崖の上のポニョ 神話は新生するか?! 海と陸 死と生 あの世とこの世が混じり合う混沌の世界
でもその 理解も説明もしきれない 混沌さが 神話っぽいなーと思いました 面白かったよ 崖の上のポニョ 思えばこのタイトルもポニョが 海と陸の 彼岸と此岸の 死と生の はざまにいるものであることを示しているのかもしれないな
2012-09-02 17:08:50@masanagim そうか、フジモトは瀕死の状態で母に助けられて何らかの契約のもと一度死に、蘇ったと。でも全てを海の世界にするには完全に何もかもを沈めないといけないんだよね
2012-09-02 17:11:53日本に伝えのこっている神話も 山系の神話と海系の神話がまじりあって混沌としてるし 神様を「柱」でかぞえるのは山系の神話からきてると思われる
2012-09-02 17:13:16@masanagim そうか!あのタイトルはそういう意味を含んでるのか・・・!地上というだけではなく、崖の上という”狭間” 確かに混沌だなぁ
2012-09-02 17:14:08@masanagim 海のもの山のもの、っていう概念も古くからあるよね。日本が島国だからっていうのもあると思うけど、海と山はそれぞれに特殊な世界だっていうのは教えられなくても肌でわかる、っていう感じがする。
2012-09-02 17:18:12@molnagata 化石みたいな魚とかが蘇っていたので 沈めるというより生命体系を昔に戻す?みたいな感じかなぁと思いました 海から陸へ命が出ていって今があるけど その海から命が出る以前の生態系に世界を戻すみたいな
2012-09-02 17:22:39@masanagim ということは、その海の水を浴びると陸の命は海の命だった頃の姿に戻る、とか?ラストでのひまわりの利用者である車椅子のおばあちゃん達が歩いているシーンはそういう意味合いもあるのかな。元に戻る、的な意味。
2012-09-02 17:26:00生命が海に満ち溢れていた太古の世界に戻す?みたいな魔法が中途半端にきいてしまった結果 時間軸もおかしくなって 突然あの赤ちゃん一家みたいな昭和初期の人がいたりする世界になったのかなーと でも時間軸とか考えなくても世界が半分あの世になったんだったら誰がいても別におかしくないのかな
2012-09-02 17:27:08@masanagim そうなんだよねー。あの赤ちゃん一家はどうして小舟に乗ってたんだろう。いつから彷徨ってたのか。そして赤ちゃんへのポニョの頭ぐりぐり。きっと何かあるんだと思うけど思いつかない。
2012-09-02 17:32:09@molnagata うーんわからないけどたぶんもう死んでる人たちじゃないかなーと思いました 三途の川を渡る的なイメージです そして海や川の向こう側はあの世 みたいな 世界があの世とこの世が混じった状態になったので昭和初期っぽい赤ちゃん一家もあそこに顕れたのかなーと
2012-09-02 17:36:47@molnagata おばあちゃんたちにも魔法が中途半端に作用したってことなのかなーそれで歩けるようになった?のかも 水っていうのは人が生まれる時そして死ぬ時に必ずかけるものなので 民俗学的に考えていくことはできそうです 水というキーワードは死と再生に密接にかかわってる
2012-09-02 17:41:26あの世に近い存在は 子ども と 老人である って考えると ポニョで 子どもとおばあさんが重要人物なのは そういうことかも とも思うし
2012-09-02 17:43:24@masanagim そういえば以前にマサナギさんが海はあの世に近い場所って教えてくれたよね。海の向こう=あの世とすると、大水での大きな流れに乗ってあちらから流れてきた存在。多分、ポニョとの交流があの一家の何かを変えたんだよね。
2012-09-02 17:43:42@masanagim あっ!本当だ!産湯であったり、死に水であったりしますもんね。そして一番 産湯 に近いところにいる子どもだったり、死に水 に近づいている老人があの世との距離が近いとすると、やはり彼女達はキーマンなんだなあ。
2012-09-02 17:48:15@molnagata ポニョと関係あるかはわからないけど 昔の人は蛇が脱皮をする様を見て命の新生にあやかりたいと考えた 脱皮する時蛇は水辺に行き水を浴びるのでその真似をすることで 自分たちも脱皮をし命を新生する儀式としたらしい それが禊だったり産湯や死に水だったりに展開したみたい
2012-09-02 18:00:49@masanagim ヘビは神聖な生き物だから、その習性にあやかったのか。なるほど!それに塩と水は命をつなぐ上で不可欠なものだもんね。そういうのもあるのかな。
2012-09-02 18:08:20あとポニョがトンネル怖がってたのは トンネル=胎道で あのトンネルと通った先が母の胎内だから かもしれないと思いました だから人間から魚に戻ってしまうのかなーと
2012-09-02 20:29:36太陽は朝生まれ、やがて沈んで夜には死ぬが 朝になると再び新生する 月は少しずつ欠けてゆきやがて失われるが 時が来ればまた生まれ満ちる 死と再生を繰り返す
2012-09-02 22:54:17人は生き物は死んだらどうなるのか? あの世に「生まれる」 のではないかと考えられていたらしい そしてあの世で死んだものは この世でまた生まれてくる それを繰り返すのだと 死ぬことは生まれることで 生まれることは死ぬこと そしてその死と再生は 人生の間にも何度も繰り返されるのだと
2012-09-02 22:57:01はじまりは神話 そしてそこから数多の物語が生まれ やがて洗練され細分化し・・・ 物語は理路整然として美しくなったかもしれないけど かつての熱さや荒々しさをしだいに失ってしまったのではないか・・・? 物語はやがて死んでしまうんだろうか??
2012-09-02 22:58:50この世があの世に浸食されるということ まじりあい混沌とするということ それは 世界が 原初に還っていくということなのかもしれない 細分化された物語は 原初の海へと還り 神話へと新生する
2012-09-02 22:59:53