君のパンツを手に入れるRPG

藤葛 @Hisen15

ユーリがパンツを貰うことに慣れてきたTL。私にもユーリにもツッコミ不在

藤葛 @Hisen15

「呼ばれて飛び出てパスカルちゃーん！トロピカルヤッホー！ユーリがしょっ引かれてる間はあたしが繋ぐよ～！というわけで、はい！」「これは？」「あたしのパンツ！」「は？？」「あたしとアスベルの絆！」「ア、アスベル貴方！パスカルと……！」「ち、違う！うわ」「ありゃ、繋ぎ失敗？また次回～」

藤葛 @Hisen15

「アスベル。教官に聞いたの。大切な人に、パンツをあげるって」「ソフィ？」「私、アスベルのことが大切だから。だから、お守り、あげるね」「え？これはお守りなのか？」「私にも大切なもの。傷つきにくいところのもので、色んなものを守ってくれるから、お守りになるんだって」「は、はあ」「はい」

藤葛 @Hisen15

「教官。なるべくソフィに変なことを」「？　どれのことだ？」「教官……」「ああ、そういえば。ソフィに怒られてしまってな」「何をですか？」「アスベルに下着を渡していないことだ」「はあ」「アスベルが大切じゃないのか、とな。それで俺も渡すことにした」「いえそんな」「貰っておけ。お守りだ」

藤葛 @Hisen15

「なんだか皆に下着を貰うな……一体どうしたんだ？」「ああ、そのことか」「リチャード！？」「今、某国の意外な習慣が話題になっていてね」「まあ、下着を渡すのは意外だな……」「本当に大切な人にしか渡せないから渡すんだ。僕もあやかるのは悪くないと思ってね。はい。大切な友達である、君に」

藤葛 @Hisen15

「兄さん！」「ヒューバート」「その、ちゃんとしまってください！いくら巷で噂だと言っても、そんなものを持ち歩ける神経が疑わしい！」「ごめん。そうだ、俺たちもこれにあやかってみるのはどうかな。兄弟だし」「ボクには兄弟が他にもいます」「俺にはかけがえのない弟だ」「……仕方ありませんね」

藤葛 @Hisen15

「ええ！？皆もうあげたの！？な、何、この私だけ遅れてる感は……」「シェリアもあげる？アスベルは大切な人だもんね」「で、でも」「ほら、ヒューバートもあげたよ。兄弟の絆だって。シェリアも、ラント三兄弟だもんね」「ソ、ソフィ……そうじゃないの……」「？　違うの？」「うう……」

藤葛 @Hisen15

「マルタ。これからも一緒にいられたら、いいね」「うん。…あ、そうだ！エミルにおまじないするね！」「おまじない？」「私、エミルのことが大好きだよ。一時はエミル自身のことを見てなかった私だけど、エミルはそんな私を嫌いにならないでくれたから」「マルタ……」「はい、私のパンツ」「え？？」

藤葛 @Hisen15

「っていうことがあったんだ～！」「す、素敵ね？マルタ」「シェリアも恋してるんだから！これをきっかけに告白しちゃえ！」「ええ？」「エミル、困りながらもちゃんと貰ってくれたよ！それに、大切にするね、だって！」「わ、私はそんな……」「アスベルははーっきり言わないと駄目！ね？」「ええ…」

藤葛 @Hisen15

「あ、アスベル！」「どうした、シェリア」「あ、の、その」「そうだ、シェリアに渡したいものがあったんだ」「え？」「はい。俺のパンツだ。シェリアはこういうの嫌がると思ったんだけど、ソフィが大切な人に渡せって怖いから。一応、念入りに洗った」「はあ」「ん？それは？くれるのか？」「ええ…」

藤葛 @Hisen15

アスベルは　称号　パンツの騎士　を　手に入れた！ パンツの騎士： 大切な人との、大切な絆を守りたい。そんなあなたに贈られる、一際異色なパンツの称号。

藤葛 @Hisen15

ミラは　称号　パンツの女王　を　手に入れた！ パンツの女王： そのボケで颯爽と他者のパンツを手に入れた女性に贈られる称号。他者に有無を言わせない手際は天晴！

藤葛 @Hisen15

「ユーリ、すまない。まさかエステリーゼ様自身の意思だとは」「まあな。俺も抵抗がなくなってたが、それが普通だよな」「返す気はないのか？」「あげたもん突っ返せるか？」「…はあ。エステリーゼ様には恥じらいを説」「フレン！差し上げたいものがー！」「エステリーゼ様？」「私の下着です！」「」

