関わるのは難しいと思います。そのくらい、凄まじい時間と体力が投入されてます。それもあって大学の研究室を中心にしています。
2012-08-30 16:35:15@yoshihirohorii 僕はまだ被災地に行ってません。他の人から見れば、真っ先に現地に行って復興支援をするべき立場に見えるでしょう。実際今も自分はそうすべきだったと思ってます。
2012-08-30 16:35:55@yoshihirohorii 時間や体力もそうですが、僕は東北の被災地に対してどうしても当事者意識を持てません。過疎や第一次産業をどうするかといった震災以外の問題も絡めて考える方法を何か考えないといけないんだろうとは思いますが。
2012-08-30 16:39:52@yoshihirohorii @yu_sakuma 個人的には、「住民の目線から制度を批判的に捉えること」と「民衆派建築家」が方便的に使い分けられているところがちょっとずるい気がしています。「自分たちの傘下以外のプラットフォームはDISの対象ね、批判は受け入れない」にも聞こえる
2012-08-30 16:41:39@yoshihirohorii 阪神の震災の時にものすごく助けてもらったので、恩返しをしたい気持ちはありますが、何をやってもミイラ取りになってしまうような気がしています。
2012-08-30 16:42:35@yoshihirohorii @yu_sakuma 阪神の反省という面でいけば、神戸の応急職員の方は「計画に対して民主的なプロセスが取れなかったこと」を挙げていて、今回はそのリベンジを果たそうとしている。住民も喧嘩したいわけではなくて、民主的なプロセスが取れるならば円満に運ぶ
2012-08-30 16:44:54@yu_sakuma そこでやはり様々な想定しうる議論があります。支援にもいろんなレイヤがあるということです。さまざまな考え方があるとは思いますが、支援の仕方としては、その人の職能や専門性が活かせるなら、それがもっとも効率よく高性能な支援になると個人的には思う。
2012-08-30 16:44:59