藤葛 @Hisen15

「……なるほど。説明ありがとう、アスベル」「いえ、俺は妙な称号まで……フレン隊長は渡す人がいるのですか？」「僕は……エステリーゼ様のご好意を無碍にするわけにもいかない。対等に下着を渡すべきなんだろうが……いいのだろうか」「好意もそうですが、隊長ご自身の気持ちも」「……そうだね」

藤葛 @Hisen15

「ユーリ。一応僕の下着も渡しておく」「はあ？どういう心変わりだよ」「そういう風習であるなら、渡しておく必要があるのかもしれない。それに、気になる情報を手に入れたんだ」「何だ？」「……おかしな話だ。僕の頭に留めておくよ」「そーかよ」「それじゃあ、僕はエステリーゼ様の所に行ってくる」

藤葛 @Hisen15

「ばっっかじゃないの！？パンツを渡す？何その習慣！倣う必要もないじゃない！」「……すみません……」「え。まさか」「リタは、私の最初のお友達で……嬉しかったんです。だから、その気持ちを分かってもらおうと思って、下着を」「ああもう！分かったわよ！よこしなさい！あげるから！」「リタ！」

藤葛 @Hisen15

『ほら、リタだって嫌いな人とは旅をしないでしょう？きっとユーリはたくさん貰っていますから、まずはユーリです』「なんであたしが……あーもう！いいわよ渡すわよ！ほら！」「ん？」「あたしの！下着よファイアーボール！」「おいおいおい！？」「はい。じゃあ渡したわよ」「燃えカスだぞこれ……」

藤葛 @Hisen15

「ん？何くわえてるんだ？」「ワン！」「これ……ああ、作って貰ったんだな」「ワン！」「分かった。貰っとく」「ワン！」 ユーリは称号　パンツの人気者　を手に入れた！ パンツの人気者： PT加入メンバーが多い貴方はシリーズでも屈指のパンツ収集家。好かれている貴方に相応しい称号。

藤葛 @Hisen15

「パンツ、どうしたらいいんだろう」「エミル、何だそれ？」「ル、ルーク！これは、マルタの下着で」「貰ったのか。すごいな」「そんなことは……」「俺なんかティアに下着をくれなんて……」「好いてくれてるなら大丈夫だよ」「でもなあ」「勇気は夢を叶える魔法だよ」「いや、夢じゃないんだけど…」

藤葛 @Hisen15

「どうしよう、ルークに見本を見せるって言ったけど……僕のPTって……」「どうしたエミル？悩み事か？」「ロイドさん！その、パンツを……」「ああ、エミルも大切な仲間だもんな。これ！俺のだけど」「え……」「こんなのが絆になるんだから、簡単だよな。お安い御用だよ！」「ありがとう……」

藤葛 @Hisen15

「ってこんな簡単に貰ったら手本にならないよ！ええと、他に……」「あ！エミル！」「コレットさん！？」「あのね、今大切な人にパンツを渡すんだって！私もね、たくさんパンツを用意したの！」「え、う、うん？」「はい。エミルにあげる」「え？」「エミルも大切な仲間！そうだよね？」「は、はい！」

藤葛 @Hisen15

「上手くいきすぎだよ……」「暗い顔をして歩くな」「リヒターさん！」「何だ」「その、勇気は夢を叶える魔法……それを教えてくれたのはリヒターさんで！」「そうだな」「だから！貰ってください！僕の、パンツなんですけど」「そんなことか」「え？」「豚から人間になった記念だ。俺のもやろう」

藤葛 @Hisen15

「こ、こんな感じかな？」「いや、なんか最初はあげる流れだったよな？リヒターもボケ担当なのか？」「うーん……案外、そうかも」「なんつーか、ロイドたちの本気を見た気がする」「うん。僕も。ロイドさん、順調だったから」「そうだな……先に下着を渡す作戦か……」「交換に持っていくって事だね」

藤葛 @Hisen15

「ティア！今、巷で下着を渡す習慣が」「話題みたいね」「それで、俺も」「渡す気なの？下着を貰うことが目的なら、お断りよ」「いや、ティアには見ていてもらったし。ティアがいなかったら、今の俺はいなかったと思うんだ！」「でも、下着なんて……！」「ミュウ柄のオーダーメイドで」「……貰うわ」

藤葛 @Hisen15

「……そうね。あなたはバカもするけれど、私は決して見限ったわけじゃない。努力してきたことは見ていたわ。大切な人にあげるというなら、あなたも入るのかしら」「ティア……」「そうね、渡しておくわ。……渡さないといけない感じだもの」「ありがとう！」「これが絆は……どうなのかしら……」